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第二十四話

「よよいよい、よよいよい! んぁー疲れるなぁもうもう。 全くわけが分からないし、いきなり死ねーとか言われるし、困ったもんだよ、ヴァルキュっちは。 で、もう残ってるのワタシだけとかぁ?」


 ラックランスは一人、本国へと戻るべく、高速で空を飛んでいた。 彼女はダリラで自害していった仲間たちを見たあと、本国へと戻るべきと独断で判断をし、飛んでいたのだ。 その光景は凄惨であったものの、彼女は彼女らしく「そういう流れになったのか」としか思わなかった。


 彼女こそ、カノが考えていた『ただ一人の生存者』である。 唯一生き残るだろうと考えられた一人だ。 その性格故、彼女は神人族でありながら、忠誠を全く誓っていない。 彼女が動く理由は常に楽しいから、面白いからのひと言で済ませられるものである。 そして今、彼女は楽しくて面白くて堪らなかった。 帰った頃にはヴァルヴァードの言いなりペットになっていたであろうカノが、全てを覆し、神人族に勝利したのだから、これほど楽しく面白いことはきっとない。


「いやっほう! これでワタシは自由の身だ! 囚われのラックランスちゃんじゃあない!! あれ、でも待てよ待てよ……ヒューマンが勝つってことは、種族の指輪は奪われるわけじゃんか? その場合って確か……命令は絶対だっけ? 忠誠とか関係なしにだっけ? えっなにそれ怖い!? それは断じて許されないっ! ワタシの自由を奪う者は、ヴァルちゃん以外は敵でしかないッ!!」


 そこでふと、ラックランスは思う。 神人族に対する命令、中でも強く忠誠を誓っていたヴァルヴァードの安否だ。 ラックランスにとって、ヴァルヴァードの無事が何より大事であり、そのためであれば命を捨てる覚悟もある。 ラックランスの唯一無二の親友であり、仲間であり、妹のような可愛い存在であるヴァルヴァードが屈辱を受けるのであれば、鬼にでもなろうという覚悟だ。




 ラックランスがそんな覚悟を決め、本国へ帰投している頃、ラピュエルではカノ、リーン、ヴァルヴァードの三名がことの終わりを迎えたところであった。


「……さて、煮るなり焼くなり好きにしてくれ。 私の道はここで途絶えた」


 言い、最早戦意が喪失したヴァルヴァードはその場に片膝を立てて座り込む。 仕える者がいなくなれば、残されるのは虚無感だけだ。 ヴァルヴァードの熱く強く健気な想いは行所をなくし、その結果は無気力であった。 既にヴァルヴァードにとって、ほぼ全ての神人族が滅びた現状は、敗北でしかない。


「……すぅ」


 そして、そんな中眠りこけているのはリーンである。 余程の疲れからか、意識を失ったかのように寝ている。


 リーンを一度見てから、カノは笑い、そしてヴァルヴァードに視線を向ける。


「正直、俺の予想を覆したのは君が初めてだよ、ヴァルヴァード」


「それは喜んで良いのか、カノ。 まぁだが……お前が言うのなら、私は光栄に想うべきなのかもしれない。 神人を超えしヒューマン、英雄か。 見誤ったのは私たち神人で、侮ったのも私たちだ。 非礼を詫びよう」


 ヴァルヴァードはせめてもの詫びとして、その場でカノに跪く。 そして敵であるカノの実力を認めた。 そこにはもう、見下すような態度は欠片もない。 それは、ヴァルヴァードが同種の者と接するときのそれであった。 少なくともこのとき、同じ立ち位置どころか、ヴァルヴァードは明確にカノを自らよりも強い者として認識したのだ。


