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ナンヤ寮の日常!?  作者: 蒼月
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8・ナンヤ寮の常識人

「私、麻満まみつ。ミツって呼ばれてるの。貴方にも特別ミツと呼ぶことを許可するわ。喜びなさい」


随分と上から目線の少女、ミツ。

そんな性格に合わず、可愛い顔立ちをした美少女だ。


「ていうか、貴方。スッゴく良い顔立ちね!持って帰りたいわ」


やめてください。ん?いや待て、ここが僕の新しい家だから既にお持ち帰り済み?

軽く、困惑した僕を見てシュウが笑いを堪えていた。後で絞めようかな。


「っておい、ハルやめて!」


静かにシュウの背後に回り、フードを引っ張ってみた。


「やるなら、ぼくを!」

「俺がやってやる」


あちらの双子は相変わらず。


「ふふ、みんな仲良いわね」

「これの何処が!?」


エリサさん、流石です。この修羅場を見て、仲が良い発言なんて……


「ちょっと、騒がしいわ。愚民ども。黙りなさい!」


ミツよ。そのキャラは一体……


「ああ、あいつのキャラは元からだからな。どうしようもねぇんだ」


いつのまにか、隣にいた青年がしみじみと言った。


「……誰?ですか」


さっとシュウの後ろに隠れる。

べっ別に背が高くて怖かったわけじゃないんだからね!

はい、ごめんなさい。ふざけました。


「ああ、すまん。オレは一道。イチって呼ばれてる。よろしくな」


オレが多分、唯一の常識人だ

イチさんが何処か達観したように笑った。


「ご愁傷様です」


僕はイチさんに頭を下げた。


「これからは、お前も一緒だぞ」


やっと、オレ以外に常識人らしき人が来たとほっと息を吐くイチさんに今度は本気で同情した僕だった。

イチさん、ご同情致します。

少し間が空きました。すみません。

ハルは身長162cm体重50kg無いと思います。

華奢な身体と女よりの端整的な顔立ちなので、確かに持ち帰りたい感じですね。

長々と失礼しました。次回もお楽しみ下さい。

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