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パソコン!!!欲しい!!!なら作ればいいじゃん!アゼルバイジャン!えっ取引の会議が長引いてる?

Twitterやってます。Twitterアカウント→http://twitter.com/dendogun


パソコンが欲しい、と思った。

で渡されたのがコレ。MacBook pro 15インチ。

私は最高スペックではないにせよ遊ぶには十分だな。と思ったが。

やっぱり私が使う物だから最強スペックにしたい!!!!なので持ってる素材からパソコンを合成します。


「むむむ〜」


素材はこれ。MacBook proとミクラ結晶石の塊。これをあーしてこーしてうんぬんしてこねこねする。


「むむむむ〜〜〜ん!!」


それで出来たのがこちら。晶石CPU搭載パソコン。M5チップ457万個分の性能と13ヨタバイトのメモリ。そして256ロナバイトのストレージ。これで地球最強でしょ。ブラックホールが銀河を飲み込む時間も計算出来る。


「よし・・・・・・よし?」


だがここで目が覚めた。この性能で地球上ですることあるか・・・・・・?無くない?


「また無意味なものを作ってしまった・・・・・・」


どうしよ。まぁ使うか。最近総理に会いに行くと困った顔するからテレビ通話にしようと思ったんだよね。


「どれどれ。マイクラやろ。」


まずはゲームよ。やっぱ。起動!


「〜♪」


ネットサーフィンとゲームしかやらないのにこの性能はやっぱ馬鹿ね。失敗だわ。


・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・


・・・・・・・・


・・・・・・・


・・・・・・


・・・・・


・・・・


・・・


・・



永田町。総理官邸。

中島総理は、記者会見を終えてドッと出た疲れを癒やすべくチョコレートのドカ食いをしていた。

虚ろな目をしているがシルバディアの情報を全世界に公開し、宇宙怪獣は安全だとアピールした。

だがこれから来る突き上げを想像すると吐き気を催し、胃痛がし、頭痛が襲来するのだった。


「なんで・・・・・・」


中島総理は椅子から崩れ落ち、床に転がってチョコを取り落とした。その姿は見るも無惨で、そうなることを予想したのか秘書さえも執務室を出ていた。


「なんで私の時なのよ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」


中島総理は子供の様に涙した。支持率を得て、野党も理解を示しつつあり、国民も応援してくれる。楽な内閣にはなるとは思っていなかったものの、もっといつもの内閣とは違う、キラキラしてて、頑張る私は美しい、となれる内閣になるはずだった。

