瑠璃 (石燈 梓(Azurite)様より)
こんにちは!
今回は、前回から比較的間を置かずに更新ですね。
よろしかったらご覧になっていってください。
今回イラストを描いてくださったのは石燈 梓(Azurite)様(以降「あずさん」とお呼びします)。
あずさんはこれまでにも、49話のアジュールの素敵なイラストを描いてくださったかたです。
いつもいつも私の小説を追いかけてくださり、さらにはこんな素敵イラストまで描いてくださって、もうもう……感謝ばかりです! 私にとって、本当に足を向けて寝られない方のおひとりです。
今回描いていただいたのは、裏側作品のキャラクター、瑠璃です。そういえばこちらのキャラクターは私も55話でイラスト化しておりましたね。
最近、あずさんはスクラッチアートという手法でずっとイラストを描いてらして、私はこの手法を詳しく存じ上げないのですが、ご自身のエッセイ集にこの手法のイラストをたくさん上げておられます。
気になる方はぜひそちらをご覧ください。
「イラスト集・2」
https://ncode.syosetu.com/n5867hc/
ダイソーさんなどの百均で、絵柄が最初から決まっているものもあるようですが、今回のイラストは完全にあずさんがご自身で削りだしてくださったもの!
こんなことができるのですね。
作業がすっごい大変そうなのですが……ありがとうございます!
めっちゃ美しいです!
七色に浮かび上がった瑠璃の繊細な雰囲気、直衣の柄や周囲の植物のきめ細かな造形……どれもじーっと食い入るように見つめてしまいました。
ありがとうございます!
前回は、あずさんの小説として「飛鳥」を紹介させていただきましたね。
https://ncode.syosetu.com/n0055ek/
今回は、せっかくいま絶賛連載中でいらっしゃるところですので、
「塔の上のレイヴン」をご紹介したいと思います。
https://ncode.syosetu.com/n3560hj/
こちらもまた、「さすがはあずさん!」と申し上げるべきか、中世の欧州における民族や文化について非常によく下調べをなさった上での詳細な描写のなされた「入り込める」ファンタジー作品となっています。
私があれこれ書くよりも、ご自身のあらすじの方が簡潔にまとまっているように思いますので、そのまま引用させていただきますね。
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「塔の上のレイヴン」
中世欧風異世界ファンタジー。『塔の上のレイヴン』シリーズ本編。
第一部『魔犬と少年』:アイホルム大公家の公子クルトは、〈影の王〉の生贄に選ばれた。女大公ティアナはクルトをグレイヴ伯爵に預け、騎士になるための修業をさせる。妖精と人間の暮らす世界で成長する少年の物語。
個人サイト「The Spirit of The Mystic Valley」http://mysticvalley.web.fc2.com/ でも公開しています。
「カクヨム」と同時連載です。
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(引用ここまで)
前回ご紹介した「飛鳥」は「中央アジア風異世界ファンタジー」とのことでしたが、今回は「中世欧風異世界ファンタジー」。
ただ綺麗で美しいだけでなく、いかにもな恐ろしさを放つ竜の描写や、もふもふした生き物たちの描写もとても魅力的です。
そしてこれまた相変わらずなのですが、文化や習俗に関する知識と資料の多さが凄まじい。信仰や伝承などの作りこみのリアリティは他の追随を許さない……と、わたくし勝手に思っております。むひょひょひょ。
そして筋肉がっつりの、でも恋する相手にはとても奥手で真面目な男子の描写がまたよき! あずさんの作品には筋肉は欠かせませんものね!
あずさん、今回も本当にありがとうございました。
今後とも、どうぞご執筆がんばってくださいませ!