第一話 記憶のない少年は校長が実力をみたいという理由で入学式前に上級生と闘わされる
初めての小説です!宜しければ読んでいってください!
感想も受け付けております!!
かつてある大陸で二つの国を中心に戦争があった。その戦争は大地を裂き海を焼き空を汚した。戦争は200年という途方もない時をかけて続けられた。その間に流された血は消え去った命はいく万いく億万もの数に上った。戦争には大人も子どもも関係なく戦える者は動員された。そして尊い命を失いながらも勝ち得たのはユルクシア王国という国である。これはその戦争から500年後の物語である。
巨大な門の前に白髪を風に靡かせて一人の少年が佇んでいた。
「はぁ~、でっけぇなぁ~」
少年は巨大な門とその奥に広がる広大な敷地と建築物を見て感嘆の声を漏らしていた。
「ホンットでっかいよね」
「ん?何だアンタ」
突然隣に立ち話しかけてきたのはショートボブの小柄な15~16歳程の少女だった。
「あっ、ごめんね。ワタシはレイラ、レイラ・ハートヴィッジ。今日からユルクシア騎士学校の一年生になるんだ。貴方もでしょ?宜しくね」
「あぁそうだ、よろしくな。俺はレゾックだ」
レゾックは差し出されたレイラの手をとった。
『ユルクシア騎士学校』それがレゾックとレイラの入学する学校の名であり、このユルクシア大陸にある唯一の騎士養成学校である。
この世界にはエレメントと呼ばれる物質が存在する。エレメントは様々な物に使われており、日常には欠かせない存在となっている。
この『エレメント』と呼ばれる物質は通常、自然界に偶発的に発生するか特殊な装置を使い製造するのだが、稀に体内でエレメントを生成することができる者たちがいる。
そしてその人間たちは体内で生成したエレメントを消費することで『魔法』を使うことが出来る。
そんな特別な人間を集め王国を民を護る戦力とするために造られたのがユルクシア騎士学校である。
「いや~楽しみだねぇ。学校生活夢だったんだ~。もうね楽しみすぎて昨日は全っ然眠れなかったの!今日もね、一番乗りで学校に入ろうって思って早くに来たんだ~」
「そうか、そりゃよかったな」
「なに~その言い方。ちょっと傷つくな~」
レイラが頬を膨らませ怒ったふりをしていると、門の奥から人が近づいてきているのが見えた。
「おい、何か近づいてきてるぞ」
「あっ…無視するなんて酷い!…あの人は……この学校の校長だよ!何してるんだろ。あ、あいさつしたほうが良いよね」
レイラに校長と言われた者が門の前に立つと門が独りでに開いた。
「やぁやぁやぁ、君たちは初めましてだね。私はこのユルクシア騎士学校の校長をしているシュフルテという。よろしくたのむよ。で、まだ式典までには時間が有り余っているのだけれども何か用かな?それとも只の見物客かな?」
シュフルテと名乗った女性は腰まで伸びているであろう髪を後頭部で一つに束ね肩に乗せていた。
「え、えっとワ、ワタシは本日からユルクシア騎士学校に入学させて頂きます、アーリという村から来ましたレイラ・ハートヴィッジと申します。入学が楽しみすぎて早くに来てしまいました。よろしくお願いします」
レイラは緊張しながらも自己紹介を終えると深々と頭を下げた。
「ハハハ、面白い子だね。期待できそうだ。で、君も同じなのかな?」
「俺はこの時間にここに居ろって言われてたので待ってました」
レゾックの言葉を聞いたシュフルテ校長は思い出したかのように手を叩いた。
「あぁ君がレゾックくんか。待っていたよ。ようこそユルクシア騎士学校へ。まぁこんな所で話すのはアレだからね、中で話そうか。レイラくんも来るかい?」