だが蓋を開けて見れば。

就任三ヶ月でこの有様。宇宙怪獣のお世話をするなんて聞いて無かったと言わざるを得ない状況。それはもう涙も出るという物だ。


「うう〜〜〜〜〜〜!!ぐす・・・・・・うう・・・・・・」


齢47歳の超若手総理大臣の道は、暗雲が立ち込め、有刺鉄線が張り巡らされ、毒の沼を歩くようなものだった。だが。


「はぁ・・・・・・ぐす。ああ・・・・・・」


中島総理は立ち上がり、執務机のパソコンを開く。一応、良かった事もある。この世界の突き上げの防波堤になると言ってくれた国があることだ。

イギリス、ロシア、アメリカ。シルバディアの取引を持ちかけられた国が日本の味方になってくれていた。


「うう・・・・・・はぁ・・・・・・よし。」


思い切って通話の時間が来ていたので涙目の顔を拭き。通話開始ボタンをクリックする。さぁ戦いの時間だ。頑張れ中島清美。


・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・


・・・・・・・・


・・・・・・・


・・・・・・


・・・・・


・・・・


・・・


・・



「というわけだ。イギリスでは女王陛下にまで報告が通ってしまってハリー首相が頭を抱えていた。」


「ロシアも大統領に報告したら信じてもらえなかった。なんとかテレビ通話の記録を見せ信じてもらえたが・・・・・・」


「アメリカはまぁ。まずは普通に訪ねたら門前払いされたよ。大統領令でおもちゃを作れと言う羽目になりそうだ。」


各国の取引準備状況を聞いてみたらそれはもうてんやわんやだった。普通そんなのは信じない。


「ミセス中島。出した対価を受け取ってもらえたら我々はどうやって報酬を受け取ればいいんだ?」


「まさかロシアに来るわけにもいくまい。こないだの様に現れてもらったら大騒動になる。」


「アメリカはエアフォース・ワンを動かしても良いぞ。」


「・・・・・・・・・。」


一応中島総理は聞いている。どうするかを。だがそれは到底飲めない指示だった。


「一応は・・・・・・シルバディアさんからは、直接行って渡す、と言われています。」


「おお!」


「ならば受け入れ準備をしないとな。取引が本当なら国賓だ。」


「エアフォース・ワン動かしていい?」


「ですが!!!」


中島総理は色めきだつ三カ国を一喝した。そして静かに水を飲み。向き直る。


「彼女は保護する時の約束で。東京都内を出ないという約束をしています。

先日のデモンストレーションはこちらが対価を支払って特別に動かしたに過ぎません。

次この約束を破る時、何を対価として要求されるか完全に不明です。」


「その時は何を要求されたんだ?」


「初回サービスと付いて、西瓜を一つを要求されました。」


「西瓜?」


「この時期に?」


「そんなものを要求されるのか・・・・・・」


「もちろんこの時期にあるわけありません。国内の倉庫を洗い出し、福岡に僅かに保管されていた物を取り寄せました。

まだ今回はなんとか出来る理不尽であったものの、場合に寄っては夏にシベリアの雪や冬にハワイの夏日を要求されます。」


「ちょっとしたものだとちょっとした理不尽が来る可能性があるのか・・・・・・」


「夏にシベリアの雪は事前に保存していないと出せんな・・・・・・」


「冬に、ハワイの夏日・・・・・・!?」


「皆さんはまだご理解されていないかと思いますが、シルバディアさんはただの自販機ではありません。

彼女は宇宙に君臨する全能の存在であり我々の中で最も近い呼称は神だということを理解しなければなりません。」


「神、か・・・・・・」


「もしかして、我々はとんでもない存在と気軽に取引に応じたのか?」


「ジーザス・・・・・・」


「聞き取り調査では、星や銀河を作り出す事が出来て、生命の種を星や宇宙空間に齎し、繁栄を見守ったと報告があります。事実関係は調査中ですが。」


「・・・・・・わかった。ミセス中島。日本の責任は重大だぞ。」


「そうだ。我々にはその報告を否定する材料が何も無い。

実際に宇宙から飛来している以上事実である可能性の方が遙かに高い。」


「日本には彼女の手綱をキチンと握っていてもらう必要がある。」


「・・・・・・はい。」


中島総理は胃が悲鳴を上げるのを聞いた気がした。

だがもう止められない来てしまったからだ。

シルバディアの手綱を握り、ご機嫌を取る。それこそが地球を滅亡させない唯一の手段となった。


「とりあえずは、だ。」


「だな。」


「アメリカから準備されていたアレ。

以前は一笑にしたが実行した方が良い。」


「アレ?とは?」


「国際宇宙怪獣対策会だ。」


「・・・・・・ええ。聞いて無いのですが。」


「ちょうど集まり情報共有されていたイギリス、ロシア、アメリカ、日本で主導する。

まぁ実質レディ・シルバディア対策、管理をして、利を得られるなら利を得ようというものだな。」


「はぁ・・・・・・できますか。」


「出来そうではないか?日本なら。」


「だろうな。」


「えええ?!」


「保護を要求したと言うことは日本の管理下に入ることを望んだと言うことだ。

ならば日本から無理矢理連れ出さない限りは暴れないだろう。」


「そう簡単に行きますかね・・・・・・」


「そのためにまず、取引出来て地球には無い力や技術を手に入れようとする輩が確実に出てくるからな。フランス、ドイツ、中国、その他多数。」


「そういう輩から守る為の機関だ。日本は守られていろ。そして少し我々におこぼれを寄越せ。」


「絶対おこぼれだけじゃ済まなくなります・・・・・・」


「そうなったら我々四カ国だけで囲い込もう。どれほどのものが出てくるかは未知数だが、恐らく地球破壊爆弾級の何かは出てくるだろう。」


「そんなものがあるのか・・・・・・?」


「恐ろしいな・・・・・・」


「さっきの報告が本当ならまさしく彼女の扱いを間違えば世界は、地球が滅ぶ。太陽系が残っているかもわからんからな。」


「・・・・・・だな。」


「女王陛下はともかく首相が心配だ。英国紳士にしては少し強欲だから。」


「大統領もだ・・・・・・慈悲も大きいが容赦の無さも大きい。」


「そういう言い方して大丈夫なのか?アレクセイ。」


「大丈夫。この程度ならいつも大統領とジョークを言い合っている。幼なじみでもあるしな。」


「ああ、そうだったな。」


中島総理はしくしく痛む胃を押さえながら、会議の終了を宣言して画面を閉じた。


「ふぅ。」


これから世界は変わっていく予感がする。シルバディアの事は公開してしまったし(全能の存在というのは伏せてある。というかそんなの言えない。)世界はシルバディアについて知りたがり、接触しようとしてくるだろう。ただ、英米露の強力を取り付けたのは良かったかもしれない。世界は、変革の時が来たのだ。
















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