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海を揺蕩う文の梁  作者: 文海マヤ
――2022――
29/205

仮題『私はワタシ』/『言笑』

こんなんだけど、なかよくして、ね?

仮題『私はワタシ』


私はどこにもいない

非実在な創作の指先

私が文字を綴るからこそ

彼が表を生きてゆけるのだ


文の海を思う様に

鏡合わせの名前を掲げて

非才に折れぬようにと泳ぐ

朧常世(おぼろとこよ)の 文魚(ふみさかな)


いつまでも忘れないでいて

私がここで、綴っていたこと



仮題『言笑』


他には何も要らなかった

些細な言葉で 目を細めて

神楽鈴(かぐらすず)のような音で肩を揺らす

その健在で 救われたのです


故に あなたを満たす言葉を探し

この身が 紙面に溶け出そうとも

鈴の音が 凛と響いたのなら

至高天へと到れるはずなのです


へえ、無欲なんだね。

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