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海を揺蕩う文の梁  作者: 文海マヤ
――2022――
39/205

仮題『扉一枚』/『優しい時間』

安らかにお眠りよ。

『扉一枚』


カンカラランラ 音がする

わたしを呼ぶ 声がする

「あなたはそこにいるのでしょう?」

「大丈夫 もうじき橄欖(かんらん)が落ちるから」


土を被せる 饒舌(じょうぜつ)の切っ先

黙認と転嫁の十三人目

カンカラランラと 染み込んで

開ける度胸も ないままに



『優しい時間』


遠くで 柱時計の音がする

さらば 命知らずの法螺吹きよ

絆創膏 叔父の棺桶に蠅の死骸

ブーゲンビリアが 揺れていた


風見鶏すら ミキサーの中

まるで不揃いな紙吹雪のように

だから せめて今くらいは

あなたの横顔を 喰らっていたい


目覚まし、かけた?

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