第3www進化先は慎重に。
次の駅で乗り換えのお客さま~
現在は控え目そうな美女に寄生虫、
もとい寄生中。
やー、伏せ目がちにして大人しそうにしても、やっぱりイケメンパワーには勝てないんだねー。
まっ、もうそのイケメンもいなくなっちゃったんだけどねー。
それでラッキーな事にこの女、
町長の娘らしいんだ。
なんか、今、俺わらしべ街道まっしぐら?
実にいいよ。俺の今の所のセカンドライフ。
俺は、基本ラッキーなんだよね。
というかさ、少し話がズレるけど自分が不利だって思う奴こそが不利なんだって思うわけなんだ俺は。(倒置法)
寄生虫って言えばさ、
俺、天職っつーか、天種族なんだと思う。
だって人間の時は生活保護受けてた社会の寄生虫なんだったしな。
いいよね、現代社会。
働かないで養われるのも自由。
働いて税金取られるのも自由。
実にいいよ、自由って。
生活保護の申請は結構簡単だったな。
受付の男の姉の、結婚間近なのに可哀想に俺に射たれたヤク決めてパコられてる写真を見せたらあっさり降りた。
で、ここからが本題な訳よ。
当然向こうとしてはその写真を公開しない代わりに生活保護申請を許可するって話になる訳じゃない?
だけどさ、仮にその写真を公開しても生活保護を失うことにはならないわけ。
俺はそれでも不利じゃあない。
だって、相手は公務員でありながら不正に屈して生活保護申請を認めたわけだろ?
それがバレたら向こうだって良くない。
ほおら、俺はまだ不利じゃないだろう?
結局、例の写真は公開しなかったけど、
裏ビデオの方は売らせて貰ったけどな。
その男には選挙の時も手伝ってもらったしね。助かったよ。
まあ、汚職がバレたときはそいつのせいにしたら、罪の呵責に耐えかねたのか何故か首吊って死んだけどね。何故か手を後ろに縛った上で。
市長に成ったときの経験でこの町を発展させるのも面白いけど、
取り敢えずはお腹が空くので、
満漢全席でも頼むかな。
この立場なら人殺す必要もないし。
人殺しても現在何処かに潜伏中ということになっているケメーン君に被って貰えるしね。
で、やっぱり食事って凄いわー。
そりゃもう、人間食べてたときとはまた別のスキルがやって来るわけ。
それも苦労もせずに。
「強いモンスターしか食べません。」
なんて突如言い出したご令嬢の我が儘パワーで俺のレベル、うなぎ登り。
ニョロニョロと爆進中。
で、俺、進化。
進化先は、
蛹蟲
電寸白
千線虫
硬麺虫
錠薬蛭
蛹蟲
サナダムシのモンスター。
巨大になり、口が無い代わりに、皮膚全てが吸収能力を備えた器官になっており、
言い換えれば全身が口であると言える。
因みに動けるが、蛹の状態であり、
羽化に備えている。
電寸白
ウザいサナダムシのモンスター。
電気属性。メカメカした姿をしており、
電気信号で寄生対象と濡れた状態で、
若しくは粘膜接触した対象をも操れる。
千線虫
鳴き声は「センチュー」。
裂けるチーズ風に増殖する。
雄雌は無い。
硬麺虫
柔いものは気に食わない。
博多っ子っぽい寄生虫モンスター。
錠薬蛭
特殊な物質を出して触れたものの生体に影響を及ぼす。
見た目に似合わずかなりスタイ☆リッシュな行動をとる。色白。
…俺の記憶が正しければ蛭だけは生物門レベルで別の生物だぞ?
まあ、ファンタジーだからいいのか?
俺の選択は…。