シュフルテ校長の誘いにレイラは大きく身ぶりをして少し焦った様子で断った。
「大丈夫大丈夫です!結構です!ワタシがいたら邪魔になると思いますので」
「そうかい。それじゃ悪いねレイラくん。また後で会おう。それでは着いてきておくれ、レゾックくん」
「はい」
レゾックは返事をするとレイラの方を向いた。
「良かったのか?まだ時間があるんだぞ?」
「うん、元々ここにいるつもりだったしね」
「そうか、それじゃまた後でな」
「うん、また後でね~!」
大きく手を振るレイラに対してレゾックは歩きながら軽く手を挙げて返事をした。
*****
「まぁ座ってくれたまえ。飲み物は紅茶でいいかな」
「どうぞお気遣いなく」
校長室に案内されたレゾックは高級そうなソファーに浅く座った。
シュフルテ校長もレゾックと自分の分の紅茶を置くと対面にあるソファーに座り紅茶を口に含み、話を切り出した。
「さて、早速だが本題に入ろうか。といってもそんな込み入った話をするつもりはないんだけれどね」
「俺の身元についてですか?」
レゾックは首にかけていた鉄製の自身の名前が刻まれたペンダントを取り出した。
「それに関しては現在も調査中だね。私が知りたいのは君の意思さ。本当に良いのかい?君には村に残り彼女たちと共に過ごすという選択肢もあったというのに」
その問いにレゾックはうっすらと笑みをこぼした。
「いいんですよ。俺はあの村の人たちに世話になりすぎた。記憶もない、素性もわからない俺を皆は受け入れてくれた。だから今度は俺が恩返しをする番なんです」
3年前、レゾックはキサラギ村と呼ばれる村の近くの森で倒れているところを発見された。そして傷だらけで発見されたレゾックを治療した村人たちは目を覚ます以前の記憶が一切なく、行く宛てもない状態のレゾックを村に住まうよう勧めた。
それからレゾックは衣食住を与えられ、3年間村の人々と共に生活をしていたのだ。
「貴方にも感謝しています。この学校に俺を誘ってくれたんだから。それも推薦生として」
「優秀な者を腐らせないため、当然のことさ」
シュフルテ校長は紅茶を飲み干すと椅子にかけてあったトレンチコートを手に取った。
「さて、それでは最後に君の実力をもう一度みせてもらおうか」
「実力?なにをするんですか」
レゾックの疑問にシュフルテ校長はわかっているだろう?と目で訴えた。
「準備は良いかな?」
「わかりました。やってやりますよ」
レゾックの返答に笑みをこぼしたシュフルテ校長は部屋の扉を開けた。
「何処へ行くんですか?」
「グラウンドさ。さぁ早く行くとしよう。待たせているからね」
レゾックも紅茶を飲み干すと荷物を手に取り、シュフルテ校長の後に着いていった。
*****
グラウンドに着くとそこには軍服に似た服装をした筋骨隆々の男が腕組をして立っていた。脇には柄の短いハンマーが置いてあった。
「待たせて悪かったね。こんな寒空の下で」
「御構い無く。こやつが推薦されたという小僧ですか?」
「小僧?」
初対面の相手に対して小僧と言った男に若干の苛立ちを覚えたレゾックは男の眼前に立った。
「なんだ小僧。早く闘いたいって感じだな」
「いや別に?初対面の相手を小僧呼ばわりする先輩がどれだけ強いのかなと思いましてねぇ」
一触即発しそうな雰囲気にシュフルテ校長は急いで二人の間に割って入った。
「待て待て待て。はやる気持ちもわかるがルール説明が先だ。良いか?」
「大丈夫です」
「俺も大丈夫ですよ」
頭をかきながら男から距離をあけたレゾックを見届けるとシュフルテ校長はルール説明を始めた。
