幕間、ハンカチを握りしめて叫ぶ(????視点)
サイド:????
白が基調とされた大聖堂でも、私の部屋には誰も来ない。私には良い空間。1人ってサイコー!何も無い静寂こそ、私の至福
来月まで何もない、何年ぶりだろ、何しよう?
やっぱりベッドでゴロゴロー、、午後は紅茶でゆっくりしてぇ、、惰眠最高とか?
はたまた、世界の甘いもの食べ比べ!?
考えるだけで夢が広がっちゃうわね
コンコン
伸び切った身体が一気に飛び起きて凄い勢いで椅子に飛び乗る!何回もしてるから慣れた動きだ。自分を褒めたい
「どうぞ」
優しい声を出して応対をする
夢みながら超伸び切った時に人こないでよ、椅子に座るの大変なのよ?
「失礼します、お手紙です」
「いつも、ご苦労様です」
聖女スマイル、相手の好感度が上がる
「失礼します」
神官が出ていったが、私は椅子にだらけ込みため息をつく。そしてテンションが上がる気持ちを抑えずに手紙を見る!
誰かな?前回のお手紙のお茶会は最高だったしどこかのパーティ!?
ワクワクしながら差し出し名を見た!
あなたが私の手紙を心から欲しがってると知ってるセレンだよ⭐︎
すぅぅぅぅ、、、、、
一気に現実に戻るために深い深呼吸をした、もうすっごい。お腹に空気を響き渡らせても足りないくらいに
名前からして煽り散らかしてくるこの特級呪物の手紙に対しこれから起きる予感も含め私は私を落ち着かせた
投げ捨ててぇぇぇ!絶対碌でも無いランキング最上位の名前にため息しか出ないこっちの身にもなれ!
前なんてあいつのせいで国同士が戦争一歩手前になってるから収拾よろしく⭐︎
それだけ書いて後始末をやらせやがってあの特級呪物がぁぁぁ!
あー!胃が痛いぃぃ!あの時どんだけ大変だったと思ってるの!?
しかも大体が名前で煽り散らかしてくる時はとてつもないことが書かれてる信頼と実績のセレン!
あぁぁぁ!そんな実績作るんじゃないよ!
頭抱えながら悶えた、凄く、辛かった
なんとか落ち着かせた私は数分間手紙と睨めっこして意を決して開けた
ハンカチと、手紙だ。ハンカチ?
内容を見て時が止まった
ノルクス、私は今セラスに居るんだけど
来月、あなたがこないとこの街が滅ぶよ、息抜きとかバカンスと思って来てね。大隊クラスで後始末もよろしく⭐︎
なお、私は巻き込まれたくないからもちろん逃げます⭐︎
ps.輪廻の剣と輪廻のバングルを一般人にあげちゃいました⭐︎
セラスで会うと思います⭐︎
同封したハンカチで嬉し涙を拭いてね⭐︎
⭐︎あなたは他人の後始末が大好きで生き甲斐だと知っているセレンより⭐︎
あー、キレそう。この特級呪物のせいで来月の休暇無くなったし
絶対に殴っても許されるはずだが落ち着け、この煽りの手紙とハンカチなんかで取り乱すな。私は大教皇、光の聖女
今は聖女、布団入れば私を解放しよう。それまでは私は聖女だ
私はこのふざけた文を全文読んだ後
落ち着いた表情だけど青筋がでてたり、ハンカチを力一杯に握りしめてゆっくり歩いて
布団に向かい、ダイブをして枕に叫ぶ。
「ふっざけんなぁぁぁ!」
枕に叫び両腕と足を力一杯バタバタさせる
闇の郷でも最上位の剣とバングルを一般人に渡すとか何考えてるの!?街が滅ぶ!?情報量が多くてパンクするわ!
この⭐︎腹立つぅぅぅ!マジでふざけ倒してる!
「せめてなんで滅ぶか書けよ!大隊を動かして後始末とか言われても何が起きるかわからないから対処がわからないでしょうが!あんの、、特級呪物がぁぁぁぁ!」
「しかも来月って準備含めたら今すぐしないとダメじゃん!?私の休暇をかえせぇぇぇ!」
もうすっごい叫び続けた。足も手もばったばた動かしまくった。枕が涎でビッシャビシャになった
ハンカチも色んな意味で濡れに濡れた
けど、嬉し涙は流せるわけがなかった
私は怒りを鎮めて、現実に戻った後に神官を呼んだ
「聖女さま!いかがなされましたか」
「はい、今からセラスに視察に向かいます。準備を、第3師団の黒十字大隊を動かします
「なんと、その師団の部隊を動かすということは」
「はい、予言の関連です」
あぁぁぁ!闇関連って叫びたい!




