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召喚士はまったり過ごしたい  作者: カシワモチ
17/33

遠のくよ

和食だぁ!

米!なんかほうれん草みたいなやつ!味噌汁!

醤油も味噌もあるんだ!

魚に大根おろし!

幸せです!

「これは美味しいですね!この国の料理は初めて食べますが、不思議な味です!」

他のメンバー達も美味そうに食べている。

「儂には少し味が薄いが、美味いな」

クロも食事会に参加している。

黒神龍のクロが出てきた時には殿様もびっくりしていたが、その後は感動に涙と忙しかった。

「本当に黒神龍様がいらっしゃるとは、、、余は感激である!」

「カネミツ様。明日は神殿に教徒が集まる予定です。その時に黒神龍様と、その主様をお呼びしようと思うのですがよろしいでしょうか?」

この場には巫女のサツキも来ている。

なるほど。教徒の前で俺達を出して更に団結力を高める作戦かな。

「うむ。今宵はゆっくり休んで頂き、昼の集会で出て頂こう。」

お酒も出ていたが、流石にこの世界のルールでもまだ飲める歳ではない。

宴も適当に切り上げ、用意された部屋でゆっくり休んだ。

集会とかあんまり行きたくないなぁ。


翌朝俺達は城下町に繰り出した。

「おっちゃん!あれとこれとそれとこれも下さい!」

欲しい食材を片っ端から買っていく。

このために宝物庫から金貨をたんまり持ってきたのだ。

「若様。そんなに買うんですか?」

「そうだぞシノ。昨日食べた料理も上手いがそれ以外にも色々作れるんだ。帰ったらいっぱい作るからな!」

そういうとシノは嬉しそうにしている。

「主様ー!あれはなんですかー?」

ラーとリーが出店のある商品を指さす。

「あれはかんざしと言って、髪を束ねて飾る物だよ。」

俺はかんざしを二つ買い、2人に付けてあげた。

「わー!綺麗!ありがとうございますー!」

うんうん。子供の喜ぶ姿はかわいいなぁ。


色々買い物をした後、俺達はいわゆる冒険者ギルドっぽいとこに行ってみた。

ギルドというか、依頼が集まる集会所のようなところだ。

最初は皆から危険だと止められたが、興味には勝てない。

それに、食べれない系の魔物が結構溜まっているので売ってしまいたい。

買取もしていると殿様から聞いていたので皆を説得した。


中は賑わっていた。やっぱりガラはよくないなぁ。

小さい子供を連れての大所帯なので、睨まれる睨まれる。

扉付近に座っていた男が立ち上がって俺達を見る。

「おいおい。ここは子供が来ていい場所じゃねぇぞ!」

うっわ!テンプレだな。俺は笑ってしまった。それがカンに触ったのか男が怒り出す。うん。でかい。俺では絶対勝てない。

「てめぇ!あんまり大人を舐めるんじゃねぇぞ。」

近づいてくるがそれをエクスとゼクスに阻まれる。

「主様を愚弄するなど許さん!」

「欠片も残さず消してやる」

危ないし、ゼクスさん、それはオーバーキルですよ。

「んだてめぇら!俺を誰だか分かってんのか?」

「おやおやぁ。偉く喋るゴリラさんだねぇ。」

リューイン煽るなって!

「食べれなさそうなので狩って売ってしまいましょうか。」

シンの言葉に男がキレた。

「てめぇら表出ろ!」


俺のまったりスローライフが遠のいて行くよ、、、

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