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闇夜に蠢く挑戦状  作者: 大和ラカ
第五章 請暇に蠢く陰謀
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待ち合わせ

最近週一投稿になってしまい申し訳ありません。

しばらくこのような状況が続くかもしれません。

そして感想1件ありがとうございました!

 その後、今日やるべき仕事を終わらせ、さらに追加で薬物に関わっていそうな犯罪組織を調べていた。

 ひとまず気になった組織として金色の黄昏が上がったが、以前黄野町で捕まえたため壊滅している。

 だが、全員を捕らえたわけではないため残党が再構築しようと企んでいる可能性も捨てきれない。


 他にもいくつもの組織の情報を確認してみたが、薬物に関与していそうな連中は見つけることができなかった。

 薬物銃器対策課から貰った資料も目を通したが、組織側もあまりぼろを出しているほど間抜けでないことが伺える。

 明日以降でここに書かれている組織の調査にあたるのが賢明だろう。


「さて、そろそろ時間か。冬月、今日は先に帰らせてもらうぞ」


「はい、わかりました。また誰かにアドバイスもらうんですか?」


 ……鋭いな。

 それなりの付き合いがあるとここまで感づかれるのか。


「あぁ、その通りだ。事件も大事だがこっちも大事だからな」


「わかってますよ。今回の調査は私に来たものですし大丈夫ですよ」


「……いや、それとこれとは別だろ。じゃあすまないが頼んだぞ」


 そう言って俺はこの場を後にし、約束していた青が丘駅へと向かった。

 到着すると時刻は18時を過ぎており、日もかなり落ちていた。

 30分ほど経った頃、明日香がこちらに向かってくるのを確認した。


「隼くんおまたせ。光くんはまだ来てないのね」


「あぁ、ここからは少し遠いし時間もかかるのだろ」


「この前会ったのは1ヶ月前だったね。やっぱりあんまり会うことはできないね」


「そりゃ公務員は忙しいからな。教師だって毎回の授業内容考えないといけないしあんまり時間捕れないだろ」


「普段はそうだね。でも隼くんはもっと大変でしょ。刑事なんて命がけなところもあるでしょ?」


「まぁ他の職業に比べたら危険かもな」


 実際、一度……いや何度も死ぬ可能性があったため、あまり否定することができない。

 だからこそ無責任なことを簡単に言うことはできない。


「それはそうとして今日は明日香も来てくれて助かったよ」


「え、それてどういう……」


 俺の言葉に明日香は体をくねらせた。 

 一体なぜなのか皆目見当がつかない。

 とりあえずその動作には触れずに話を進めることにした。


「えっと、実はちょっと相談があってな。二人に聞いてもらいたかったんだよ」


「あっ、そ、そうだったんだね。でも珍しいね、隼くんが私たちに相談だなんて」


「そうか? 高校の時もたまにしてただろ」


「私たちに比べたら全然だよ。だから珍しいなって」


 あまり身に覚えがないし、記憶にもない。

 そんなことを話していると向こうの方から光の姿が見えてきた。

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