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プロローグ:いつもの?

俺は歴史好きの高校生・下田しもだ一郎いちろう


いつもいつも過去に飛ばされてばかりいた俺と幼馴染の莉央りおちゃんだったが、今回はなんと2050年の未来にタイムスリップしていたぜ!

無人のロボタクシーで快適に移動できるし、ベーシックインカムまで実現していて、無理に働かなくてもいい。悩み事は全部スマホのAIが答えてくれる。

こう書くと未来世界、バラ色の理想郷みたいに思えるが、どうも何かがおかしいぞ……?


※参考文献:「ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来」 ユヴァル・ノア・ハラリ/著 柴田裕之/訳(河出書房新社)

「なあ莉央(りお)ちゃん。俺らっていつも、過去にタイムスリップしてるけど」

「冷静に考えるととんでもない話ですが、まあ事実ですからね」


「過去に行けるんだったら、未来にも行けるんじゃね?」

「むしろ科学的には、未来タイムスリップの方が現実味があります。『ウラシマ効果』なんて言葉もありますからね。

 まあ普通に考えれば、一度行ってしまうと過去には戻れないハズですが」


「未来の世界ってどーなってるのかな? ってちょっと興味湧いたんだけど。

 ほら、日本の将来とかもなんかヤバい気がするだろ?」

「……まあ、誰もが一度は考える話ですね。現時点でも結構ぶっ飛んだ話を聞きますし」


 なんだって? 導入、手抜きすぎじゃないかだって?

 今回は番外編。いつもは歴史の新事実(?)を検証するため、都合よくピンポイントな過去の時代にさかのぼっていたけれど。

 俺と莉央ちゃんは今、2050年の未来世界にタイムスリップしてしまったのだ。

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