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転生したら異世界の宇宙最強の龍でした!〜0から星と生命を作り出して一大文明の支配者になったので現代日本へ帰還します。自分は日本が一番暮らしやすい。〜  作者: 電動ガン
第三章〜新時代〜

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大騒動の国連再び。また暴れるの君たち。どうかなぁ?

Xやってます。Xアカウント→http://twitter.com/dendogun


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スイス。ジュネーブ。国連欧州本部。世界各国の陳情があり訪れた日本。どんな突き上げがあるかなーと気楽に考えていたのはこの男。国連でお馴染み日本の全権大使木崎であった。

木崎は相変わらずすき家でにんにくの芽牛丼早くはじまんねーかなとくだらないことを考えながら席に着いた。シルバディアとゼファランディアという最強の盾を構えながら。


「で、では・・・・・・これより、本議題に関する審議を・・・・・・開始する・・・・・・ます・・・・・・」


議長は裏返りそうな声で。なさけないほど震えていた。ゼファランディアはシルバディアに教えて貰ったネットサーフィンで、どれだけ日本に怒号を放っていたか知っている。

それに対し、ダンジョンがある国と無い国でわかれているなら仕方ないなと考えていたがそれでシルバディアに暴言を飛ばすなら話は別。星の海のような輝きの黒髪をさらりと梳きながらゼファランディアは世界各国に問うた。


「どうした?審議を始めぬのか?」


各国は何も言えなかった。どう考えてもシルバディアの関係者。しかもシルバディアよりも遙かに尊大で威圧的な雰囲気があり、危険を孕んでいる。

発言ひとつで自分の国が地図上から消える可能性があるなか誰も発言出来るわけがなかった。その中で少しだけ涼しい顔をしている全権大使がいる。

ドイツとイタリアだ。この二カ国は事前に宇宙怪獣姉妹が参加することを日本から聞いていたので覚悟を決める事が出来ていた。


「どうした?我々は暴君ではない。貴国らの意見を聞き入れる準備がある。だが、無礼を働けばいつぞやの国連の様にシルバディアの腕が振るわれることになるだろう。」


「そうよ。ダンジョンが欲しいならちゃんと相談して。」


「それともなんだ?貴様らはインターネットとやらだけで威勢を良くしているネット弁慶とやらなのか?それならば貴国らには話す価値などない。

永久にダンジョンの恩恵に与る国を指を加えて見ているが良い。」


「議長、発言を許可願います。」


「ヴォーグ大使。発言を許可します。」


ドイツの大使が立ち上がり、姉妹に恭しくお辞儀をする。そして書類を一度確認したあと放り投げた。


「愛すべき、シルバディア様とゼファランディア様にまずはご挨拶を。私はドイツ全権大使、ヴォーグ・ベッケンと申します。」


「うむ。ヴォーグよ。ドイツは日本のダンジョンに潜るためのエクスプローラー免許国際推進協定同盟国だそうだな。日本には1000人の国際仮免許受講者を送り込んだそうだな。その手腕、見事だ。」


「ありがとうございます。」


「だがヴォーグよ。このまま待てばその枠は拡大される、自国にダンジョンを持つよりも危険が少なくダンジョンの利益に与ることが出来、国民が富む。このままで良いのではないか?」


「国民が富むのは確かです。ですがそれでは国が富まない。双方が豊かにならねば国が死に、国民にいくら金があろうと路頭に迷います。我々は国を富ませる段階に入ったのです。」


「なるほど。一理ある。」


「それに国際推進免許を待つだけでは一部の若者しか豊かにならず、それでは国は保ちません。なので自国にダンジョンを設置していただき、魔石の恩恵に与りたいのです。」


「わかった。最終決定は我では無い。だがドイツに設置する意見は強く言おう。その代わり日本の要求も飲んで貰うぞ。」


「承知致しました。ありがとうございます。首相もお喜びになることでしょう。重ねてお礼申し上げます。」


これには世界は悔しさに身悶えすることも出来なかった。ドイツは非常に良い形でひとつ抜けた。今の話から推測するならば、ダンジョン設置の陳情に適った国と言うのは日本の属国どころか傀儡になるに等しい。

ドイツはダンジョンを設置してもらいながら魔石の恩恵に与れる。だが他の国は?

