表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
海を揺蕩う文の梁  作者: 文海マヤ
――2022――
22/205

仮題『口実』/『無言のエール』

悲しいね、啜り泣かないでよ。

仮題『口実』


溢れぬ雫の翼 零の極点

雪のように滑らかな砂

銀色の 夜にだけ咲く花

赤緑に湧くアーカイブ


手のひらに刻んだ数え歌

光年単位で離れた世界を

科学のベールで覆ってしまえば

二度と会うことはないだろう



仮題『無言のエール』


私にもわかるように言ってよ

形のない想いや 秘めた感情なんて

わかるわけがないじゃないか


枯死(こし)してしまった記憶ばかりが

縊死(いし)を煽るようにして翻り

壊死した脳髄をかき混ぜるんだ


だから 言葉にして教えてよ

そうしないと わかりきった答えも

水底から持ち上げられないんだから


あはは、言わなくてもわかる、って?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