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召喚士はまったり過ごしたい  作者: カシワモチ
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お礼参り

すごい。圧巻だ。あるゆる場所に龍を模した飾り、白と黒のコントラスト。聖堂の中は和風な街並みとは全然違い、別の世界に来たような感覚になる。

「すごいだろう?ここが我々神龍教の誇りとも言える場所なんだ。」

サツキが誇らしそうにしている。

「儂も始めて来たがこんなに崇められると照れるのう。」

にょきっとクロが出てくる。

さっさと用事を済ませたい、、、


もうすぐ時間ということで急いで礼拝堂の舞台袖へ急ぐ。そこでは司祭のような人が演説を始めるところだった。合図されたら出るということで少し演説を聴くことにした。

演説の内容は二柱の神龍について。

白神龍はこの世界に空と空気を、黒神龍は大地と重力を産んだらしい。それ故にこの世界の始祖として奉られているそうだ。

別名エアリアルドラゴンとグラビティドラゴン。

ちょっと大げさじゃない?クロとかめっちゃグータラですけど?


司祭の話が終わり、合図が出たので俺達は礼拝堂の舞台袖から出る。かなり緊張したが、皆も一緒なので少し安心感がある。

最初は俺とクロだけと言われたが、皆がそれに反発。離れては護衛出来ないということでサツキを納得させた。


俺達は部隊の真ん中まで行くとさっそくクロを外に出した。

鎮まり帰っていた礼拝堂が熱狂に包まれた。

泣いてる人もいる。

「おお!黒神龍様!よくぞ!よくぞ姿をお見せ下さいました!どうか!どうかお言葉を!」

司祭は熱狂する声を鎮めさせ、跪いてこちらに目を向けている。

「う、うむ。皆の衆よ!元気そうで何よりだ!これからも良きに計らうが良い!」

クロはそれだけ言って引っ込んでしまった。

てめぇ!何引っ込んでんだよ!!


そこからは大変だった。

すぐにクロが引っ込んだせいだ。察してくれ、、、

俺たちがカネミツ様の城に帰ってこれたのは夜になってからだった。

どうやらカネミツ様も礼拝堂にいたようで、俺達の労りも兼ねてまた宴会。やっぱり和食最高!!


部屋に帰る前にクロに説教。龍がしゅんとする姿はなかなか見れないな。

「だって、、、あいつら怖かったんじゃもん、、、」

じゃもんじゃねぇ!!


翌朝、俺達は帰りの挨拶をするために謁見の間に向かった。

「およ?もう帰るのか?もう少しゆっくりしていってもよいのだぞ?」

いえ、遠慮しときます。

そろそろ自分の屋敷のことも心配だし、またそのうちゆっくり来ると言うと、

「そうかそうか。約束じゃぞ?お土産も用意して置いたでな。持ち帰るがよい。」

それはありがたく頂こう。

倉庫魔法に詰め込む。

サツキとカネミツ様に見送られ、屋敷を後にする。

あ、そうだ。解体所に行かないとな!

魔物の買取と解体をお願いしてあったので、俺達は集会所に向かった。


集会所の前に見たことあるやつがいる。

あのゴリラだ。それと、、、子分みたいなやつもいるな。お礼参り的な?

治安悪すぎだろ!

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