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マルチジョブオンライン(MJO) (休載)  作者: 一人貝
二章 転職クエスト
20/28

聖なる岬

最初に言っておきますが、今回はだいぶ地の文多めです。

 俺たちは美香の新人歓迎会の翌日、聖なる岬にやってきていた。言わずもがな弥生の転職アイテムのためだ。

 この聖なる岬は俺たちが今まで行ってきたどのフィールドよりも目標レベルが高く、その数字は63。しかも三人以上のパーティ推奨らしい。美香は少しレベルが足りないが、連日のクエストによって、俺と隼人は70レベルオーバー、弥生も69レベだ、ということなので大丈夫だろうと思いやってきたのだ。

 先ほどから見える大地は、なぜか黄色く、そして細い。岬、というのだから当然なのだが、それが異様に長くもはや何なのかもわからない状態なのだ。しかも、先ほども述べたように道幅が五メートルほどしかなく、思うように動くことが出来なさそうだ。きっとこれが目標レベルを上げている理由なのだろう。


「さて行くか」


 こんな入口のところでじっとしていてもしょうがないので、俺たちは歩を進める。すると50メートルぐらい進んだところで、早速モンスターがポップしてきた。名前のところを見ると、『フライングビートル亜種:レベル58』と書かれている。しかもこの中でただのフライングビートルを見たことがある者がいないので、実際どこが本家と違うのかがよくわからない。

 ちなみにフライングビートル亜種は、大きくなった蜂のような姿をしているのだが、なぜか色は白い。きっとこの辺りが本家と違うのだろうと俺は見当をつけた。


 フライングビートルはこちらを視認すると、ブブブ、という羽音を鳴らしながらこちらに迫ってくる。そこに隼人も合わせるように突っ込み槍を突く。が、フライングビートル亜種はひらりとかわすと、隼人の鎧の隙間に自身の30センチはあろうかという針を刺そうとするが、隼人もすばやく体制を入れ替え、鎧の部分で受ける。

 隼人のHPがわずかに減るが、隼人は気にせず反撃をする。槍を上から降りおろし、フライングビートル亜種の胴に当てる。フライングビートル亜種がその攻撃でひるんでいるうちにスキルを発動する。あれはストームスタブだろう。風をまとった槍がフライングビートル亜種に当たり、体力をそのままゼロにする。

 戦闘終了と同時に隼人はわずかに息を吐き、こちらに振り返る。


「どうやらこいつは回避能力が良いみてーだが、攻撃力と体力がそんなにないぜ。さすが俺の筋肉パラメーターだな、がはは!」


 いや、何だよ筋肉パラメーターって。


 その後も50メートルぐらい歩くたびに何かしらのモンスターが現れた。たぶん一定の距離を歩くたびにモンスターがポップするというものなのだろう。しかもモンスターは同時に二体以上現れることもあったので、なかなか目的のマスタープリーストには会えずにいた。


「どうするか・・・このままじゃマスタープリーストに会う時には日が暮れて、いや、もしかしたら日を跨ぐかもな・・・」


「う~ん、私たちがここに来てからに入ってからもう4時間ぐらいたってるけどなぜかマッピング出来てないところが減らないんだよね~」


「マッピング出来ていないところが減らない?」


「うん、なんでかへらないんだよね~」


 いくらなんでも4時間も歩いてマッピング出来てないところが減らないなんておかしくないか?それに確かギルマスは『マスタープリーストの試練に打ち勝ゆこと』がホーリーストーンの入手条件だって言っていたな。ということは、この謎自体が試練なのか?するとなにかヒントみたいなものが・・・


「なあ、ずっと気になってたんだがこの石はなんだ?」


 隼人の言葉に俺たちはその石を見るするとそこには9つの窪みがある石と、その隣に地図などに使う東西南北のマークが書かれた石が置かれている。

 この2つの石がヒントか?

 今俺たちがいるのは道が4つに分かれた場所のちょうど真ん中だ。ということは東西南北はこの道を表しているのか。

 じゃあ、隣の石は進む方角か?9で方角を表せるもの・・・


「そうか!わかったぞ!」


 俺のその言葉に皆がこちらを見る。


「この9つの窪みは時計の9時だ!俺の考えが正しければ北は0、東は3、南は6、そして西は9だ。だからこの石の書かれてる西の方に行けばいいんだ!」


「「「おお!」」」


 みんなが俺の方を見て感心したような声を上げる。


「そうと分かれば行くぞ!」


 俺たちは石の示す通りに道を進んでいく。すると、やはり次の分かれ道にも石があり、それに従って進んでいく。そして十回ほど道なりに進むと、小さな小屋のある小島のようなところにたどり着いた。


「よし、着いたぞ」


「あそこの小屋に初代マスタープリーストが・・・」


 皆それぞれが一様な思いを抱く。


「よしそれじゃ開けるぞ・・・あの~、お邪魔します」


「だれじゃ?」


 中にいたのは身長2メートルは越えようかという巨大な老人だった。

 実はこの話は次話の設定が決まってから投稿をしようと思ってたんですが、とりあえず投稿をしたいと思います。


 次話はちなみに2つルートを考えていて、1つは戦闘の試練を出されるルート。もう1つは知識の試練を出されるルート。

 少し補足しますと、1つ目は別のダンジョンに行ってモンスターを倒します(多分1、2話程度)。

 2つ目は謎解きかなぞなぞあたりのコピペを引っ張ってきて3問ぐらい出す予定です(こちらは多分1話で終わります)。


 どちらにするか決めあぐねている状態なので、明日は投稿出来ないかもしれません。

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