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42話

旭はわたしに話しかけたかったけれど

わたしに避けられているから

ムスッとしていた


(絶対萌実を彼女だと思っているよね。よりによって夏休み前にあんなことが起きるなんて)


そんな旭に凛ちゃんが声を掛けた

「旭くん、ちょっと話をしたいんだけど」

「前田さん。。」


凛ちゃんは旭と廊下で話した


「聞いてないとおもうけどさー、湊ってね、夏休みに幼馴染から好きだって言われたみたいよ」

「えっ、、」

「あ、でも湊自身は本気にしてなくて。だから冗談で言われたんだと思っているわけ。」


「、、、。」

(あの幼馴染、不憫なやつ)


「でもそれも時間の問題かもしれない。湊が幼馴染の気持ちを本気だと思ったら、付き合うことになるかも。。それでもいいの?」


「よ、良くない。1番そのことが嫌だ」

旭は拳を握りしめた


凛ちゃんはニコッとして

「わたしは旭くんの味方だよ⭐︎正直親の決めた婚約者なんて湊の未来までも奪うからわたしは反対なので。でも今のわたしにはこれくらいしかできない。湊はあきらかに旭くんを避けているし。じゃあね」


「あの、前田さん!教えてくれてありがとう」


凛ちゃんはニコッと笑顔で教室へ戻った


わたしは寝たフリをしていたけれど

凛ちゃんに声を掛けられた


「湊ー、いつまで寝たふりをするの?」

「、、、旭とクラスが離れるまで」

「はあっ。。何で旭くんを避けているの?」


わたしは顔を上げて

凛ちゃんを見て

「旭といると色んな感情に振り回されるし第一、旭には彼女がいるし。わたしの存在は旭にとって害なの。もう関わっちゃいけないの。旭には幸せになって欲しい」

そう話した

「なるほど。旭くんの気持ちも何もかも勝手に決めつけてるんだ」


「、、、。」

わたしが黙っていると

わたしの後ろで旭はわたしの本心を聞いていた


「湊、あの子は元カノだよ」

(ん?後ろから旭の声が!?)


わたしは後ろを振り向くと

そこには

「旭。。今の話を聞いてたの?」

「湊、オレの幸せを考えてくれるのなら。またオレと付き合ってくれない?ごめん。夏休み前は暴走しすぎた。反省しているからさ」

「どういうこと?頭の中がぐちゃぐちゃ」


わたしは凛ちゃんの方を見た

凛ちゃんはわたしに笑いかけていた


(旭とまた付き合うの??なんで??)


「返事はゆっくり考えて」

そう言い残して

旭は自分の席へ戻って行った

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