「本当に騎士みたいな子だね、エロ下着なのに。 いや、けどそういう下着で格好がエロいから騎士なのか……? 奥が深いなぁ」


「……」


 ヴァルヴァードはカノの軽口に対し、何も言わない。 煮るなり焼くなり、というのはどうやら本音のようだ。 その仕草、言動、全てに嘘偽りはない。 敗北したのなら、相手の功績を褒めるのは当然のことだ。 そして敗北し、それに従うのであれば、どのようなことでもするしかない。


「頭を上げなよ、ヴァルヴァード。 俺は別に君を使おうだなんて思わないしね。 それに目的も達成した、だから意味なんてものはない。 俺たちが戦争で勝つ必要もない」


 カノは言い、ヴァルヴァードと目線を同じにする。 そして、彼女の手を取り、その手の平に種族の指輪を置いた。 神人族として在るための指輪を。


「一体、何のつもりだ。 ここでもし、私が貴様を斬れば……貴様は」


「そんなことはしないでしょ。 プライド、そして誇り高く気高いヴァルヴァードくんが、まさかそんなことをするわけがない。 だろ?」


 ヴァルヴァードは、そのカノの言葉に感銘を受けた。 そして、自分たちが敗北した理由を思い知った。 敵すらもあっさりと信頼した、その言動に。


 この男は、どれほど無謀なことでもやってのけてしまうのではと、思った。 この男の真に恐ろしいところは、頭脳に長けていることでも、策を幾層も練るところでもない。 この男、カノの本質は……人の本質、その者の心を見抜く観察眼だ。


 これは、もしかしたらその観察眼でただ騙されているだけなのかもしれない。 利用されるだけなのかもしれない、使われるだけなのかもしれない、酷い仕打ちを受けることになるかもしれない。 けれど、残念ながら言われてしまったものは仕方ない。


「自身の命を私に預けたのか、カノ」


「ヴァルヴァードがそう捉えるのなら、そうなんじゃないかな。 ただ俺は、意思を持つ人が好きなんだ。 中でも強い意思を持つ君は大好きだ。 君のその意思の強さに、俺は惚れた」


「……ふは、ふはは! そうか……そうか。 分かった、面白い。 どのみち行く宛もなし、生きる意味も失っていたところだ。 この戦乙女ヴァルヴァード、貴殿に忠を誓い、尽くし、従属することをここに決めた。 無論、許可されればではあるが」


「お。 それならとても助かるよ、その選択はきっと、彼女も喜ぶ。 ただ一応言っておくけど、足は舐めないからね」


 カノが空を見上げていう。 ヴァルヴァードにはそれが誰か分かるのは約一時間後ではあるものの、ひとまず承諾されたことは理解した。


「うむ……まぁ、では、あれだな。 つまり、カノ……が、()()()で、私はその()()というわけだな」


「……とも違うと思うけど。 いや、どうしたの、急に」


 いきなり様子が変わったヴァルヴァードを不思議に思い、カノは一歩距離を取る。 なんだか、とても嫌な予感がしたカノである。 単語の一つ一つに不気味な重さを感じた。


「で、だ。 道具ということは、なんだ。 私は主の奴隷でありペットである、ということになる……と思う、多分。 だから、ほら、あれだ。 先ほどの、その……続きを」


 ヴァルヴァードはこのとき、自身の中でくすぶっていた一つの疑問の答えに辿り着く。 一番最初、カノに殴られたときから感じていた違和感だ。 体の内側から燃え上がるように熱くなり、同時に言いようのない屈辱を感じたアレである。 つい先程までそう思っていた、あれは怒りから来るものだと。


 が、それは違うということに気付いた。 殴られたときに感じた熱さは、火照りだ。 そしてあの屈辱は、背徳感だ。 本来であれば上位の自分が、下位の者に嬲られるという背徳感……それはつまり、潜在的な一つのことをヴァルヴァードに気付かせた。


「ええい面倒だ! ハッキリ言うぞ! 私を調教してくれッ!! 頭を踏みつけ、足を舐めさせてくれッ!!」


「やだよ……マジかよ」


 さすがのカノでも、どうやらそこまで見抜くことは出来なかったらしい。 以後、ヴァルヴァードはカノに対してのみ、本来の対極である素質……変態性を見せることになったのだった。




