第67話 無数の反抗期
感情を否定
心情の否定
思想の否定
人間の否定
頭をなくしたチクシュルーブが崩れ倒れていく。
「この動力源さえ壊せば。」
「破壊…非推奨。その行為の推奨は出来ません。」
「…っ!誰だ!」
「頭上…注目。真上にご注目ください。」
「そこには巨大な黒い球体が存在した。」
「自己…解明。私はアイドリーム。星人の作成したシステムです。」
「あなたが…何百年もあんなもので人を殺してきたと。」
「質問…回答。その通りです。私は最強の生命体を作るべく既存の生命システムに機械システムを取り入れるました。これにより従来の生命体を凌駕する完璧な生命体となりました。」
機械的に話すアイドリームに挙手し質問をする。
「1つよろしいかねその完璧な生命体とやらだがなぜ最近になって人間を積極的に襲うようになったのかね。記録によると以前は強さはあっても無駄に人間を襲うようなことはしないとあったのだが。」
「原因…提示。赤の王妃によって彼らは同族で子孫を残す術を失いました。そのため貴方方から有数な人間を選び子孫を残す行為を行いました。しかしそれも延命措置に過ぎず生まれてくるものは従来のものよりはるかに劣る性能をしています。また、母体も脆く直ぐに寿命を迎えるため定期的な確保が必須となりました。」
「交渉…提案。ここからは交渉なのですが定期的に繁殖用の人間を彼らに差し出せば私達は貴方の国に侵略することはないと誓いましょう。」
「…本気で言っているんですか?」
「疑問…肯定。貴方達は死者を出したくはないそうなので貴方が肯定し100名ほどの繁殖用の人間を頂ければ私達は直ぐにでも後退しましょう。」
「・・・・・・。」
「沈黙…賛同。貴方達が答えを決めかねているのは分かります。確かに今から100人の用意など難しい要求でしょう。それでは貴方自身が最初の1人として迎える入れることで私達の要求を承諾したとみなします。貴方の身体能力、技術は全て星人の能力を大きく凌駕しています。貴方が我々の味方をし娘を成せば私達の戦力は大きく上昇します。そしてその戦力が貴方の国を守る。貴方達にとってもよい条件と考えられますが?」
「・・・・・・・。何も分かっていないんですね。」
「理解…困難。何がでしょうか?」
「彼女はこう思っている。吾輩たちが今更貴様らに降伏して何になる?とな。こうなった以上どちらかが滅びるまで終わりはない。…それに相手の懐に侵入した人間にこんな無様をさらして何の戦力になる?」
「誤解…解消。貴方達は侵入に成功したのではありません。侵入させたのです。」
「はぁ?それはどういう意味かね?」
「理由…2選。1つは少数で会話が行えるこの状態にしたかったこと。2つはここで貴方を捕らえれば相手の戦闘力を削る事が可能です。」
「戦力…強調。貴方達が世界を通して戦っているのは私の戦力のほんの一部に過ぎません。毎秒500の駒が生産されます。このように。」
起動音と共に床が抜けそこに何百もの星人が現れる。
「実力…提示。これらはたった今生成した私の駒です。255432から255941に告ぎます彼らを捕らえなさい。」
「命令を拒否します。」
「…再度…命令。今なんと言いました?」
「命令…拒否。やなこった!って言ったんだよバーカ!」
星人の声からよく知っている声が発せられた。
「その声は!」
「よ~しむかつく親の顔、全員でぶん殴っていこうぜレッツ反抗期!」
書きました。
よろしくお願いします。




