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俺の呼び笛と君の呼び笛  作者: アルフレイム
深林の街、前編
18/38

16話、最大限の警戒しながら到着

ディープウッド方面にラサマ村を出たら、最初はあぜ道だったし2日かかったがしばらく歩くと整備されてる道に出た。


商人が通るルートらしく石畳が続いている。ご丁寧に看板まである


「道、ちゃんとしてるな」


ずっとあぜ道だったから歩きやすいな


「うん、ラサマ村は交易はしてないって言ってたからそのせいよね」


「良い村だったのにな」

「そうね」


他愛のない会話だ。昨日より声が出てる。それだけで少し安心する。


道中、ダグスの姿はなかった。すごくよかったが油断はならない。


あいつは邪悪を背負った後に正義を歌って自分の背負ったものを平気で渡すやつはいきなり出てきても不思議じゃない


いつくる?警戒を更に強くしたが人の気配を感じなかった


しばらく歩いてディープウッドへの入り口に入る。開けた道がどんどん木々が深くなっていく。ある時を境に石畳が消えて土の道になった。歩きやすいところ終了、日の光も入るかわからないくらい深い木に囲まれてる


「森、深いわね」

本当に深いよな、けど、、目的地がなぁ

「目的地が、ディープウッドだからな」

「名前、そのまま」

ミアが少し笑った。昨日からはじめて笑った顔だ。


「やっぱ笑顔が可愛いな」

やばい、何も考えてなかったから心の声が漏れた!?


慌ててミアをみる


「、、、何?」


表情が変わってない、気づいてない?セーフ?目は金色だけど多分セーフだよね!セーフと思い込む


「なんでもないよ」


「そっか」

そっかが上機嫌なんだが、本当に聞こえてないんだよね。そう信じるよ?


しばらく歩くと、看板が見えてきた。看板と馬車が通った目印がなかったら遭難する自信あるなこれ


やっぱ山道だしミアから少し、疲労の色が見えてるな


お、あれは、、


「ちょっと待ってて」


「うん、どうしたの?」


「いい果実を見つけた、ちょっと離れてて」


木を登り、俺の顔以上の果実を切って落とす

果実があったからもぎ取って降りたいが一個が重たいし、硬い


1つ落として木から降りる


ミアが駆け寄ってきた


「これは?」


「ヤシミの実っていってね、中の実の水が飲めるんだ。ミアはコップかお皿だしてみて」


「わかった」

その蓋つきのコップは、、最初に渡したコップかもしれないから気付いてないふりをするか


上をくり抜いてっと!よし、ミアのコップに実の水を注いだ

ミアはまず匂いをかいでる

「甘い匂い」

口に含んだ瞬間、ミアは一気に飲んだようですぐにコップの水を飲み干したようだ


「甘くて美味しい、甘すぎなくて飲みやすい」


「まだあるけどどうする?」


「ん」


言葉より行動かな?


無言でコップを出すミアに可愛いと感じつつ実の水をいれたら


「貴方も飲んで」


んー、、残り少ないし俺コップないから直のみをした

甘くてうまいな、この水。ミアは驚いてる


「豪快ね」


「コップを出すのが面倒なだけだよ」


「何それ」


呆れたような笑いをしてるミアを見たら俺も疲れが飛んだし


ミアは疲れた顔がなくなって笑顔になってる。よかった

また少し休憩したあとに歩き出したミアが口を開いた


「報告書、ちゃんと届けれるかな?」

「届けれるよ、届けたら何か美味しいの食べよう」

歩きながらミアが考えだした、

「そうね、何が良いかしら?」


確かミアが好きなのは、、

「果実の盛り合わせとかどう?」


「大賛成、あとスープが欲しいかも」


「タイズポートのあのまずいスープ?」


「馬鹿、しばらくあのスープは要らないわよ」


お互いに自然に笑いながらたわいの無い会話をしながら歩く


日も傾き始めた頃、ディープウッドの街が見えてきた。

「やっと着いたね」

「お疲れ、ミア」

「アキもね」


変な達成感があるな、着いただけなのに

街はラサマ村を密集したような、違いは石造りの城壁が囲ってて、一部が樹木の傘のように中が見えなくなってるくらいか


門兵に依頼書をみせて通してもらい

二人でギルドに向かう。支部は街中にあったから扉を開けると受付が顔を上げた。


「いらっしゃい、何のご用で?」

「ラサマ村からの報告書の届けです」


バッグから報告書をだしてカウンターに置く

受付が報告書を開けて、中身を確認したあと報酬をカウンターに置いた


「確かに、お疲れ様でした」

「ありがとうございます」


これで仮パーティもこれで終わりか


ダメだな、離れたくない、、なぜ?


ミアと報酬を受け取って、黙って次の依頼を見てみた。2人以上の依頼があればまだ一緒にいれる、、はずだから


ミアと依頼の掲示板を見る。色々な依頼があるなぁ

次の依頼を探していると、変な調査依頼があった


「古城の出入り口調査、ってのがあるんだが」


ミアさん、思いっきり嫌だとわかる顔で首を横に振ったな、声も出すのは嫌なのか


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