「ふうん? あじゃあアレだ、要するにヴァルちゃんがカノくんの性欲発散奴隷で、カノくんはご主人様で……リーンちゃんはなんだろ、家政婦……ということだね!!」


「全然違う。 妙な勘違いをするの、やめてくれないかな。 ラックランス」


 それから、ラックランスが戻ってきたところでカノは話を再開することにした。 ちなみに、ヴァルヴァードがあまりにも「踏んで欲しい」と言うので考えた挙句、コインを投げて表が出たらヴァルヴァードが踏まれる、裏が出たらカノが踏まれる、というゲームを提案し、両者共に数回踏まれ、丁度ヴァルヴァードが踏まれているところにラックランスがやって来て、今の誤解が生まれたというわけだ。


「そうだ。 ラックランス、私は誇り高き戦乙女であり、そもそも私と主の関係はそのような汚れたものではない」


「……表には出さないんだ、あれ」


 どうやら、外向けとカノ向けの顔は百八十度違うらしい。 しかし、カノからしてみればそれ程信頼されている、ということにもなる。 何故だか、その信頼の重さが半端ではないとも感じられるが。


「主ねぇ……うりうり、強がっちゃってるけど可愛いなぁおい! まぁ良いよ、ワタシはいつだってヴァルちゃんの味方だからね! 味方の味方は味方であり敵ではなし! でもさ、カノくん。 ワタシは自由に遊びたいんだ」


 人差し指を向け、ラックランスはカノに言う。 とても敗戦側の言い分とは思えないが、それがラックランスであり、それが彼女であった。


「うん、良いよ。 神人族でも指折りのヴァルヴァードが付いてくれるって言うしね、その辺は全く問題ない」


 カノの言葉に、ヴァルヴァードは嬉しそうに体を密着させる。 横目でそれを見てすぐさま距離を取ったカノであるが、ヴァルヴァードはすぐさま体を寄せてきた。 諦め、カノは続ける。


「ただ、協力関係は築こう。 世界を見て回るんだよね? 何か有益な情報があったら、俺に知らせて欲しい」


「お安い御用! けどさぁ、有益な情報ってそもそもどんなん? てか、カノくんの目標ってなんなワケ?」


 ラックランスは敬礼したあと、人差し指を唇へと当てる。 そんなあざとい仕草をしつつ、カノに問う。 その言葉にカノはあっけらかんとこう答えた。


「言ってなかったっけ? 世界征服」


「世界征服!? うひぃってことはアレだ、全部の種族を倒すってワケだ。 そりゃまた壮大かつ無謀な夢だね」


「ふは、世界征服、か。 主、我が剣がある限り、その頂きには必ず連れて行く」


 頼もしいひと言だなと思い、カノはヴァルヴァードからラックランスに視線を向ける。 そして、言い放つ。


「無謀かどうかは見てれば分かる。 もしもお前も仲間になりたくなったら、いつでも来い。 神人族が二人居れば負けはないね」


「ヴァルちゃんの依頼があればいつでも。 ただまぁ……マーメイド族には気をつけた方が良いかもね、その場合。 あいつらは、人の思考を読み取ってくるよ」


「……ああ、うん。 あはは、それはそれは、面白い。 いつかは戦ってみたいものだよ」


 今はまだ、勝てる相手ではない。 単純に持ち込めた神人族と違い、そのマーメイド族は思考を呼んでくるのだから、カノとしては相性が最悪だ。 そして、マーメイド族は深海に住む種族であり、水中では他種族は多大なデメリットを負う。 それらを加味し、可能性が十割にならない限り、カノが挑むことはない。


