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転生したら異世界の宇宙最強の龍でした!〜0から星と生命を作り出して一大文明の支配者になったので現代日本へ帰還します。自分は日本が一番暮らしやすい。〜  作者: 電動ガン
第一章〜女神龍〜

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過去の中国と今の中国。鳳凰と化した龍はどこに向かうのか

Twitterやってます。Twitterアカウント→http://twitter.com/dendogun


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中国の国家主席が変わった。新たに王弦周がその頂点に就いた時、世界は最悪のシナリオを覚悟していた。

それまでの中国は『富国強兵』を掲げ、軍事力を急速に膨張させていたからだ。東シナ海、台湾海峡、日本海。その緊張はかつてないほど高まり。一触即発の火薬庫と化していた。

しかし王弦周国家主席が選んだ道は、世界の誰もが予想しないものだった。


永田町。総理官邸。地下六階。地下会議室。


「では、結論から申し上げましょう。我が国は本日この瞬間を持って、尖閣諸島および台湾に対する領有権の主張を、並びに軍事的関心を一切放棄する。」


王将軍・・・・・・いや王国家主席のその宣言に中島総理は空いた口が塞がらず。ジョーンズ大統領は頭を抱え、ハリー首相は爆笑し、エフレム大統領は舌打ちした。


「王主席・・・・・・それは・・・・・・いったいどういう意味かね?今までの・・・・・・軍事的威嚇は全て無かった事にしたいと?」


ジョーンズ大統領は重苦しい顔で聞いた。一方王主席は満面の笑みでこう答えた。


「そうだ。全て過去の遺物だ。前主席の富国強兵の先にあるのは終わりの無い消耗戦での破滅だ。我が国が真の『中華』であるためにには。領土など些末な問題に過ぎない。」


「そう、か・・・・・・・」


「そして次はこうだ。」


王主席はファイルから書類を取り出し首相達に見せる。


「コレより我が国は。『和平外交』へと舵を切る。軍事に依る支配では無く。『文化の輸出』と『技術の輸入』これこそが私、王弦周の率いる新しい中国の進路だ!」


中島総理が頭が痛そうに王主席に問う。こんなことになるとは微塵も想像していなかったが問うしかなかった。


「具体的には、どうする、おつもりで?文化の輸出とは・・・・・・」


「我が国には五千年の歴史がある。食文化、芸術、思想、そして現代エンターテインメント。これらを純粋な魅力として世界に浸透させる。

かつてシルクロードが富だけではなく、文化も運んだように、我々はソフトパワーで世界に向けて歩み寄る。」


ジョーンズ大統領はそれが出来れば苦労はしないと言う顔だったが。中島総理は覚えがある顔をした。


「そう、前主席のホビーの輸出。あれは成功例だとは思わないかね。」


「ですが、王主席。日本には二匹目のどじょうという小話があります。そうなるのでは?」


「そうだな。だが、もう宣言して置いた方が良い。」


「それはどうしてだ王主席。」


王主席は目を伏せ、一度ため息を吐いてからこちらへ語りかけてきた。


「日本が我々の諜報員を見通した目。恐らくシルバディアの取引で得た物だ。あれはこの参加国で共有しているのだろう?」


「・・・・・・・。」


「・・・・・・。」


「・・・・・・。」


「・・・・・・。」


「あれがあるともはや我々は何も出来ない。だから、正面から玄関のドアを叩いているのだ。」


「そうか。ならば良い考えだと思うぞ。」


「そうだ王主席。英断だ。」


「王主席えらい。」


「・・・・・・・。」


中島総理はこの連携に流石大国の首相は違うなと思った。そんなもの共有してない。しかし中国の勘違いを正してもとの中国にも戻られると困るからだ。


「ともかくだ。簡単に世界には信じてもらえないだろう。だから我々は行動で示す。」


王主席はこほんと咳払いして姿勢を正す。


「本日を持って、前線に展開していた艦隊はすべて、撤収させる。台湾海峡と尖閣周辺の緊張は、今日を限りに消滅する。

我々は銃を捨て、筆と財布の入ったシャネルの鞄を持つことにする。歓迎して欲しい。」


唐突な中国の宣言に世界はまたとない混乱に陥るのだが。以外と受け入れられるのだった。


・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・


・・・・・・・・


・・・・・・・


・・・・・・


・・・・・


・・・・


・・・


・・



ある日。秋葉原。


「毎週中華キットの再販があるわ。クレジットカード限度額になりそう。」


戦利品の20個のプラモをアイテムボックスに収め。イエサブを出るシルバディア。ふと気がつくと、こっちにシルバディアちゃーんと声を上げて手を振る集団が。

恐らく認知度が上がってきたことによるものだなと考え手を振っておく。おおー!と野太い声が上がったので笑ってしまったが、結構人間離れしてるこの姿で受け入れられるものなのだなとごちる。


