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どこ行った、テーブル・トークRPG?





 ふと気付いたら、PS4対応のゲームが出なくなってて、安くなったら買うつもりのPS5は値上がり。なのにPS6がどうのとかユー・チューバーが昂奮ぎみにわめいてた……。

 『レクイエム』まだやってないんだけど。

 さすがにそのためだけに10万円はなあ。


 そんなコトを考えてたら、拙作『オレFF』に評価ポイントが入りました(カクヨムで)。こちらは純粋に言いたいことを文字で吐き出しただけで、まあ読んでもらえればうれしいな、くらいの気持ちでいたわけで。

 でもポイントもらえると、やっぱうれしい。

 何が良かったかわからんけど(笑)

 とにかくうれしくて気分までよくなったので、また、投稿しようかなと。ええ、チョーシこいてしまいました。それがナニカ?



 そこで今回は『テーブル・トーク・RPG』を。

 基本、好みのファンタジー軸で話すので、説明無くても「コイツまたファンタジーRPGを語ってるな」と受け止めてください。

 丸投げですがナニカ?


 というわけで。

 こちらも気付けば、その存在すら耳にしなくなってました。

 一体いつから絶滅危惧種に?

 一時期のスゴい勢いはどうなったん?


 『ソード・ワールド・RPG』とかさ。 

 『グループSNE』とか、どこ行った?


 古い記憶をほじくり返すと、確か、PC版『ソード・ワールド』が出され、海外からは『マイト&マジック2』とか来航し、いわゆるコマンド式RPGが絶頂期を迎えて以降、見なくなった気がする。たぶん、だが。

 業界自体がRPGを極めたという感じで創作熱も引いたような……そんな印象を受けていたという覚えがある……うー忘れちったな(苦笑)


 まあ、今や家庭用ゲーム機でのRPGがスゴいレベルになってますからね。8ビットマシンの時代を体験してきた古参兵からすれば、憧れのファンタジー世界がヴァーチャル感覚で再現されてるようなもんなんス。


 美麗なグラフィックで描かれた世界を自由に歩き回り、そのままシームレスにモンスターと遭遇・戦闘して、採取から生産までできるくらいに造りこまれた驚嘆の舞台。

 あれだね、海外企業みたいに数百億円かけなくても『ソード・アート・オンライン』を再現できるでしょ。

 自キャラ死んだりログアウトしたらセーブできないだけじゃなく購入ソフトまで自動消去にする“エクストリーム・ペナルティ”を実装させて“疑似デス・ゲーム”を体験させちゃうの。

 ネットで世界中から参加できるし、PVPもできちゃうし、“本物のバーチャルではない”という点以外はSOAをゲーム化できるでしょ。

 あとは商業的な部分として、一番にクリアしたら10億円(人数割り)にして、全キャラ消去のゲームリセットを行う。

 なんてさ。

 そう思ってたらゲームが出てたみたい(汗)


 まあ、とにかくだ。

 昔の感覚からすると今のコンピュータRPGは究極ですよ、究極のRPG。そう言いたい。


 なんだけど。


 あれから社会人になったし、歳も食ったというのもあるけど。

 でも拙作『オレFF』で語ったように、今のRPGには食指が動かないのも本音でして。


 だって私の求めるものが、『冒険《・・》』だから(・・・)。


 なのでほぼ『戦闘』だけの、何なら戦闘アクション・ゲームとなってる昨今のRPGは、これはこれでアリなんだけど――『デモンズ・ソウル』とかフロム・ゲーをメッチャ愉しんだけど――猫もシャモジも?みたいに、そればっかりヤル気は起きないのよ。


 むしろ、なんでコレしか作らんの?


 まるでゲーム会社全社が同じツクール(あったのよ、そういうゲームツールが)使ってるみたいに、コマンド式の次はコレ、みたいな法律が定まってるみたい。

 なんか格闘ゲームがブームになったときから、クエリティブなゲームをつくることが禁止になってるような気さえする。“とにかくブームに乗れ!”みたいな経営ルールか創作ルールが法律化されたみたいに。


 とはいえ、今の小説界が『異世界モノ』を大量生産している経済ロジックを考えれば、“当てるより生き残るのが優先”して当然でもありますな……。


 創作なんて理想で飯が食えるかい!

              ――みたいな。


 クリエイター? 稼いでからモノ言えや!

              ――とか。

 

 ジャーナリズムよりも視聴率、スポンサーへの忖度というヤツですよ。あくまでも趣味にしとけ、余裕ができたらジャーナリズムでもめぐりズムでもクリエイションしちゃいなヨ――と。

 これが守れない会社は潰れて、我を張った変人も消えていき、ごくまれに宝くじを当てちゃって「天才クリエイター!!」とか持ち上げられる時があるわけです。

 はーあ……切ないねえ。クリエイターでいようとするの。



 だからです。



 え、なにがって?

 いやだから『テーブル・トォーク』ッスよ。

 強引? 

 いえいえ必然でしょう。

 夢も希望もない業界と無縁なのが、『テーブル・トーク・RPG』。

 略してTTRPG。


 自由がウリだよ、TTRPG。

 夢が無限に広がるよ、TTRPG。

 貴方と私のTTT――!!


 ィエア!!

 ぴひゅー、ひゅー

 ぱふぱふ、ドンッ、ドンッ♪


 だってそうでしょう。

 ルールが定まっているだけで、あとはプレイヤー次第ですから。

 コンピュータRPGのようにそのプレイの大半が『戦闘』や『生産』で占められず、『冒険』をメインに据えて愉しむことができるんですよ!


 もちろん、奥様。うちの子はそれだけじゃございません!