資源大国でもある日本にとってただ隷属するだけではない。ダンジョンを設置しても魔石は全て吸い上げられることになる。

ダンジョンを設置しても全く意味が無かった。


「・・・・・・ぐ。」


「・・・・・・むぅ。」


「・・・・・・ぐぬ。」


だがここでやっぱりいらないですとも言えなかった。ここで引けば先んじてネットに出てしまったあれほどの怒号はなんだったのかとこの姉妹に問われ、下手すれば自国が滅亡する。

先にも進めず後にも引けず、現状維持も出来ない。八方塞がりを打破する言葉は誰も持っていなかった。


「議長、発言の許可を。」


「ベニーチェ大使、発言を許可します。」


イタリアの全権大使が起立し、どこからともなく薔薇を取り出す(ほんとにどこからだした。)と。こう切り出した。


「美しい宇宙の姫達よ。まずは挨拶を。私はベニーチェ・ロッサーニ。よろしくお願い致します。」


「うむ。よろしくたのむ。貴様はイタリアという国の大使だな。聞けば情熱の国とのこと。勉強した限りでは礼儀として女を口説くと言うが・・・・・・一応我とシルバディアは雌であるが。ここで口説きは意味をなさんぞ?」


「もちろん承知しています。姫方はいわば高嶺の花。口説きたくても口説けない高貴なお方です。お二人の美しさを私の矮小な口で語ることをお許しください。」


「ふむ、まぁ良い。それでイタリアもたしかエクスプローラー免許国際推進協定同盟国だったな?やはりダンジョン設置の陳情か?」


「しかり。ですがそれだけではありません。」


「ほう?」


「確かに我が国にもダンジョンは欲しい。ですがこの有様を見ると他国へのダンジョン設置は夢の向こう側になってしまっている。そこで私はチャンスを与えて欲しいのです。」


「チャンスだと?」


「はい!」


これには各国の顔が驚愕で染まった。イタリアが援護射撃、いや後ろから撃ってくるなど思いもしなかったからだ。


「世界はダンジョンを望んでいます。あの夢の様な資源、魔石を求めているのです!!それを今はたった五カ国で独占しています。

これは世界の分断を煽り、シルバディア様達が平和に安寧を享受するのが難しくなります!!ゼファランディア様もそれはお望みではないでしょう?」


「確かに・・・・・発展に混乱は付きものだが、それが平穏を揺るがすものではあってはならない。」


「でしょう!!なので我々追加でダンジョンを設置される国は手を取り合い。設置の恩恵に与った国は非設置国への設置への援助などを取り仕切る。ダンジョン平静管理連合を立ち上げお互いを管理して行こうと思うのです!!!」


「ほうほう。」


これには各国はしてやられたと思った。イタリアとドイツがしたり顔で目配せしているの見た。取り仕切ると言ってもイタリアとドイツがトップに立ち、幅をきかせて魔石の吸い上げる構造を作ろうとしているのだと察した。

それならば先ほど声を上げ、日本の事実上の属国になった方がまだマシだった。だがもう更に後戻り出来なくなってしまっている。

ここでイタリアとドイツに口汚く反論してもゼファランディアに黙らせられるだけだ。

そうすれば更に立場は悪くなり、イタリアが言ったダンジョン平静管理連合とやらに吸い込まれるように併合され、自分達は魔石を掘る奴隷となる。遅すぎたのだ。もう。


「これで日本に危害が及ぶ心配は少なくなります。そして連合から日本へ魔石を上納致しましょう。」


「ふむ、良いではないか?」


「ありがとうございます。」


「だがなイタリアよ。」


「なんでしょう。」


「それは魔石で世界を支配しようというのと同義だ。」


「え、あ、いや、そういうわけでは。」


「事実そうであろう?今のところ追加でのダンジョン設置に唯一近いのはドイツだけだ。一番最初に追加ダンジョンを得たドイツをトップに据えるのか?それは無理な話だろう。

いつかダンジョンを設置されるのを待つ集団なだけでその集団にトップを据えるなどという問題ではない。必ず揉める。どうする?トップに据えた国が永久にダンジョンが設置されず他の国ばかりダンジョンが設置されたら。その問題の解決法が無い限りこの連合は無意味だ。」


「なるほど。では辞めておきましょう。」


「聞き分けが良いな。やめておけ。」


「良いアイディアかと思ったのですが。」


「大抵良いアイディアとは大きな穴が空いてるものだ。我もそういうことは多々ある。」


「ゼファランディア様でもあるのですか。では我々は更に辞めた方が良さそうですね。」


「うむ。我も3000億歳を超えて漸くそういうミスは少なくなったがまだ無いとは言い切れないのだ。」


「肝に銘じます。ご忠告感謝します。」


「しかしイタリアはそういう主導を取ろうとするほどダンジョンに飢えておるか。ならば一考しよう。」


「おお!!!感謝致します!!!」


イタリアとドイツにもう全て支配されたかと思った。だがここで一人、挙手をして議長に発言の許可を求めた。


「議長。発言の許可を求めます。」


「アチャブライ大使。発言を許可します。」


それはタンザニア大使。アチャブライ・ケレンミタイ大使だった。


















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