「それじゃ、ワタシはそろそろ旅立つかなぁ! いやぁいよいよ世界一周旅行! 色々見て回ろーっと」


 ラックランスは腕を伸ばし、そう言った。 それを見て声を掛けたのはヴァルヴァードだ。


「……ラックランス、一つ良いか。 最後に、教えて欲しい」


 ヴァルヴァードはカノへ視線を一度向けたあと、ラックランスへ視線を向ける。 そして、その質問をした。


「私がした裏切りとも呼べる行為は、果たして我らが神は許してくれるだろうか? 神人族として、私のしたことは」


「相変わらず馬鹿だねぇ、ヴァルちゃん。 良いかい、これはきっと、そこのカノくんに聞いても同じ答えが返ってくると思うけどね」


 ラックランスはヴァルヴァードの頭に手を置き、言う。 そしてそれは、今ほど言った通り、カノと同じ言葉であった。


「神が偉いなんて誰が決めた? 許してくれないのなら、許される必要もないんだよ。 ヴァルちゃんはヴァルちゃんがそれが正しいと思い、やったんだろ? ならそれで良いじゃん、それに……ここからはワタシの言葉」


 ラックランスは頭を撫で、続ける。 その光景は、まるで姉と妹のようだ。


「ワタシはいつだってヴァルちゃんの味方だ。 だからカノくん、もしもキミがヴァルちゃんを悲しませ、泣かせるようなことをしたら。 そのときは覚悟を決めてもらう」


「馬鹿言うなよ、ラックランス。 俺はこう見えて、仲間を何より大切にするんだぜ。 もしもリラが屈辱を受けたなら、俺はそれを種族ごと滅ぼしてやる。 もしもヴァルヴァードが辱めを受けたのなら、俺は命に変えてでもそいつを殺してやろう。 俺が言うと中身がないように聞こえるかもだけどね。 あはは」


 カノはやはり、笑っていう。 その言葉通り、中身がないものに見えた。 だが、それを聞いていた二人は違う。


「キミになら任せられるよ。 キミが言う世界征服、楽しみにしてるから。 いつかまた、ヴァルちゃんも」


「ああ、また会おう、我が盟友よ。 共に振るった剣の数々、私はいつまでも覚えているぞ」


 そうして、ラックランスは飛び立って行く。 あっという間に消えたそれを見て、ヴァルヴァードは小さく笑った。 今までにない、優しい優しい笑い方だ。 カノはそれを見て、振り返る。 未だにリーンが寝ているというおかげで、どうやら今日はダリラに帰ることは叶わないようだ。


「主」


「ん? どうかした?」


 カノはどこかで体を休めようと思っており、しかしその背中にヴァルヴァードが声をかける。 カノは再度ヴァルヴァードへと視線を向けた。


「……考えたのだが、明日、一度私をダリラへ連れて行ってくれないか。 私は彼らに酷い仕打ちをした、殺しもした、歓迎されないことは分かっている。 だが、それでも今一度言葉を交わしたい。 ヒューマンという種族と、主が従える人々をこの眼で見たい」


「うん、良いよ。 多分、見ればヴァルヴァードになら分かると思う。 俺たちヒューマンが、どれほど面白い種族か」


 カノの返答に、ヴァルヴァードは怪訝な顔付きをしたものの、その言葉を受け入れる。 ヴァルヴァードにとって、最早カノの言葉は「憎むべき仇」ではなく「忠誠を誓う主」の言葉であった。 盲信とまではいかないものの、その言葉は大抵のものならすんなりと彼女の心へ染み込んでいく。


「では明朝、夜が明け次第、私が主とリーンを運ぼう。 それで、主よ。 今から少し時間はあるか?」


「俺は構わないよ。 てか、その「主」って呼び方やめない? カノで良い」


「……いいや、駄目だ。 主はそれで良いのかもしれないが、私が良くない。 横に立ち、剣を振るい、共に戦えるほどの者に私がなったときこそ、呼ばせて貰おう。 それまでは悪いが、この呼び方で勘弁してくれ」


