大陸でのいやな気配
予定より遅くなりました
俺たちが着いた名前もない真ん中にある大陸は想像以上に酷い景色だった。
泰輝「なんでこんなに…」
悠優翔「木も枯れてやがる、ヴュカラベカ王国やドゥスジャフェベア王国との差が激しすぎる。」
泰輝「こんなに違うと何か哀しいです」
悠優翔「そうだよな」
悠優翔「なんか焦げ臭くないか?」
泰輝「え?臭いませんけど、でも確かに危険な感じします。」
悠優翔「確かめてみないか?」
泰輝「俺もそう思っていたところです。行きましょう。」
悠優翔「そうだな 行くか。」
「ところで、お前行き先分かるか?」
泰輝 「なんとなく分かる気がします。」
悠優翔「そうか、なら走るぞ」
泰輝「はい!」
悠優翔「もっと先だな」
泰輝「そうですね、え?」“さっきまでいた場所が見えなくなってる?”
悠優翔「うん?あ、そういうことか、走ってて気づかなかったが普通ならここまで1日かかる距離だったようだな。」
泰輝「1日‼︎もかかる距離だったのですか」
悠優翔「ああ、っていうか、泰輝よく俺に追いついてきたよな」
泰輝「そうですね、俺、そんなに走るの得意ではなかったんですけど」
悠優翔「そうなのか?まだ走れるか?」
泰輝「大丈夫です。」
俺たちは走っても1日半かかる距離を30分で
いやな気配する場所に着いた
泰輝「……」
悠優翔“これはやばい”
村の者たち
家も焼け焦げたじゃない、あなたたちのせい
なに言ってるですか、私の夫を殺したのあなたたちじゃないですか
これでは俺たち過ごせないじゃないですか
だいたいお前がはじめたからだろう
村の者たちは次々に言い争っていた。
俺は村に入って行った
悠優翔「泰輝!」
村の者は2人を見て声をあげた
何者か
魔王の使者か
特に魔力を晒してる者、俺たちを襲いに来たのか?
俺はびっくりした。
泰輝「お…俺は襲いません…ここに来たのは嫌な気配が感じたからです。」
悠優翔「俺も同じくだ。そして俺たちは異世界人だ」
悠優翔 “うん?泰輝、いつのまにこの世界の言葉を聞きとった?”
泰輝 “異世界人?”
村の者「異世界人か、そうか、疑って悪かったな」
泰輝「…すみません、なぜこの様な状態になったのですか。」
村の者「うん?聞いてどうするのか?」
泰輝「この村…いやこの大陸の者たちのために力になれるようなことはないかなと思っていて…」
“何言ってるんだ、俺 何か、恥ずかしい”
悠優翔 “凄いな泰輝は”
村の者「俺たちの力になってくれるか?本当なのか?」
彼は俺の目を見ていた
村の者「確信した、お前が本気なのがわかった、俺は妖狐のマコヤ(眞狐夜)だ、お主らの名前は?」
泰輝「俺は神加和泰輝です。」
悠優翔「俺は悠優翔です。」
マコヤ「泰輝殿と悠優翔殿か、よろしくな」
泰&悠「はい、よろしくお願いします。」
次話、泰輝は何かを起こす⁉︎