「ルールは簡単、レゾック君があの…え~と何だっけゴリゴリくんを10分以内に戦闘不能にするか降参の意思を示させてみたまえ。まぁ別に10分間逃げに徹してもらっても構わないがな。逃げも実力の一つだ。私は君の実力を見たいのだから」
「あの~」
レゾックの返事よりも先にゴリゴリくんと言われた男が何か意見を言いたそうに小さく手を挙げていた。
「何だい、ゴリゴリくん」
シュフルテ校長の言葉に男は申し訳なさそうに訂正を加えた。
「あの~ですね。私の名前、ゴリゴリじゃなくてアリゴリです…」
「あぁそうかすまないねゴリゴリくん、以後気を付けるよ」
「いえ、もうそのままでいいです」
小さくため息をついたアリゴリはハンマーを手に取ると二人から大きく距離をあけた位置に移動した。
「ルール説明も終わったんだ。始めようか小僧」
「いいぜ、やってやるよ」
レゾックも移動すると軽くジャンプをして身体をほぐした。
「それじゃあ二人とも準備は良いかな?」
「いや少し待ってください。小僧、貴様獲物はどうした。素手で闘うのか?」
その質問にレゾックは呆気にとられた表情をした。だが直ぐに言葉の意味を理解したのか表情がもとに戻った。
「心配してくれてありがとうございます先輩。でも大丈夫です。俺は『固有魔法使い』なんで」
『固有魔法』その言葉を聞いたアリゴリは開いた口が塞がらないといった様子だった。
「ハッハハハハハ、そうか貴様固有魔法使いか。いや当然のことか推薦なんだ。『付加魔法使い』なわけがないな」
アリゴリは納得したように大きく頷いた。
『魔法』は大きく分けて二種類存在する。それは付加魔法と固有魔法である。
付加魔法はこの世界の魔法を使える人間の殆どが使用する魔法であり、付加魔法を使える者を一般的に付加魔法使いと呼ぶ。
通常魔力を持った人間は身体の中にある魔力回路と呼ばれる魔力の通り道に魔力を流すことで身体能力を上昇させることが出来るのだが、付加魔法使いの場合は自身の肉体だけでなく剣や甲冑といった魔力回路が存在しない無機物に魔力回路を創りだし、強度を高めることが出来るのである。
固有魔法とは付加魔法以外の魔法のことを指し、それぞれが酷似するモノはあれど唯一無二の魔法であるといわれている。そんな固有魔法を使える者の数は少なく、魔法を使う者の中でも一割程度しかいないといわれている。そのため固有魔法使いは重宝され、その殆どが将来の安泰を約束されている。
「疑問は解決したようだね。それでは両者構えて」
両者は静かに構えた。一人は武器を持ち、一人は素手で。
風に揺られる草の音が静まり返ったグラウンドに響く。そこに人間という存在はいないかのように。だが、そんな時間は一瞬にして消え去った。
「始め!」
シュフルテ校長の声が響き渡ると、二人はほぼ同時に走り出した。
先に走り出していたのはレゾックだった。レゾックは一瞬にしてトップギアまで速度を持っていき、渾身の一撃でアリゴリを沈めようとしていた。
しかし、全力で踏み込もうとしたその時、轟音と共に鈍器が横から猛スピードで近づいてきた。
「――――――――ッ!」
そのまま前方に飛んだレゾックはアリゴリの後方に着地すると距離を取り体勢を立て直した。
「危ねぇなアンタ。今本気で当てに来てただろ」
鈍器の正体それはアリゴリの持つハンマーだった。
アリゴリは開始と同時にレゾックが突撃してくることを予測していた。そのため迎撃の準備をしていた。正面からくるであろうレゾックに対しての巨体をいかしたリーチの差を利用した攻撃。対人戦闘経験はないであろう相手に対しては十分に通用する攻撃のはずだった。
『全力でやってくれ。最悪殺すつもりでもいい』シュフルテ校長からそう言われていたため、多少の戸惑いはあったが全力で放った。そんな攻撃が避けられた。
