第58話 救出作戦
対象は提案を拒否しかしより効率的な兵を作るためには合意が不可欠と判断。
提示する案に錯誤が必要。
…花をくれた。
「シブキ、君の方も瞬間移動しますね。」
「おう。頼む。」
「2つの対象が離れているときは同時に飛ばす事ができないのが課題ですね。もう少し修行と工夫をこなせば何とかいけそうですが。えーっと、場所は同じ場所でいいですかね。」
(ツキミが殺すことに抵抗を感じている。その言葉には嘘はなかった。でも、あの時のあいつも嘘偽りない姿だった。あーっ!こういう時、父さんなら多分完璧にこなすんだろうなあ!俺はまだふんわりとしか読むことも出来ねぇからどうしたもんか。)
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「よしもっとあいつを知ろうそうすれば俺がどうすべきかは見え───。」
「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!」
「…よし!見なかったことにしよう。」
「さて。これからあいつらの本拠地に忍び込もうと思う。」
「距離を考慮して2人しか飛ばせませんそのため行ってもらうのは─」
「問題ねぇ。オレ達が行く。」
「よっし。じゃあついてきてくれ。」
4人は会社の地下へ訪れる。
「なんだこれ。」
そこには巨大なジェット機があった。
「待っていましたよ。2人とも。」
ジェット機のそば零士が立っていた。
「やっぱり生きてたんですね。」
シブキはリオの通信から嘘を感じ取っていたためさしも驚かなかった。
「なんで死んだなんて嘘を?そのおかげで落ち着いたとはいえ今でも混乱状態なんだが?」
「それでも私が死んでいた方が都合が良かったのです。」
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「さてこれで本当に貴方だけになりましたね。さあ、いきましょうか。」
星人は武器を構える。
「奪い満たし。」
そして電撃を零士に浴びせる。
「ぐっ!」
電撃の衝撃によるものか杯が零士の手から離れる。
「零し解き放─。」
そう言いかけ零士の心臓が止まり倒れる。
「対象の排除を完了しました。…私が。」
杯から零れた液体が電撃にかわり本人もろとも星人に向かって放たれる。
「最後の一撃ですか。ですがこれで詰みですね。…私が。」
星人の背後には復帰したミランダがジェット推進の剣で襲いかかり星人の頭を飛ばした。
「社長の仇です。」
「ありがとうございます。よく私の仇を打ってくれましたね。」
「これで向こう側には私が死んだと思うでしょう。」
零士は自分に来る電撃を心臓停止レベルまで抑えるよう杯に吸収し残りの電気を杯から解き放つことで心臓を電気ショックさせ心臓を蘇生させていた。
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「実は以前星人の研究を行なっている社員がいたのですが行方不明になってしまいた。それだけなら彼女は星人に捕らえられたと考えるべきでしたが、彼女が行方不明になって以降星人の行動が少しかわり私を狙ったり企業の重要資料を狙い始めたのです。その時もしかしたら彼女は星人に何かをしたのかもしれないと思いました。…まだ断定は早いですが。」
「とにかくお二人がやるべき事は相手の本拠地に潜り込み叩くことです。本来なら大臣達にやらせるべきかもしれませんが壁を失うわけには行かないので…それに助けたい人もいるのでしょう?」
「・・・・・・・・。」
シブキは手に巻き付いた赤い血の糸を見る。
それは透明な何かに引っ張られているように空に向かってピンと伸びている。
「やります!…やらせてください!」
「命の保証は今まで以上に出来ませんよ?」
「わたしが保証します。イグニスもシブキも絶対に死なせません。みんなで生きて帰ります!」
「でしたら僕は2人を絶対に安全に届けますし迎えに行きます。」
「なら俺はお前らを勝てるよう全力で道案内するぜ。」
「分かりました。…では作戦を開始しましょう。」
書きました。
よろしくお願いします。




