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仮題『ブレイブ』/『泣いて、泣いて、笑って。』/『差:Gender』
平凡な君には手に入らないよ。
仮題『ブレイブ』
レースカーテン越しに見た
惨劇もエンターテイメントだって
呼ばなきゃやってらんないよな
そう言っていた 君はもういない
結局のところ 続ける勇気よりも
終わらせる決意のほうが尊く
私たちの命の軽さを見せつけるような
人工の光が 止まないの
仮題『泣いて、泣いて、笑って。』
いい加減にしてよと叫んだ
その表情が嫌いだった
アラベールの上に色を載せたような
凹凸衒った表情が嫌いだった
終わりよければ なんて
決まって口にするあなたのもとに
戻ることができたのであれば
この雫も 報われるのに
仮題『差:Gender』
多様な性 なんて言葉で
あなたがこれまでに殺してきた
自由や尊厳の亡骸を積んで
天高くまで伸びた塔だ
神が傲慢を咎めないのなら
醜悪と俗悪が羽根を伸ばすのだから
わたしには鉄鎚が必要だ
あなたには鉄鎚が必要だ
散々だと叫んだ、あなたに一輪の幸福を。
潰れちゃいなよ、虫けらみたいにさ。




