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外に連れて行けと言われる


仕事の打合せで外に出ることになった。


しかし心配だな。

僕はペット用の監視カメラを買うことにした。

翌日にはカメラが届く。


そしてリビングに監視カメラを設置する。


妻ちゃんは興味津々で監視カメラとスマホに映る自分を確認する。


外から確認できるの機能と24時間分保存できる機能がついている。


これだけのスペックがあれば十分だろう。


そして僕は外に出る。


一抹の不安を感じながら

打合せ中も

たまに妻ちゃんチェックする。


一応

知り合いから猫を預かっていて

と言い訳をしておいた。


想像より時間がかかってしまった。


妻ちゃんが監視カメラに映っていないから心配だ。


商店街で妻ちゃんが食べれそうなお惣菜を買い

家に向かう。


妻ちゃん。

扉を開けると

ジーっと

玄関で待っていた。


「もしかして…ずっとそこで待っていたの?」


そういうと悲しそうな顔をして

身体をすりつけてきた。


「あーごめんね。さびしかったね」


僕はしばらくの間。

ビデオ会議で打合せしようと思った。


それだと

妻ちゃんとの時間をもっと取れるし。



妻ちゃんと晩御飯を食べる。


幸せなひと時


すると妻ちゃんは

玄関のほうに向かう。


玄関ドアをシャアシャアとこする。


「ニャー」

という。


「外に出たいの?」

と僕は訊ねる。


スリスリしてくる。


僕は困った。

もし外で人間に戻ったら

もし僕の手を離れて逃げ出したら


そう考えると

ぽろぽろと涙がでてきた。


妻ちゃんは心配そうに見ている。


「ごめん。なさけないよね。急に心配になっちゃって」


妻ちゃんは

僕の近くにより

涙をペロとなめる。


その姿は

僕が辛くしていた時の姿とかぶり

胸がえぐられそうだった。


ふと気が付くと

妻ちゃんは

こっちに来いと呼んでいる。


なにかと思い見てみると


―――20分で本格派大人のニューヨークチーズケーキ――――


「ふふふ

これが食べたいんだね。わかった作るよ」


こういう気分転換のさせかたも

妻ちゃんはバツグンにうまかった。


僕は確実に妻ちゃんに救われていた。


20分-こっちのチーズケーキは以前のものより

材料が多かった。

僕は冷蔵庫を確認しメモを取り

スーパーへと向かう。

この時間なら少し遠くの高級スーパーでも営業中だ。


しかし20分って。実際には4時間くらいかかるのではないかな。


そんな心配をしつつ

スーパーで物色する。


高級スーパーでは猫グッズが豊富だった。

興味をひかれたのがまたたび。

これ妻ちゃんも酔ったりするのかな?


ちょっとしたイタズラ心が芽生えて思わず

買ってしまった。

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