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第1章

 ・・・早いもので、


 最後の現場の除染作業を辞めてから、


 もう10年になるのか。


 いま、


 この「第1章」をしたためている時点で、


 2026年4月25日、


 午後3時32分。


 ・・・55歳の春だよ。


 あと、5年もしないうちに、


 ぼくも「還暦」「赤いちゃんちゃんこ」かえ♪


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 まずは、


 2011年3月11日に発生した、


 東北地方太平洋沖地震・・・


 その後、さらに被害が拡大した、


 いわゆる『東日本大震災』で犠牲になられた皆様全員に、


 この場をお借りして、


 あらためて、心からの哀悼あいとうの意を表したいと思う。


 どうか、安らかに・・・。


 m(_ _)m


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 福島県沿岸部にいまもある、


 原子力発電所が、


 地震による大津波の影響をモロに受け・・・


 海水の侵入による電源消失。


 冷却装置が使えなくなり、


 最終的に、


 「原子炉本体のメルトダウン」「原子炉建屋の水素爆発」という最悪の結果を招いた。


 各種、


 危険な放射性物質が飛び散り、


 空中にバラまかれて空を舞い・・・


 福島県を含む、


 東北地方は言うに及ばず、


 関東地方にまで広がり・・・


 広範囲な地域の【土壌汚染】【建物汚染】を引き起こした。


 ・・・そこで必要となったのが、


 今回、エッセイで取り上げている、


 【除染作業】。


 このエッセイは、


 そういった仕事関連のエピソードなんだ。

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