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めしがうまかった

あいまいに

あわいに

落ちて

溶かされて

栄養になる

おいしいですか



ポエムが誕生した瞬間に

あなたも生まれた

赤ん坊が泣くように

ポエムは書かれた

すべすべした肌に

ぽたりと落ちた水滴は

あなたの人生を

憂えるばかりの

ママの顔

みつめて



クリームソーダがおいしいと

あなたが言った喫茶店

パソコン開いて作業ばかり

なにが楽しいのだろう

そんなことより田舎にでかけて

列車の窓から見上げた空の

青いことと

田んぼの緑色と

そこに住んでいる誰かの人生を思い

みみざわりなそのタイプ音を

あなたのその

音を



めしがうまい

お姉さんは笑顔になった

食べ終わって外に出ても

顔がにやにやしたままだった

めしがうまかった

じつに良いことだった

にやにやしながら信号待ちをした

向かいから来たお兄さんが

いぶかしそうにお姉さんを見た

笑うのをやめようと思ったけれど

我慢しきれなかった

うふふ

とお姉さんは言った

めしがうまかった

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