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1-6 メイド

--シェイスター寮に到着した。

学園一番の寮である

言われるがままに来てしまった。


「ただいまー」

「お、おじゃまします」


 すると全速力でメイドの格好をした

女性がやってきた

「お、おとおとおとおとこ!?

どういうことですか!」


「レイくん

サーマント祭一緒にでる

ご飯食べようと思ってつれてきた」


「こ、この方が!?

失礼致しました。レイ様

私エナリオン様のメイドを

務めさせて頂いております。

マチルダと申します。」


エナ姫が話してくれていたのだろうか

僕のことは知っているようだった。

「レイ=セプテンヴァーです。」

 挨拶を終えると

早速二人は今日の晩御飯について

話し合っていた。かたじけない……


「では、私めが精根こめてお作り致しますので

お二人はごゆるりとお休みください。」


「うん、今日はお願いしていいかな」


「もちろんですとも!」


 その間僕たちは本番までの準備について話し合った。

 彼女に関しては

学内トップクラスの実力なので

今のままで十分だが、

僕が足を引っ張るわけにはいかない。


 当面、といってもあと数日しかないが

エナちゃんのスキルを使っての僕の強化

そのために新しいスキルをハントしていく。


 明日のうさぎ狩りのこと、

どうやって勝ちにいくかなど

あれこれ話し合った。


 余裕な感じを出していたが、

サーマント祭まで後2日しか猶予がないのだ。

計画では明日リンクを獲得し、

その翌日実戦練習そして本番だ。


 僕の能力からすれば本番が一番修行になるのだが、

ある程度は強くないとハントすらできない可能性もあるし、

高レベルでハントできる可能性を少しでもあげることが

勝利に繋がる。

それ故の計画だ。


 そうこうしているとご飯ができたらしい。



 マチルダさんの料理もおいしかった。

「ごちそうさまです」


--

 次の日授業が終わり、放課後

お馴染み三馬鹿くんがやってきた。


 今まではアビリティなど興味もなかったが、

せっかくなので分析してみる。



『鼓舞』レベル10……

 他は大したアビリティを持っていなかったが、

そうだそうだ以外の声を聞いた覚えのない

手下が意外と良さげなものをもっていた。


 さっそくばれないように分析させてもらう

ここで使うとばれてしまうので後でこっそり使おう。


 ハント自体直前にみたものでなくても

できるので問題ないだろう。


 いつものようにやられてあげた。

大人しくやられた方が、はやいのだ。


 今日はいつもよりスキルを

しっかりみるようにした。


 なるほどたしかに

そうだそうだくんが

応援するたびに、威力があがっているようだ



「今日はこれくらいで許しといやるよ!」

「もう調子にのんじゃねぇぞ!」

「そうだそうだ!」


 ちょっとは役に立ったかもねありがとう


--

 さっそく

集合場所にむかった

昼休みの場所だ。


 彼女はまだ来ていなかったが、都合がいい。


 三馬鹿から頂いた

『鼓舞』レベル10を早速使ってみる

レベル5で取得できたようだ。


 しかし、よく考えたら人のアビリティを

コピーできるので、強力なアビリティをコピーして

自分で戦った方が強いことに気付いた。

やっぱりいらないな……


 そうこうしてるうちに

エナ姫がきた。


「ごめん……実習が長引いちゃって…」


「大丈夫!はじめよっか」


 昨日彼女に僕が使えるアビリティを一通り伝えた。


 この能力は相手が強くないと、

戦い続けないと成長することはない。


 なのにサボっていたから、

大した能力はあまりない。


 本番までに多少形にして、

当日もハントしまくって、

優勝するというのが僕たちの作戦だ。


 さっそくギルドに向かう。

ギルドは学園の外にあるが歩いて

すぐにいける距離だ。



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