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仮題『成功と失敗』/『不器用な靑』/『無言の朝』
とらい、あんど、えらー。
それを笑ったりしないよ。
仮題『成功と失敗』
幸福な記憶に名前をつけよう
陰惨な記憶に名前をつけよう
切り分けられた寒色の景色に
もう 執着なんてないでしょう?
片方だけを選び取ることなんてできず
傷付きながら進むしかないあなたの
血が滲んだ その表皮こそが
最も美しいものであると 思うのです
仮題『不器用な靑』
皆が昏いと背けた夜に
色を見出したあなたがいなくなって
四度目の夜を迎える前に
アルタイルが首を吊りました
言葉は そよ風に揺らいでしまい
星の瞬きがわかるほどに暗くとも
それが 大好きだったあの空と
同じ色だと 教えてほしかったのです
仮題『無言の朝』
おはよう いい天気だね
臓物の空を 見上げて嘯く
酷くたわんだ 油の跳ねる音も
心地の良い 背景に溶けてゆく
偽りの殻に袖を通しては
今日も 欺くために顔を変える
そうして 振り向いたとき あなたは
額の中で 笑っているのだ
パレットは涸れたよ。
次は、君の番。
ぐっもーにん、最悪な世界。




