ポートレート
いつも読んでくださりありがとうございます。
今見たらこのようになってました
総合評価
6 pt
評価pt平均
評価pt合計
6 pt
評価者数
1 人
本当にありがとうございした。
すごく嬉しいです。
感謝です。
四月、私は、友だちと、旅行に来ていた。
まだ、恋も知らない私は、もう、赤い糸の運命などないと思っていた。
「ねぇ、せっかく来たんだから、写真くらい撮ろうよ!桜も綺麗だし…。」
「そうだね…。」
「あーあ、でも何を好き好んでおんなの2人旅?(笑)」
「良いじゃないの(笑)。せっかく2人できたんだから(笑)さぁ、撮るよ(笑)はい、チーズ」
かシャリ。
「綺麗、やっぱりスマホっていいよね…すぐに見れる(笑)」
「そうだね…。」
うららかな春の陽気につつまれた公園の池は、きらきらと光るさざ波をたてていた。
周囲の桜からは、風が吹くたびに淡いピンクの花びらが舞い散り、私の、肩や髪に桜のアクセサリーのように髪や、服を彩っている。
舞い散った花びらは、ピンクの絨毯のように
水面を彩っていた。
心地よい暖かさは、少しだけ、心を春色に染めた。
「私も、恋をするのかな…」
そんな心地よい暖かさに身を任せ、のんびりとオールを漕いでいた、その時だった。
ドン!!!!!
鈍い衝撃とともにボートは大きく揺れ、みずしぶきをあげひっくり返った。
「えっ!!!!!」
ザブン!!!!!
バランスを崩した拍子に、ふわりと頭が軽くなった。
お気に入りの麦わら帽子が春の突風にさらわれ、ひらひらと宙を舞う。
「待って!!!!!」
手を伸ばしたものの、帽子は無情にも風にのって、近くの岸辺へと落ちていった。
池へ落ちてしまった私たちは、やっとの思いで、岸にたどり着いた。
「みずも滴る良い女…???が出来上がったね(笑)」
「大丈夫かい?」
慌ててそちらをみると、ちょうどとおりかかったボート乗り場のおじさんだった。
「すみません…!大丈夫でーす(笑)」
ボート乗り場のおじさんは心配そうに
「着替えは?持ってる?あるわけはないよな
おじさん家にくるかい?ちょうど、娘の服がある。お風呂入って着替えたら良い。なんなら、家に泊まって行きな…!家内へも連絡してやろう(笑)」
「すみません…じゃあ、お願いします…」
「良いってことよ。お腹空いてないかい?
ごはんも食べて行けば良い。ここの名産まではいかないが、おじさんの奥さん料理うまいからさ(笑)」
「ありがとうございます…!」
前の方をみると、一人の人物が、しゃがみこんで私の帽子を拾いあげるところだった。
その人は立ち上がると、こちらを振り返り、
軽く会釈した。
その瞬間、
それまで、風ひとつ吹かなかった私たちとその人物との間に風が吹いた。
満開の桜と青空が、まるで、運命の人との出会いを知らせるかのように、桜の花を舞い散らせた。
鮮やかに色づいた風に揺れる髪と、あなたの軽くウェーブした前髪がとても素敵で、
帽子を差し出しながら私へ向けられた優しい微笑みにドキドキした私の心は、もう、春色になっていた。
池の上を突き上げる風と、舞い散る花びらが
私の身体の中を通り抜け、頬は急に熱をおびたように感じられた。
ゆっくりと近ついてくる、その人物は、
「はい…どうぞ(笑)落とし物。さくら色のお姫様」と言って、私の麦わら帽子を頭にそっと置いてくれた…。
私は、「ありがとうございます…」とお礼をいった後、その人物の写真をスマホでカシャリ
と撮った。
◇
四月、うららかな春の陽気につつまれた公園のベンチに一人。
あなたのポートレートを見つめている…
満開の桜は、もう、春の真ん中を教えている
周囲の桜からは、風が吹くたびに淡いピンクの花びらが舞い散り、私の、肩や髪に桜のアクセサリーのように髪や、服を彩っている。
お気に入りの麦わら帽子が、…風にのって飛ばされる…
「あっ...!」
宙を舞う麦わら帽子を、そっと受け取り
ゆっくりとした足取りで歩いてくる人物が一人。
「はい…どうぞ(笑)落とし物。さくら色のお姫様」
「ありがとう。さくら色の王子様」
今、春風が2人の間を吹き抜ける…
赤い糸をさくら色に染めて、軽くウェーブした前髪が、…風にのって揺れている…
(終わり)
いつも読んでくださりありがとうございます。
もう、本当にびっくりです。
今見たらランクインしていて、
80 位
[日間]現実世界〔恋愛〕 - 連載中
本当にありがとうございました…。
これからも、もしもよければ読んでもらえると嬉しいです…。
ありがとうございました…。にゃんより




