7話 コアレベル2
≪ ダンジョンコアレベルが2に上がりました ≫
「コアが2になったってさ・・・」
「おめでとうございます。初日でレベルアップとは流石でございます。」
「いやいや、召喚しかしてないからね?召喚で上がるなら全員初日に上がる筈だからね?」
「ではメニューにあるお知らせを見てください」
「おい、スルーかよ」
しかし嬉しい事は間違いなくウキウキでメニューを開く。
・ダンジョンステータス
・マスターステータス
・召喚(魔物、アイテム、食糧、スキル、武具)
・MAP
・お知らせ
あれ?MAPという項目が増えてるな
ともあれお知らせを開く
[領域内で生命を奪う、召喚10個 の達成によりコアレベル2になりました]
[コアレベル2になったことによりMAP機能が追加されました]
ほうほう、あとから条件を教えてくれるのね。
召喚10個? 2個しかしてないよな?
あれか、セットの中身は別々で数えるのかな?
カップやソーサー、バスタオルなんかもあったからきっとそうだな。
分からないのはこちらの条件だ。領域内で生命を奪う?奪った?誰が?
「誰かが領域内で死んだってさ」
「では早速MAPを開いてみてください」
言われた通りMAPを開いてみる
すると地上の領域内でラットが1匹死んでいるのが確認できた
すぐそばにはゴブリン2匹がいるのが表示されている
「ゴブリンがラットを殺したみたい。って言うか、外部の魔物同士でもDPは入るんだな。」
「もちろん入ります。入らないのは配下の魔物のみでございます。それにしても近くで殺してくれてラッキーでしたね。」
確かにラッキーだった気がする。
しかしMAPが使えるようになり気がついた事があるのだ。
「セバス、MAPによるとコアルームから出ると大部屋位の空間があって、階段?スロープ登れば地上になってるんだけど」
「はい、間違いございません」
間違いございません。じゃねーよ!
こんなのすぐ攻略されちゃうじゃねーか!
入口入って少し降りて広場の奥の扉を開けたらコアルームって。
しかも魔物はスライム1匹!
最終ボスに控えるは5歳児と同等の強さを誇るこの俺、ってバカ!
「これさ、俺すぐ死ぬよね?今日明日には死ぬよね?」
「初期のダンジョンには3カ月は侵入することはできませんので、ご安心を」
あぁ、そういうこと。
早く言ってよセバス。
よしじゃあ3カ月の間に防衛準備を進めなきゃな。
ところで周りにはラットやゴブリンがいるのは分かったが人間はどうだろうか?
周りの状況によって進むべき道も違うはずだ。
さっそく確認してみよう。
MAPオープン!
「セバス、MAPは領域内しか見れないのか?」
「その様になっております」
外に出て確認するしかないのか
「外に出て周りの確認をしたいんだが大丈夫か?」
「もちろん大丈夫でございます。ただダンジョンに侵入出来ないだけで魔物や人がいれば襲われますのでお気を付けてください」
「いきなり襲われるのかよ・・・セバスに戦いの心得は?」
「私は補佐のためHPは∞となっており死にませんが他の数値はすべて1でございます。」
「1かよっ!お前さっき俺の事笑ってたけどさ、人の事笑えないからな!」
「以後気を付けます。で、私には戦うことはできませんので」
「分かったよ。でも死なないってことは守ってやる必要もないな?」
「はい、ユウが危険を冒してまで助けていただく必要はございません」
危険じゃなかったら助けろって事かよ
「それにこの体は代えが利きますので」
「なにそれ怖い」
「賊や魔物に捕えられた時などのために緊急脱出が備えられております。それを使うと意識だけが肉体から離れ、翌日の0時になった時にコアルームにて復活できるのです」
「なにそれ便利。囮役やり放題じゃない」
「あなたのほうが怖いと思います」
冗談だよ冗談。2割冗談。
気を取り直して、MAPで半径100mを確認する
出入り口近くに反応は無い
あ、ついでに領域拡張しちゃおう
「領域拡張しようと思う」
「かしこまりました。ではダンジョンステータスを開いてください」
ダンジョンステータス、と
name ___
LV 2
階層 1
領域 100m(+)
DP 2225
状態 未開放 残り92日
名前も決められるんだね。
今はまだつけることはしない。
領域の数字の隣にある(+)を押せば広がるのだろう
っと、そのまえにDP増えてる!
最初に2000貰って初心者セットに300 スライム召喚に10で1690だったはずが2225p
535増えている事になる。
たぶんさっきのラットが死んだことが原因だろう
ラット1匹でこれだけもらえるのか・・・
ダン神様、どうもありがとう!
まぁ、感謝の気持ちを伝えるが気持ちはこもってない。
それよりも領域の拡張だ
+を押してみる
100m+1m 2p
そのまま押し続ける
100m+200m 400p
うーん400pか 残りは1825pとなる
とりあえず決定
name ___
LV 2
階層 1
領域 300m(+)
DP 1825
状態 未開放 残り92日
これで半径300mになった
あらためてMAPを見てみる
ちらほらと黄色の光点が光っている
「セバス、MAPの黄色い光点は何を意味するんだ?」
「MAPの光点は配下が青で表示され、敵意をもったものは赤、そのどちらでもないものが黄色で表示されております」
「なるほど、じゃあこれは敵意は無いってことだな」
「そうなりますね。ただ姿を見た途端に敵意を表す場合もありますので黄色だからと安心しませんように。」
「なるほど、了解した。」
あらためてMAPを見て、出入り口の近くに光点がないのを確認してコアルームを出た。
コアルームを出るとそこは広い洞窟の様な空間となっておりガランとしていた。
「ここにコアを守るボスなどを設置するといいかもしれません」
要するにボス部屋ね
うちにボスはスライムLv1しか居ないけどな!
広場を横切りスロープを登る。
スロープの先にある出入り口からは光が差し込んできている。
外に出ると久しぶりの太陽の光に目が眩み、目を細めた。
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