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17話 ワイバーン

コアレベルが4になった



最初に3体のワイバーンを召喚しLvアップさせるため、オーガ、ハイロウ達に任せる。




牢屋の住人が増えたため、生産作業が終了する頃には俺のLvは18に上がった。


相手は雑魚とはいえ俺が貰えるのは600体の50%で300体分の経験値である。1日1か2はレベルが上がる量ようだ。



DPについてはコアに確認した所、Lvの平均が2.2で66万DPが入った


このほか滞在DPで4万少し 計70万の収入である。



昼過ぎ レベルが上がったワイバーン3体に上空からの偵察を命令。




「上空から近い町の有無とその距離を探ってきてほしい。見つかると厄介だから可能な限り高く飛べ。2時間で帰ってこい。無理は必要ない、決して死ぬなよ」




今度は3方向に向かわせるので見落としはないはずだ。


それに高く飛べば鳥と間違ってくれるのを期待してだ。。




2時間後約束通り3体とも帰って来た。



「何か見つけたか?」



そう聞くと1体だけがギャウギャウと頷き、鳴き声を上げた。



「見つけたか!どのくらいの距離だった?」



するとギャウギャウ言ってるだけでちっとも伝わらない。


最後には翼を広げてジェスチャーまでしだした。


バサバサ「向こうの?」コクコク


バサバサ「山?」ギャギャ


嬉しそうだなワイバーン


バサーバサー「山の向こうに町があった?」ギャウギャウ


・・・・・。


ジェスチャーの続きを待っていると、こちらを見て首をかしげるワイバーン。




「いや、町があるのはさっき聞いて知ってるってーの!距離聞いてるの。距離。」


バサバサと何かやってるんだが今度はさっぱり通じない。



「セバス、通訳を頼む」


「さすがに無理でございます」


「誰か通訳出来る魔物はいないのか?というか話せる魔物は召喚できるのか?」


「コアレベルが上がればそういった機能もございます」




あるのか、早く欲しいものだ。


だが今はまだない。うーむ・・・・



魔道具作成を発動させアイテムを作ってみた。



犬の鳴き声で何を言ってるのかが分かるあのアイテムだ。



「なんですかそれは?」


「これはな、鳴き声で相手の言いたい事を伝えてくれる、その名もバウ・・・じゃないな、



ワイバーンだからワイリンガル、もしくはギャウリンガルだ!」


「おぉ、そのような便利なものが」



セバス素直だな。



早速ワイバーンにつけてもう一度話を聞いてみる



ギャウギャウ

ワイリンガル [ハラヘッタ]



叩きつけた。



作り直す、今度は明確なイメージを持って。



ギャウギャウ

ワイリンガルⅡ [ニクタベタイ]




殺気を向けてみる。



キャウ ギャウギャウ


[ゴメンナサイ、アッチ、ジカンギリギリニミエタ]



まじかよ伝わったのかよ。


ってか肉食いたいとかはら減ったとかもしかして合ってたのかよ。



肉をあげると喜んで食べ始めた。3匹で仲良く分けろよ。



確認のためにもう一度聞く。



「おい、俺とこいつの名前を言ってみろ」



ギャウギャウ


[ユウサマ セバス]



伝わってるなこれ


しかしセバスは呼び捨てかよ、まあいいんだが。


俺は配下に呼び捨てを許すほど甘くするつもりはない。


セバスは配下じゃなくて補佐だからいいのさ。



「町の近くにオークやオーガはいたか?」


[スコシ オークイタ]



やはり町の近くにいるわけか。


一度町に行ってみないとな。ついでに高Lvの魔物狩りだ



「お前達3匹で協力したらオークは倒せるか?」


[タオセル]



「よしでは今からオークを狩ってこい。でも殺すのは領域に入ってからだ。


危なくなったら戻って回復の泉を使え。周りにもし人間がいたら攻撃は中止しろ」


[ワカッタ]



ワイリンガルちゃんと作動してるよ、俺の方がビックリだわ



コアには殺した後、時間をあけて移動するよう命令しておく


もしピンチなら伝えるようにも付け加えておいた。







さてどうしようか。



DPは残り69万


領域を伸ばすのには2000mまで75万


1750mまでなら375000か・・・・


スポットはどうだろう?


昨日追加した牢屋200分のスポットは200×1000/2=10万DP




よし両方できるな、早速領域を1750mにし、スポットを200設置



name  ___


LV4

階層  3

領域  1750m(+)

DP  215952



残りは約21万




ここで俺は進むべき道を悩んでいた



一つは自分を強くする事

もうひとつは配下を育てる事



現在のスキルはこうなっている


迷宮創造

剣術    Lv5

身体強化  Lv3

料理    Lv3

高速思考  Lv1

魔道具作成 Lv2

翻訳

不老

格闘術   Lv1

気配察知  Lv2

状態異常耐性Lv2

物理耐性  Lv1

回避    Lv1

収納    Lv6

鑑定    Lv1




まずは高速思考と状態異常耐性をあげておきたい


とっさの時の高速思考 睡眠や麻痺を使ってくる敵がいるかもしれないので状態異常


それと魔法も覚えておきたい



まずは高速思考だろうか?


考える時間が増えればその分いい案が浮かぶかもしれないし


時間はたくさんあるんだけどさ




そう思った俺は早速、高速思考を9個108000DPで召喚


Lv10になった時世界が止まる感覚を知った


何これすごいな。


説明によると時間感覚が10万倍ほどになっているという


簡単にいってるが10万倍というと1秒が27時間くらいになるのだ(多分



これは時間が沢山あるのにさらに暇になってしまうのではないだろうか?



まぁ寿命もないしゆったりまったりいこうか



さて残りDPは10万だ



これは少し残しておこう。




またセバスとオセロをする。


高速思考Lv10の俺に敵うと思って・・・あれ、簡単に負けた。





いくら早くなったとは言え考えるのは俺自身だからな負ける時は負けるってことか。



もう少ししっかり考えよう。


考えが良くなったのではなく、長く考えられるようになったと認識せねば道を間違うだろう。



「ユウ、オセロ弱いですね。」



ちょっとお前斬るために剣振ってくるわ。








しばらくするとワイバーンが帰ってきてこう言うのだ。



倒すのは簡単だが生きたまま連れて帰るのが遠いし重いし暴れるし大変だと。



それもそうか。確かにその通りだな


殺してからだと1時間以上かかるらしいし、オーク釣り出し作戦はとりあえず失敗だったな。


ゾンビになってもDPは入るらしいけどなんか臭いそうだから出来れば避けたいんだよね。





そして8日目は更けていくのだった





≪ お願いします ≫

いつもお読みいただきありがとうございます。

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