交渉2
『ほう!そうか!其方、雫であったか!』
「懐かしいね!まさか魔王があのシオンだったなんて!」
そう。
今私が話している魔王は、昔私の親友だったシオンだ。
昔、訓練用にこのダンジョンで修行をしていたんだけどその時に会ったのがシオンだ。
シオンはなぜかしら30階層にいるモンスターぐらいの強さしかないのになぜかしら54階層にいたんだ。
理由は今聞いても教えてくれないけどね、、、
それで、シオンがやられてるところを偶然見つけた私はシオンを助けたってわけ!
ちなみにシオンは私が転生してることを知ってるよ。
「ねぇ、大事な話していい?」
(急に雰囲気が変わった?それにサイレントボム。完全に結界の外と中の音を遮る技を発動させよった。)
『あぁ。良いぞ、、』
「私ね、転生者なんだ」
『書物で読んだことがある。確か、肉体が生物学的な死を迎えた後には、非物質的な中核部については違った形態や肉体を得て新しい生活を送るという、哲学的、宗教的な概念。 これは新生や生まれ変わりとも呼ばれ、存在を繰り返すというフィアンセ教義の一部をなす。だったか』
「うん。その、信じてくれる、かな?」
『あぁ、そうだとしたらすべて辻褄が合う。其方がわらわの国を救ってくれたことや리나 스칼렛を救ってくれたこともな。
だが其方がそのようなことを話すというのは何かあるのだろう?この先の未来』
「流石シオンだ。えぇ、そうだよ。単刀直入に言う」
「この世界はループしている」
『つまり、同じ運命を永遠に繰り返していると?』
「そう。だから手を貸してくれない?」
『もちろんだ。わらわは其方にならいくらでも手を貸すぞ。だが、どうやってループを止めるのだ?どうせ雫のことだから解決方法は見つかっておるのだろう?』
「うん。邪神を倒すことなの、、」
『邪神、か。人にわざわいを与える神。母上に邪神だけには逆らうなと毎晩聞かされたものだ。なんせ邪神はこの世界を創り上げたのだからな。それに逆らうというのか?』
「私はこのループを終わらせたい!」
『言っただろう?わらわは其方にいくらでも手をかすぞと』
「それじゃぁ!」
『あぁ、手を貸そうではないか!今まで誰も成しえたことがない神への反逆を!』