 主と呼ぶにしては、随分と敬意を知らない喋り方だなぁと、カノは思う。 だが、それもそれで良いかとの考えに行き着き、カノは話題を元の路線へと戻すことにする。


「分かった。 で、時間があるかってのは?」


「見て欲しいものがある」


 ヴァルヴァードはそう言うと、白く綺麗な翼を広げる。 月明かりに照らされたそれは、辺りの暗さと相まり、幻想とも神秘とも呼べる光景のようだ。 そして、そんなヴァルヴァードはカノを背中へと乗せると、遥か上空へと飛び立った。


 やがてカノが運ばれた場所は、ラピュエルの樹、その頂上だ。 この世界でも指折りの絶景、世界の全てが見渡せるかのようなそこは、ヴァルヴァードが最も好む場所である。


「……すごいね、ここは。 リラが起きたら彼女にも見せてあげよう、約束をしたし」


「ああ、無論だ。 ここは私のお気に入りの場所だからな。 そして主よ、私は誓おう」


 ヴァルヴァードは太い樹の枝に立ち、光剣を取り出す。 そして天へと向け、世界へ向けて声を放つ。


「我が主からの信頼がある限り、この身この心は忠義を果たす。 我が力たるこの剣は、主と私のために振るう。 主が望むときに命を賭け、主が望むときに憤激し、主が望むときに栄光を約束しよう。 ラピュエルの下に、ヴァルヴァードの名の下に、この日この瞬間、私の全ては主のものとなることを誓う。 今一度受け取ってくれ、我ら神人族の種族の指輪だ」


 その姿は、美しかった。 そして、揺るぎなき固い意思を感じる。 神人族、その中でも飛び抜けた戦闘能力を持つヴァルヴァードはこうして、カノの下へと下った。


 そしてその日、神人族の本国、ラピュエルから神人族の名前が消える。 世界の全てにそれは伝えられ、同時にそれは長きに渡る均衡状態が崩れ去ったことを意味していた。 神人族の消滅、それは世界をどう動かすのか――――――――今はまだ誰も知らない。


「ヴァルヴァード、君から見てさ、次に狙うべき種族はどこだと思う?」


「次、か。 一筋縄ではいかない種族が多いが、可能性があるとすれば……ビースト族だと私は思う。 あいつらは主に戦闘を好む、頭数さえ揃えてしまえば、策を練って戦うこともできるだろう。 無論、私が居れば百ほどは相手をできるが」


「オーケー、なら決まりだ。 次はビースト族をもらうとしよう」


 あっさりと、カノは言う。 ヴァルヴァードもその決断の速さに、少しだけ不安を覚えてしまう。 それはカノのことを疑ってのものではなく、自身の言葉が誤解を与えていないか、というものだ。


「待て。 頭数が必要だと言ったはずだ、今のヒューマンには、それを出来るだけの力は」


「あるね、大体の道筋はもう決まった。 後はこの予定を調和させるだけだよ。 ヴァルヴァード、今度の戦いはきっと君を退屈させないものとなる。 今から楽しみにしておいてよ」


「ふは、心得た。 主がそう言うのであれば、この身、思う存分振るわせてもらうとしよう」


 こうして、一つの種族と一つの種族の戦争は幕を閉じる。


 かつて、三十にして世界の天秤の片側へ居続けた神人族。 種族の中でも突出した戦闘能力と知性、そしてもっとも神に近いであろう唯一の種族。


 かたや、その天秤を見守ることすら許されなかったヒューマン族。 種族の中でも劣り、力も魔法も得られなかった恵まれない種族。


 その最弱種族のヒューマンが、たった今、天秤を傾けさせる。 神人族という強力な仲間を得て。 一人の英雄によって、世界の地図は塗り替えられる。


 カノの異世界征服は、続いて行く。

以上で第一章、神人族編終わりです。


二章書き上がり次第、投稿致します。


簡単な一章登場キャラのステータスプロフィールも後ほど投稿致します。

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