↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/36

6 守る会だって。皆が守ってくれるのかな?

「くぁぁ…」


>ん?

>今のミユのあくびか?

>…カワユス


「えへへ…今日いつもよりも歩いてたから疲れちゃった」


>おぅ!!休め!!

>こっからはミユのお昼寝タイムだな〜

>あねさんっ!!どうかカメラはそのまま!!


「…ミユの寝顔を晒せと?」

「ねぇね〜顔怖い」

「ごめんごめん」


>…あねさん怖ぇ

>え?お前知らんの?

>あねさんはミユを守る会会員ナンバー01なんだぜ?

>何その会!!いつ作られたん!?

>先月。ネットサーフィンしてたら見っけてビクッたわw

>今入れば200台は狙えるんじゃね?


「ねぇね〜ミユを守る会って何?」

「ミユには関係ないことよ〜おほほほほ」


…ねぇねの笑い方がおかしい。


「っくしゅん。…風邪ひいちゃったかな」


>あねさん!!

>ミユに医者を!!

>いや!!俺が手配する!!


「はいはい。黙らっしゃい。そろそろ終わりにする?」

「ん〜お話してるの楽しいからもうちょっと」

「体調悪くなったら言うのよ?」

「はぁい」


>あねさん…ママさんみたいだな


「誰がママだ!!そんなこと言うやつは会員にならせないぞ!!」

「ねぇね〜!!怒っちゃダメ〜!!」


その時、ねぇねの指がカメラのボタンを押してしまった。


「「あ…」」


…えっと…生放送…終了?…かな?


「まぁいいか!!優。お風呂はいってきなさい」

「はぁい…ねぇねも一緒に入る?」

「私はいいわ」


なんだ…1人でお風呂…寂しいな。アヒルのがー君と一緒に入ろ。


「ママ。ボクお風呂入ってくるね」

「もう沸かしてあるわよ。ちゃんと拭いてから上がるのよ?」

「はぁい」


僕は着替えとタオルを持つとお風呂場に向かった。




「えへへ〜がー君お風呂気持ちいいね〜」


僕はがー君を湯に浮かべた。


「…にぃにのところにもがー君いるのかな?にぃに1人で寂しくないのかな」


…今度お使いに行く時ボクのがー君あげようかな。ママがちっちゃいアヒルさん買ってくれたし。そっちはね〜あー君って言うの。あー君はがー君の弟なんだよ〜。


「あー君もお風呂入りたいよね〜」


僕は湯船から上がってあー君に手を伸ばした。


「んんん…もうちょっと…」


その時、自分の体を支えている方の手が湯で滑ってしまった。


「あ!!」


ゴンッ。


い…痛いよぉ。


僕は頭から床に倒れてしまった。


「優!?」

「ねぇね…痛いよぉ」

「あ〜あ。無茶するから…これ?取ってあげるから頭見せて」


ねぇねは僕にあー君を握らせるとタオルで体を軽く拭き、ママのところに連れていった。


「寧子ちゃん。優は?」

「滑って転んだのか頭打ったみたい」

「大丈夫?ちょっとママに見せてね」


ママは自分の膝に僕を乗せると頭を優しく触り出した。


「たんこぶが出来ちゃったわね…でも出血はないみたい。良かった…」

「ママぁ…頭痛いよぉ」

「よしよし。これからは気をつけるのよ?」

「うん…」


僕はママにぎゅっと抱きついた。


痛いのはやだもん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。