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闇夜に蠢く挑戦状  作者: 大和ラカ
第五章 請暇に蠢く陰謀
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楽しい時間

大変遅くなりました。

申し訳ありません。

「二人とももう来てたんだな」


「あぁ護。俺はいつも通りなんだがな」


「隼が相変わらずなのはわかるんだが明日香も早いじゃないか。まだ予定より15分も早いのに」


 時計を見ると18時45分を指していた。

 そう思うと護だって早い。

 今日は誰も遅れることなく全員が早めに来るという日みたいだ。


「そういうことだってあるよ。早くお店に行こうよ」


 そう言って明日香は歩き始めたが、どこか上機嫌に見えた。

 それに対し何か思ったのか護が何かを言いたそうに俺のことを見てきた。


「どうかしたか?」


「いや、なんか明日香が妙に機嫌がいいから何かあったのかなって」


 思い当たる節がない。

 俺と会ったばかりではいつもと何ら変わらないと思ったけどなぜだろう。


「さぁな。さっきまで普通に話してただけだったんだがな」


「あー……なるほどね。それじゃあ俺たちも行こうか」


「おい待て、なんか思い当たる節があるんだろ」


「別にないよ。ほら、おいていくよ」


 そう言って護は明日香を追いかけていった。

 いつものことだが何故かはぐらかされることが多い。

 小さくため息をこぼし、俺も2人のことを追いかけていく。



 その後、二人に追いついたのち3人でよく行く居酒屋へやってきた。

 今回も久しぶりの飲み会ということもあり、最初の方は最近のことを話していた。

 明日香は生徒のことで悩んでいるようだったがそれでもやりがいを感じているみたいだ。

 青が丘学園での事件以来不安定になってないか心配があったが思ったより引きずっていないようで少し安心した。


 護の方もこれといった問題もなくいたって普通に業務をこなしているようだ。

 ただ代り映えといったことがないためか、少し物足りなさも覚えてきているらしい。

 俺はあまり心配をかけないように少し内容をやんわりとさせて話した。


「隼はすぐ無理するからそれ以上に頑張ってるんだなって思っておくよ」


「いや、そこまでじゃ……」


「そうだよ隼くんあの事件の時も真剣だったし命がけな感じだったじゃない」


「そういうことだ。君自体色々背負いすぎなんだからそれ以上に思っておかないといけないんだよ」


 ……ほんとこいつらはよくわかってるな。

 心配かけないように伝えてるはずが平然と見透かされているようだ。


「……2人には敵わないな」


 そう言って顔を上げると2人は柔らかい笑みを浮かべていた。

1ヶ月間休ませていただきました。

申し訳ありません。

理由としまして、異常なほどのモチベーション低下と全く書けない状況になったという点です。

甘えととらえられても仕方ないですが、私自身書けないことに苦しんでいました。

気持ちの方も少し戻ったのでまたゆっくりと書き進めていくのでどうぞよろしくお願いします。

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