「みのり。おまたせ。」


「はいはい。シルバディアさんも何か食べますか?」


「うーんレトロプリンとメロンソーダ。」


「はいはい。すみませーん。」


喫茶店で一息吐いて。今後の予定をみのりと詰める。ガンプラショップに寄って、ケバブを食べて帰ろうと決めた。


「あ、シルバディアさんちょっと一服してきます。」


「はーい。」


みのりの一服を待ってる間に注文が来る。手早く食べ始めようとしたらスマホが震えた。


「総理?はいはいーもしもーし。」


「シルバディアさん!!!」


大きな声で耳が痛かったがのっぴきならないことが起きてると確信する。何故なら総理は涙声で、辺りがやけに静かだからだ。


「総理どうしたの。」


「た、助け、助けてください!」


「落ち着いて。なんで助けて欲しいの。」


「助けて!くださいぃ!」


「総理!落ち着いて!!」


「うう・・・・・・ぐす・・・・・・・」


このまま通話するのはマズイと感じ、みのりのスモーキングルームに行き外に出ると目配して外に出る。


「総理。お願い。落ち着いて。どうしたの?」


「悠人が・・・・・・悠人がぁ・・・・・・」


「悠人?」


確か総理の息子だったはず。歳は17。会ったことはない。


「悠人がどうしたの?」


「交通事故で・・・・・・頭と首の骨が折れてて・・・・・・お願い。助けて・・・・・・」


「ポーションは!?」


「回せる、病院が、無くてぇ・・・・・・」


「ちっっっ!!!」


マズイ。ポーションは死んでしまっては効かない。時間の問題だ。手持ちのポーションはあるが、タダでは渡せない。タダで渡せば調和が乱れることになる。なら。


「総理!!聞いて!!」


「は、はい。ぐす。」


「取引よ!!!今から何でも良い!!私にポーション分の対価を差し出すと宣言して!!早く!!」


「えと・・・・・・えと・・・・・・」


「総理!!!」


「あ、わ、車!!私の車!!!差し出します!!!」


・・・・・・よし。譲渡の契約が出来た。飛べる!!!転移!!!


「総理!!!」


「あ、えっ!?シルバディアしゃん!?」


病院に到着し泣き崩れた総理を見つける。その後ろは手術室。


「行くわよ!!」


手術室に突入する。そこには手術着を着けた医者達がいてちょうど手術中だったようだ。手前の準備室で待機していた手術助手らしき人物に問いかける。


「この患者は中島悠人であってるわね!?」


「だ、誰だ君は、今手術ちゅ・・・・・・」


「合ってるかって聞いてんのよ!!!」


「あ、合ってます。」


シルバディアは光環を出現させ、中からポーションを取り出す。そしてその手術助手に手渡す。


「ポーションが来たわ。使いなさい。」


「いやポーション使う計画は入ってな・・・・・・」


「使えって言ってんのよ!!!!!!」


「はいぃぃぃぃぃ!!!!!」


手術助手が手術室に消毒して入る。そして医者が躊躇いも無くポーションをぶちまけたのを見て。シルバディアは手術室を出るのだった。


「渡してきたわ。」


「あり、ありがと・・・・・・ございます・・・・・・ぐす・・・・・・」


「じゃあ私帰るから。取引終了ね。車もらってくわね。」


「あい・・・・・・ぐす、うう・・・・・・・」


「もう、私便利屋じゃないんだから。」


転移で秋葉原に戻り、喫茶店に戻る。みのりは待っていてくれた。


「ちょっと緊急事態だったわ。」


「そうなんですか〜」


「早くプリンとメロンソーダ・・・・・・・メロンソーダ氷溶けてる!!!」


「そりゃそうですよ。」


びっくりしたけど、助かったならよかったと思うシルバディアだった。尚、病院からお叱りのお手紙はちゃんと届いた。















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