 「今回は料理対決だっ」「エールと言ったら酒か応援か? の白熱教室」「アエリア地方48時間爆走耐久レース」なんてシナリオをつくるのもアリ。 それに遊ぶ場所だって軽井沢の並木道でトロピカル・ドリンク飲みながらプレイするのもいいし、ネット圏外の丹沢山中を選択するのも自由。それで補導、救助されるのは苦痛。説教された僕はうつー。

 

 ……ただし、そんなシナリオを考え、過酷な環境でゲーム進行しなければならない進行役《マスター》の腕は必須ですが。


 いや、かなり重要ですがっっ


 トリッキーなことしなくても重要です。

 あとプレイヤーに恵まれないと胃痛(まだやってる……)。

 だって寝る間も惜しんで考えた渾身のシナリオをガン無視され、街で好き勝手暴れて無法者となった挙げ句、大盗賊団として成り上がるとか!(どこの海賊王だ、このダボッ?!)

 コンプら無視のワイセツ氏名を名乗って、シナリオ進めず登場人物に意味不明な変態カラミし続けて重要キャラに怖がられ、結果、キー・アイテムを入手できずにシナリオ詰ませるとか!(コレいつ終わるん?じゃねえよ、別の意味で終わったんだよ!)

 

 ……なんて結末は、プレイヤーだけ満足してマスター沈没するサイアクなケースですから。いじめですから。ワクワクしてた24時間前がこっぱずかしいですから。呑めない酒をかっ喰らって、さらに自爆ですよ。もうグダグダなんですよ。誰のことかは知りませんが。身に覚えあるでしょ?


 まあおそらく、この話に興味を抱いて、ここまで読んでくれてる物好きな貴方は、空の青さを説明する必要がないエジソン的なアレですから、もちろんTTRPGを知ってるでしょう。

 解説など無用、時間の無駄と分かってます。



 で・す・が。



 万一、ナニカの手違いで、あるいは、ある不運な出来事に見舞われ、ヤケになって、まかり間違ってこのエッセイを閲覧してしまった! いやまさに痛恨の極みぃぃぃいいいいい!!

 なんて人がいるとも、いないともかぎりません。 

 なのでコレだけは言っておきましょう。

 TTRPGとは――、


 コンピューターを使わず、遊ぶ人の想像力を活かし、紙やペン、サイコロで遊ぶゲーム――だと。

 

 なので、購入したTTRPGには、詳細な世界設定とモンスターや魔法などの種類や効果を記載した数冊の本があります。あるだけです。あとサイコロね。ああ、それとコンピューター・ゲームのステータス画面ぽいキャラクター・シートも付いていますね。専用紙があるのもあるのです。ちがったか?

 とにかくそれを使って遊ぶことになります。

 そんで基本的には進行役《マスター》か体験者《プレイヤー》に別れまして。


 進行役《マスター》は1人。

 考えてみたら2,3人でやってもいいな。

 独自の世界(大陸でも島でも○○地域でも)を生み出し、そこを舞台にしたメイン・ストーリーを考え、登場するNPCの役までもこなします(けっこう忙しい)。

 ほかの人は、そのメイン・ストーリーを体験するプレイヤーになります。

 イメージとしては、“台本のない全般アドリブで進める演劇”と思っていいです。プレイヤーが“こうする”とアクションとるので、それに進行役がリアクションするわけです。たとえば――




進行役:君はザインという街に流れ着いた。

プレイヤー:とりあえず酒場に行ってみよう。

進行役:しみったれた酒場で活気がなく、人も少ない。カウンターには酔いつぶれた男ひとり。

プレイヤー:じゃあカウンターへ近づいて、

      「マスター、ミルクをくれ」

進行役(マスター):「悪いな。そんなガキの飲み物なんか置いてないぜ。返ってママのおっぱいでももらうんだな」

プレイヤー:「なんだとこらぁ?!」と叫んで攻撃します。ではサイコロを……

進行役:いきなり戦闘かよっ(これは地のセリフ)




 とまあ、こんな感じ。

 状況によって、そのキャラになりきって演技したりすると、より臨場感あって面白くなるんです。コレを淡々とコンピューター・ゲームみたいに宣言の応酬をするだけだと、愉しくないわけじゃないけど味気なくて。自分はね。

 なんせ大学時代に知り合ったゲーム仲間は、コレが結構“なりきり派”の人が多くて。臨場感があって、すっごく面白かったんです。

 プレイヤーとして性格や背景など役作りをしたりしてね。ヤローばかりなのに女性キャラを作る人がいて。

 そういうのもアリでしょ。

 悪ノリしてプレイヤー全員女性キャラ。マスターまで乗ってきて、登場NPCまで全員女性。立ち寄る街の設定まで変わって女性上位の『アマゾネスの街」に。

 そして貧困打破を図った秘宝『金の成る聖樹』を探し求めるクエストが、男子家系を誕生させるための秘宝『陰陽相剋』を探し求めるクエストに!

 「イケメン家系を誕生させたら、アタイらがいただくよ!!」とか野心満々で旅立つ冒険者たち。


 ――みたいな。


 そんな自由度の高いことがウリなTTRPGなわけでして。

 いいでしょ?

 いいんですよ。

 まあ、そう考えると、そこまでいかなくても、テイストを味わわせるゲームなら、まだまだコンピュータRPGにもやれることはありそうだけどなあ。

(どうしても引っかかる)

 

 それはそうと、AIにマスターやらせれば、TTRPGもコンピュータの中で実現できそうな気がする……。

 『執事』があるなら『マスター』も。クラス的なテイストだって似てると思えば似てるっしょ。






 話がなんか、コンピュータRPGへのグチっぽくなってるような……気のせいか。

 気のせいだ。

 うん、きっとそうだ。

 次回こそはTTの思い出を!




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