↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
海を揺蕩う文の梁  作者: 文海マヤ
――2023――
PR
174/205

仮題『路地裏のガムの味』/『生命の輝き』/『夢の面影』

履き違えないでね。

何にも許さないよ。

仮題『路地裏のガムの味』


あの日また 道化が死んだ

面白いくらいに 夢も死んだ

笑けてしまうような 白んだ朝にも

酒の匂いが立ち込めていたんだ


スラングと 意味も知らぬ横文字

並べた あんたの脳味噌に

座したカミサマとやらの愛人が

不法滞在で しょっ引かれたんだ



仮題『生命の輝き』


心の器を接いだ煌めきに

理性という名を 勝手につけた

ハイヒールはあなたの骨でできた

最小単位の墓標に過ぎない


明日 世界が終わったらなんて

ベルトの切れた夜から繋がる

惰性の日々でも生きているんだ

そうだろう? ロミラニカ



仮題『夢の面影』


空の向こうに 私はいない

海の向こうに 私はいない

どこまで行っても縛り付けられた

赤い地面から逃れられない


言葉は羽ばたく翼ではなく 

希望は重荷でしかなく

それでも手放せずにいる半券を

小さく 小さく 燃やしてしまおう


死んでないんだからいいじゃない。

もっとも、君が死んでも私には関係ないけど。

あなたのお墓には、一輪のカランコエを供えてあげるよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。