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俺の呼び笛と君の呼び笛  作者: アルフレイム
裏で動く不穏な影
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幕間、添木の裏事情ときな臭さ(ベイル視点)

俺たちはディープウッドについて、ギルドでミアリス殿とアーキ殿を待たせた状態でパーティ部屋に向かった、理由はこの恋愛馬鹿の2人を置いてくるためである


フレイルの呼びかけで注視をしたがアーキ殿は最初は見るからに死相が出ていて危なかったし育成チームとして上手くできたはずだ


3人でパーティの部屋に向かうと、2人の空気がかわる


「うぇぇぇぇん、、私頑張ったよ」

子犬のようにフレイルに向かって抱きつくレンと

「離れろ、鬱陶しい」

離れろというくせに座って抱きつきやすいベッドに座るフレイル

俺はこの光景をみていつもの空気に安心する

フレイルは、星読みの魔法使いと呼ばれたくらい賢いのにバカのふりをいつもしてる、レンはそんなフレイルに尽くす事を幸せとしている


しかもフレイルはレンしかいない時にしか本音を出さない徹底ぶり


何故出さないと聞いたら


「俺の本音はレンだけのものだから」


あーあー、そう言われたことあるが思い出すだけで口から砂糖を出せるわ。言ってみてーよそんなセリフ

口の中が溶けて吐きそう


しかも殴られた瞬間にその場所だけ強化して無傷とかなかなかできないっての


大体股間を強化って何?考えたくない予感がよぎったからやめとこう


レンの抱きつきを解かずに抱きつきに対してヨシヨシしてるあたり本心がうかがえる


ある意味拷問だわ


「あぁ、相変わらず言葉は冷たいところも大好きなところ」


そう言いレンは甘えに甘えてる。アーキ殿に見せたい


「鬱陶しい、ミアリスも鬱陶しかったがお前はいつも鬱陶しいな」


別れた時に本性をミアリス殿の前で一回出したもんな


「私はあなたのおかげで真実の愛に辿り着けたんだからあたりまえじゃん!」


「あー、はいはい」

そう言いつつ、レン下顎に手を伸ばすフレイル

あー、濃密な時間が始まると察した

しばらく帰れないな


「じゃあ、2人で楽しんどけな」


俺はドアに向かった、甘ったるすぎる空気はもうアーキ殿達も含め浴びすぎた。過剰供給だ


「はーい!」


「楽しまねぇよ、レンは楽しむかもだがな」

なら何故、顔近いんだよ!お前から行ってるじゃねーか

そういつつ愉しむのは知っている、ベッドもあるがパーティ部屋を汚さないで欲しい


「恋人欲しいな」


閉めた扉の前で無意識にでた独白だった、モテるために筋肉捨てるか?


無いな、俺はリーダーだからな。この筋肉は添木にも、みんなにも

何より俺の自信のために必要だ


アーキ殿達のところに向かうも甘い空気かもしれない、部屋に戻る性癖もない


はぁ、、筋肉好きな人いないかな


しかし、死にたがり自己陶酔野郎か


アーキ殿じゃなくて、フレイルは過去の自分と重ねた台詞だろうにな


受付が走ってきた、だいたいこんな時は良くない時だ


「すみません!ベイルさん、急ぎの緊急依頼です」


「わかった、どんな内容だ?」


「城壁都市、セラスに向かい救援を。魔物の大規模スタンピートの兆候あり、ディープウッドからは50人規模を派遣予定です」

セラスか、ここから更に北の神権政治をしてるアルダスリアとディープウッドにある城壁都市だったな

確か何回か襲撃されてるから耐久戦が得意な街からの救援要請か、嫌な予感がする


「そうか、わかったが危なくなったら逃げるからな?」


「むしろ無理なら逃げてください、けど今逃げたら私が泣きます」


「逃げないよ、安心しろ」


冗談を言いつつ、去っていく受付を見ながら考える。きな臭い


用意できるのは用意しないとな


それと後で、みんなに相談だな

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