第5話 新たなる強敵!
登場人物紹介
セゼル 覚醒の魔法使い
ヨイチ 8代目伝説の弓使いの弟子
スバル 名刀使い
リンゼ 鎖鎌使い
ノルン 黄金の勇敢戦士
フレア セゼルの師匠、伝説の魔法使い
ヨイチ 7代目伝説の弓使い、8代目の師匠
カリス2世 ヘブンズリーフの魔導師
*登場する名称等は全てフィクションです。
フレアの指導で鍛えるセゼル。
突然村が襲われ、セゼルはヨイチと村を離れる。途中で仲間のスバル、リンゼと合流し進む所に闇軍団六人衆のサザビ、ミラン、バルと戦闘し倒す。
進んだ先のムニル、斉賀洞のネッドを倒し、闇将軍エルガと激闘の末何とか倒す。
ノルンの提案で神秘の聖地ヘブンズリーフに向かうことになったセゼル一行。
「はっ、何処へ行こうって言うんですか。」
「分からんのかい?」
「魔法使いにとって神秘の聖地と言えばヘブンズリーフじゃないか。」
「あっ、忘れてた…。」
「おいおい...セゼルさんよぅ...、アンタはヘブンズリーフ出身じゃないのかい。」
「修行はしましたが、出身は別にあります。」
「まあ、そんなことより急ごう。」
やっとヘブンズリーフに着いた。
長老の家に向かう。
「長老、ご無沙汰してます。」
「おお、お主は...、セザール?...いやセマール?...じゃなくてセリーヌじゃな!」
「ボケてないか、このジイさん...。」
「セゼルですよ、長老。」
「そうじゃ、そうじゃ、セゼル元気じゃったか。」
「大丈夫ですか...この長老...。」
「お主が弟子入りした師匠の...フリル?...いやフニル...そうそうフニャルはどうしとる。」
「長老...フレア師匠のことも忘れちゃったんですか。」
「そう、師匠のフレアじゃ。して何しにここに来たんじゃ。」
「以前師匠が修行したように、私も魔力を高めたいのです。」
「はっ?マンガを高く売る?」
「セゼルさん...残念ながら、最早長老では修行は無理かと…。」
そこへ若い村人が入って来た。
「ああ、お客様ですか。」
「あの...長老様に修行を...。」
「魔法の修行をしたいのですね。残念ですが、今の長老では無理ですよ。」
「......ですよね...。」
「私が今は魔法の指南をしています。申し遅れましたが、魔導師のカリス2世です。」
「カリスと言うと、あの3賢者の。」
「私の母は3賢者として使命を果たしました。セゼルさん、今こそ闇魔瘴を祓う究極魔法を修得するのです。」
「その魔法は修行すれば誰でも会得出来るんですか。」
「それはありません。選ばれし者のみがこの究極魔法を修得出来るのです。」
「私はその...選ばれる魔法使いなのでしょうか。」
カリス2世はセゼルをじっと見る。
「あなたの中には3人のお仲間の力が宿ってますね。」
「分かるんですか。」
「それと...闇将軍...いやこれは無敵将軍の力ですね。」
「エルガが最期、セゼルに託したのです。」
「セゼルさん、1つ伺います。斉賀洞の魔法陣は行きましたか?」
「ムニルさんに言われて行きました。」
「ならば、今のあなたなら究極魔法を修得出来る可能性はあります。」
「可能性...ですか。」
「究極魔法はこの大地を左右する程の強大な力です。私も教えることはしますが、修得した魔法使いはいないと聞いています。」
「フレア師匠なら修得したんじゃないですか。」
「長老から聞いた話では、かなり強い力はあったようですが、究極魔法までは使えなかったようです。」
「しっ、師匠でも使えない魔法を私が...出来るんでしょうか...。」
「まあ、覚悟を決めたら私の家に来て下さい。この先にありますから。」
カリス2世は出て行ってしまった。
その晩は宿屋に泊まった。
「セゼルさん、どうします。」
「修得するしかないですね...。」
「闇魔瘴の力は日に日に増します。早くした方がいいですね。」
セゼルは窓から外を見る。月が明るい。
「師匠も仲間と闇の魔導師と戦ったんだって。最後はヨイチさんだけになっちゃったみたいだけど。」
「先代の7代目はフレアさんと共に戦えたのを誇りにしてましたよ。私もセゼルさんにこの命を預けた身ですから遠慮しないで下さい。」
「そうだよセゼル、私も六人衆相手にアンタを助けようとして来たじゃないか。」
「スバルさん...。」
「セゼルさん、闇魔瘴はこの世をやがて滅ぼすでしょう。師匠の意志を継ぎ平和を取り戻せるのはあなただけです。」
「リンゼさん...。」
ノルンは無言で部屋の外に出て行った。
ノルンを追いかけたセゼル。
「ノルンさん...。」
「セゼルよ、闇魔瘴に挑んだ勇者はことごとく闇に呑まれたのだ。あの無敵将軍すらかなわない。だがな、お前ならば究極魔法を修得し消すことが出来るかもしれんのだ。」
「私が究極魔法を...。」
「お前に全てを任せるつもりはない。闇魔瘴の所までは私も同行する。これでも闇に呑まれた身だからな。」
「ノルンさん、私必ず究極魔法を修得して闇魔瘴を消します。」
翌日からセゼルの修行は始まった。
カリス2世の指導は的確で、セゼルの力は強くなっていった。
「セゼルさん、あと一息で修得出来そうですね。」
「はい、必ず...。」
セゼルの体にオーラがまとい、遂に究極魔法を修得した。
「カリス2世さん、出来ました!」
その時、村中に炎が上がった。
誰かが近づいて来る。新たな敵か!
「セゼル、究極魔法を手に入れたようね。でもここで死んでもらうしかないわね。」
「えっ、フレア師匠!」
第6話 予告
セゼルの前に現れたのはフレアだった。
闇魔導師となった師匠にセゼルは勝てるのか。
次回 「暁の師弟対決」
ついにセゼルVSフレアの師弟決戦です。
師匠を乗り越えられるか。
ではまた。