「やるな小僧」
「そっちこそ、俺の行動読んでたでしょ」
「怖じ気づいたか?やめてもいいんだぞ」
「まさか」
レゾックはもう一度アリゴリに向かって走り出した。
アリゴリは再度武器を構えるとレゾックの脳天目掛けて振り下ろした。
轟音が鳴り土煙が舞い上がった。
直撃。今度の攻撃は当たったとアリゴリは確かな手応えを感じていた。
だが土煙が晴れると剣を使いハンマーを防いでいるレゾックの姿があった。
「ウオォラァ!」
レゾックは力任せに剣を振るい、アリゴリのハンマーをどかした。
「…それが貴様の魔法か」
「えぇ、そうですよ。これが俺の魔法です。驚きましたか?」
レゾックが手に持っているのは、まるで光を集め剣の形になっているような純白の剣だった。
そんなレゾックの剣をみてアリゴリは嘲笑した。
「フッ、なんだ残念だな。固有魔法というからどんな魔法かと思えば、只の付加魔法の上位互換だったとはな」
「なんとでも言えばいい。これが俺の魔法なんだからな。ぶっ倒してやるから覚悟しろ」
「やってみろ!」
アリゴリが放った横薙ぎの攻撃をレゾックは剣の腹で受け止めると剣を傾けその攻撃を大地へ流した。
そして身体を回転させながら飛ぶとアリゴリの頭部目掛けて踵落とした。
「クッ―――――」
更にだめ押しといわんばかりに全力で地に伏したアリゴリの頭を踏んだ。
アリゴリはだめ押しの一撃をくらい地に伏したまま動かなかった。
「終わりましたよ」
レゾックはシュフルテ校長に対して発したのだが、その言葉に対する返事は返ってこなかった。
闘いは終わった。なのに何故。
そんな疑問に答えるかのようにシュフルテ校長は口を開いた。
「どうした。私は戦闘不能にするか降参の意思を示させろと言ったはずだが?」
「何を言ってるんですか。闘いは終わった、俺の勝ちですよ」
「そうか?私にはそうは見えないがな」
『まさか――――――――』
レゾックがアリゴリのいる方向を向こうとした時右半身に衝撃が走り、レゾックは吹き飛ばされた。
「あっぶねー。マジかよ」
間一髪、レゾックは身体強化をすることでダメージを負うことは回避できた。
レゾックに攻撃を与えた人物、それは気絶させたはずのアリゴリだった。
「フゥーーーーーー、フゥーーーーーー。ウガァァァァァァァァァァーーーーーー!!」
まるで理性を失った獣のようにアリゴリは雄叫びを上げた。
「さぁ君の本気をみせてくれ」
「少し手荒になってもいいんですね?」
「傷を癒す魔法を持った者がいる。重傷を負わせても大丈夫だ。安心して闘ってくれ」
レゾックはアリゴリの猛攻をかわしながらシュフルテ校長と会話をしていた。
「そうか、だったらやってやるよ」
レゾックは正面に振り下ろされたハンマー目掛けて全力で剣を振った。
すると、アリゴリのハンマーは真っ二つになった。
レゾックはそのまま距離を詰めるとアリゴリの脇腹を斬り裂いた。
「グゥゥッ――――――ガアァァ!」
アリゴリが持っていた欠けたハンマーを投げたが、レゾックは斬り倒すと距離を詰め、今度は逆側の脇腹を斬り裂いた。
更に方向転換をしてアリゴリにもう一度距離を詰め、背後から前から横から全身を斬り裂き最後に顔面に膝蹴りを決めると、アリゴリは後ろにのけぞった。
「これで終わりだ」
レゾックは全力で大地を蹴った。そして足元のおぼつかない様子のアリゴリの鳩尾に剣の柄をめり込ませた。
「グッ…ガ…」
レゾックの渾身の一撃を受けたアリゴリうめき声を上げ倒れるかに思えた。しかし―――――
「なに?!」
アリゴリはレゾックの頭を掴むと地面に叩きつけた。そして頭から腕に持ちかえると何度も何度も地面に叩きつけレゾックを投げた。
