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仮題『スーパーノヴァ』/『blue』/『確実性』
宇宙は寒いけど、忘れないでね。
仮題『スーパーノヴァ』
歴史が弾ける音を聴いていた
約束の錆びた鉄塔の上で
赤く膨らんだ 思い出が爆ぜた
最期に伝えたい言葉も
後悔混じりの苦い想いも
行き先をなくして 宙を漂う
さよならのかわりに彗星を
ばらけた星々を繋ぐように
仮題『blue』
雨の色 海の色 私の色
揃えて寒々しく 空の色
深く深く 沈んでいけたのなら
失う恐怖も 飲み込んでくれる
こんなはずじゃなかったのと
涙する あなたを見つめるほどに
胸に溜まってゆく 昏い感情も
しとり しとりと 冷ましてくれる
仮題『確実性』
不確かな鼓動 揺らぐ下一桁
フェイクニュースと連れ合いの午後
理想値の幸福ばっか見てたら
吐息が凍って エンディング
イッツァ 最悪の時間だ 声を張れ
空っぽの我ら 残骸讃歌
振り下ろせ 溶鉄の祝杯を
その手応えだけが確かに在るもの
愚かだね。
鮮やかさなんて、痛いだけなのに。
嫌なら全部壊しちゃいなよ。




