↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
3/3

あの時あった、D&D



 実は大学卒業してもOBとして合宿参加するという、はた迷惑なことを一時期続けてまして(えっへん)


 あの時のことで思い出すのは……。

 昼はドイツ?で流行ったという海外輸入の『人狼ゲーム』をTTRPG風にキャラ設定してプレイするという遊びをしたこと。

 ただでさえクセが強いキャラに、ゲーム本編に関係ない裏設定を持たせるから、人狼を見抜く本編シナリオとは別のサブ・シナリオが勝手に動いてスゴいことになるン(苦笑)。

 いやあ、盛り上がったね。

 あまりに面白すぎて、舞台設定まで加えて何度も遊んだ。孤島モノとか寝台特急モノとか。舞台を変えるだけで、島の財宝を狙う話やミステリー・タッチな話も加わるので、飽きることがないのよ。

 きっとみんなも似たことやってるよね?

 


A:「この203号がアヤシい!!」

B:ドアを開けたら“●馬プレイ”に親しむオレがいるけど?

皆:どんな状況?!

A:てか、相手誰だよっっ

C:あ、わたしッスね

皆:…………



 ほんと学生てバカだよねえ。

 大学行けば、意味不明なサークルとか、色モノの人物とか、わけわからんコトがいっぱいあると思ってた。

 だから「やっぱりなあ」とか、「いやウチの大学は、かなりマトモな方。ゼッタイ六大学の方がイカれてる」とか思ってました。歴史ある大学ほどヘンテコなのがあって、その混沌さが大学の魅力と思ってた口です(学問は!?)

 これは時代が変わっても同じでしょ?

 突然いなくなったと思ったら「中国旅してた」とか、突然「記憶喪失になった」とか、何回留年しとんじゃとか。

 それこそ小説のネタになる人物とかが、しこたまいるでしょ。キャラのカーニバル状態だよ。総合デパートよ。そんな連中と学園祭とかに『ライブRPGやりたい』て思ってた。ぜったい、面白いって。そんなことができる都会の大学がうらやましいな、て。



 …………ハッ?!



 大学の話ちゃうよ。

 D&Dだよ。その話したいんだよ。

 あやうく脱線するとこだった。

 あぶない、あぶない。セーフ、セーフ。

 ……話を戻そう。



 とにかく合宿の夜ともなれば、思い思いに集まって好きなコトをするわけで。私はもちろんD&Dをやってくれる人募集。

 プレイヤー2人を何とかゲットして、さあキャラ作りからだ! 


 TTRPGて“キャラ作成”にかなりの時間かかるので、昼の時間あるときにコツコツ準備しておくとよい。

 特に私がやるのは、D&Dのいわゆるクラシック版?なので。バージョン違うとなにやらかにやら違うと耳にしてる。冒険の準備をするのもそうなのかな?


 なにしろ、探索ギアが今のキャンプギア並みにそろってるから(言い過ぎか)、何を買うかで非常に悩み、これひとつとっても時間をかける。あれもほしい、これもほしい、この“木の棒”て何に使うんだ? とかね。


 魔法選びも難題で。

 コンピュータRPGのように戦闘メインのシステムじゃないから、非戦闘系マジックばかりあるのです。

 自分の魔術書に選んだ魔法を書き込んで、所有するのとは別に、毎朝、瞑想《レビテーション》して、その日使うマジックを脳みそに刻んでね。それが面倒でもあり、雰囲気をつくるわけで。

 こういうディテールがコンピュータRPGに馴れてる人にはキツいみたい。タイパとか気にするからかな? ばかばかマジック連射できることもなく、「活躍の場がない!」となるわけで。でもTTRPGは戦闘することじゃなく体験することがメインだからなあ。

 とはいえ、マスターがつくるほとんどのシナリオが、おそらく最終決戦を見せ場にするだろうから、そこで活躍できないと、やっぱ不満はでちゃいますか……。


 まあ、私の場合はレベル3、4あたりからはじめることにしてました。

 レベル1からだと生命力が低すぎて、マジックもほぼ使えないから、確かに苦しい。三流マジック・アイテムを入手するのもルール通りだとスゴく高価で入手確率が低すぎるため、真面目にやると序盤はほんとにキツいのよ。

 なのでマジックしこめる指輪や杖をスタート時に特典で持たせるようにしてました。

 あとは、いかなるマジックを選択しても、必ず使い所があるようにシナリオ調整して……。

 まあ、そんなことしなくてもTTRPGでは、みんなが物凄く工夫するからね。松明替わりなだけの『永遠の明かり』とかを剣に付与させたりとか。



「攻撃するたびに、めくらまし効果じゃ!!」

「紫煌剣かーい!」



 by風魔の小次郎。――なんてね。

 みんな、制作者の意図を越えた、まさにイメージこそが最大の武器という魔術師らしい使い方をどんどん発明して。(拙作『災禍のレギオン』でもそのネタを使っちゃいました)

 こんだけの重さ持ってるなら1ターンに10フィート進めるでしょとかローカルルールを付け足したり。色々やってましたなあ。

 

 そんでもってこのキャラメイク。昔は3時間とやけにか長くかかってたなあ。学生時代なら金曜の夜にスタートして、徹夜するのがルーティンだ。


 ちなみに合宿中。

 このキャラ・メイキングを眺めてた後輩が「面白そうだなあ」とか興味を持ってたっけ。こういうタイプは初めてみたとか。

 え、どゆこと?

 普通じゃないの?

 そこで知ったんだ。



 D&Dが第4版まであるということを!!!!



 カカー!(稲妻)

 ガラガラ、どーん!!


 何か聞いていると、SLGか?! て言いたくなる内容で、いや、どこまでホントなの?(現在は第5版あるよね)

 聞いてるだけでややこしくて、そんなんだったら、クラシック版がいいよ。

 コンピュータRPG視点でD&Dなんかみたら、そら、問題点ばかりだよ。だからSWが流行ったし。でもスタンスがちがうから。そう言いたい。


 あの、冒険の装備を選んでるときのワクワク感。バックパックいっぱいに道具を詰め込んで、胸いっぱいに「一攫千金じゃ!」との野心を詰め込んで旅立つ昂揚感を味わいたいんス。


 冒険に出たら出たで、そんなパラメータの設定なくても「喉が渇いた」とか言って、湿地の泥水を奇蹟を使って『浄化』して呑みたいんスよ。「あー、エールの一杯並みに効くぜぇ」とか唇をぬぐう仕草をしたいんス。


 わかんないかなあ。

 互いに脳内異世界を共有して、どっぷりと冒険者気分に浸りたいのよ……ただの酔っ払いよ、脳内ハッピー野郎よ、もう。


 

 そんなだからね、シナリオは自分なりに気合い入れてつくります。そんなすっごいオリジナルなものは無理ですがね。拙いなりにコツコツと積み上げた力作を、付き合ってくれるわずかなトモにお披露目するわけです。




 次回、我が迷作シナリオにて。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。