投げられたレゾックは二・三度地面を跳ねると大地に剣を突き立て体勢を立て直した。だが反撃を許さないとでもいうようにアリゴリの巨大な拳がレゾックに直撃した。
勢いよく吹っ飛ばされたレゾックだったが剣でガードしたためダメージはなかった。
「正直俺、アンタのこと見くびってたよ。まさかここまで強いなんて。もう手加減はしない、本気でいくぞ」
レゾックはとてつもないスピードで走り出した。
それに合わせアリゴリは拳を突き出した。
レゾックが力強くアリゴリに向かってジャンプをすると、アリゴリの拳に膝蹴りを当てた。
レゾックの膝蹴りをくらったアリゴリの手は血を吹き出し骨が砕けた。
「ガアァァァァァァ!!!」
更にレゾックは空中で体勢を整えるとアリゴリの顔面を蹴り飛ばした。
着地したレゾックは素早くアリゴリに追い付き背後にまわると剣の柄を背中に打ち付けた。その威力はアリゴリの飛んでいる方向と反対からの攻撃だったため通常よりも倍増し背骨が軋む音がした。
悲鳴を上げることさえ出来ず地面を抉りながら飛んでいくアリゴリにもう一度追い付き顎を蹴ると骨の砕ける音と共に宙へと飛ばした。
レゾックもジャンプをして空高くに飛んでいったアリゴリに追い付くと一回転し、顔面に踵落としをくらわせた。
そして踵落としをくらったアリゴリはとてつもないスピードで地面に落ちていき轟音を響かせた。
着地したレゾックがアリゴリの落ちた場所に行くとそこには血を流し、動かないアリゴリがいた。
「俺の勝ちだな、先輩。アンタは強かったよ。ありがとうございました」
レゾックがシュフルテ校長の元へ行こうとした時、後ろで音がした。
「待…てよ……。勝…負は……まだ…終わって…ない」
「もう勝負はついきました。これ以上はやめましょう」
「俺は…まだ……やれる!」
アリゴリは退かなかった。それは上級生としての騎士になる者の意地だった。
そんなアリゴリの強い意思を感じたのかレゾックは剣を構えた。
そしてもう動くことなど出来ないであろうアリゴリの目の前に立つと躊躇なく全力で剣を振るった。
レゾックの振るった剣はアリゴリの肩から腰を斜めに斬り裂いた。
「これで本当に俺の勝ちだ」
血を吹き出し倒れていくアリゴリをレゾックはどこか冷めた目で見つめていた。
「流石だ。やはり君は強いな。安心したまえ直に治療者くるだろう」
対決を見届けていたシュフルテ校長が拍手をしながら二人の元へ歩いてきた。
目の前に血まみれの生徒が倒れているのに、落ち着いた様子を見せている姿はどこか不気味だった。
「リーサ、貴方なにしたの?!」
「ほら来た」
声のした方を見ると三人の白衣をきた人達が走ってきていた。
息を切らしながら走ってきた一人の女性が物凄い剣幕でシュフルテ校長に詰め寄ろうとしたが、倒れている血まみれの生徒を見て驚愕していた。
「……………!!なんてことを」
「治してやってほしいのだが」
「わかってるわよ!」
女性が袖を捲りアリゴリの上に出すと、腕から緑色の粘液が出てアリゴリの身体を包み込んだ。
「それじゃあ行こうか」
「えっ良いんですか?手伝わなくて」
「私たちがいても出来ることはないさ。それに式の時間が迫っている。準備をしなければね」
レゾックは少し迷いつつも女性たちに向かってお辞儀をすると先に歩きだしていたシュフルテの後を追っていった。
これから先に何がどのような試練が待っているのか彼は知らない。
自分が何者だったのか。それをこの学校で知れるのではないかとレゾックは少し期待に胸を膨らませていた。
こうした方が読みやすいわかりやすいという意見があれば言ってください!
読んでくださりありがとうございましたm(__)m




