30話
その頃
カラオケを終えた学生達
旭は萌実ちゃんの手を取って
2人で歩いていた
「旭って女の子に慣れてるの?」
「いや、そんなことないよ」
旭と萌実ちゃんはお互いに繋いだ手を離したくなくなっていた
(オレも大概おかしいな。湊と別れたばかりなのに。そういえば湊は手を繋ぐのを嫌がっていたな。でもー、、)
旭は萌実ちゃんに目を向けると
恥ずかしそうに顔を赤く染めてうつむく萌実ちゃんがいて
(これだよ!女の子の反応は!)
喜んでいた
だから旭は覚悟を決めた
旭は足を止めると萌実ちゃんの顔を見つめて
「あ、あのさー。会ったばかりでお互いまだ知らないことだらけだけれどさ」
「??」
「オレと付き合ってください」
「え?」
萌実ちゃんは驚いたけれど
暫く考えて
「はい。わたしも旭の彼女になりたい、です」
そう応えた
こうしてふたりは付き合うことにした
(オレはもう湊のことを忘れる)
翌日
わたしが教室に入ると
昨日合コンに参加した4人が集まって話していた
「旭⭐︎良かったな!まあ、元カノと別れてから速攻だったけれど!笑」
「そうそう。彼女と仲良くしろよー」
旭はわたしが登校したことに気づいたけれど
目を合わせずに
笑顔で友達と話していた
「やっぱり女の子は純粋で可愛い反応してくれる子がいいわ」
そういって満面の笑みの旭
(うっ。。。)
グサッ
わたしはナイフで突き刺された感覚に陥った
(か、可愛くなくて悪かったな!!!怒)




