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食いしん坊エルフ  作者: なっとうごはん
第十一章 The・Hero
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491食目 救世騎士

 ◆◆◆ エルティナ ◆◆◆


 ルラックさんとの邂逅から一週間ほど経過し、俺たちモモガーディアンズは、いつ鬼たちが攻め込んできても出撃できるように万全の備えを整えていた。


 そんな中、朝早くから俺とユウユウは洗濯物をぐれーとらいおっと号で運んでいた。無論、動力源はライオット少年だ。燃料として彼には『春巻き』をご馳走してやった。


「はぁ~食った食った!」


 美味しい春巻きを作ってくれた『脚芽瑠躯螺津知キャメルクラッチ』の店主ラウさんも、ライオットの食べっぷりには細くて瞑っているようにしか見えない細い目を見開いて驚いていた。


 そりゃあ、五百個を一人で食べ尽してしまえばそうなる。そのあまりの早食いに調理が間に合わなくなって、途中から俺もラウさんを手伝い、春巻きを巻いて揚げる、という作業を必死にこなした。

 そのお陰で今日の脚芽瑠躯螺津知の春巻きはソールドアウトになってしまったのだ。春巻きを楽しみにしていたお客様に謝れ。

 

「あぁ、酷い目に遭ったわ。もう暫くの間は鬼力を使いたくはないわね」


「ふきゅん、その方がいいんだぜ。もうあんなユウユウ閣下の姿は見たくないからな」


「ありゃ酷かったな、わっはっは」


「うぐぅ」


 鬼として覚醒したユウユウは驚異的な能力の代償として、鬼の能力使用後は暫くの間『ダメダメな少女』になってしまう、という致命的な症状を発症してしまったのである。


 この対抗策としては、彼女に鬼の能力を使わせない、ということで意見が一致した。解決しているのか、していないのか判断に困る結果だ。

 とはいえ、使用した際にユウユウがいつもの彼女に戻るまでに、丸一日掛かってしまう点を考慮すれば仕方のない事といえよう。

 彼女に鬼の能力を使わせないくらいに、俺たちが強くなればいいだけの話なのだから。


「ふん、鬼の能力に頼らなくてもいいように、私が強くなればいいだけのことよ」


 俺たちの結論はユウユウのプライドを『ぷにぷに』したらしく、彼女は更なる自身の鍛錬を課すと宣言している。 

 素の状態の彼女がこれ以上『ぱぁうあーあっぽ』してしまったら、俺などは触れられただけで爆発四散してしまうのではないだろうか、と独り戦慄していた。


「それにしても、鬼の連中もすぐさま攻め込んでくるものだと思っていたが……攻め込んでこなかったな」


「えぇ、思ったよりも根性が無いのかもしれないわね、クスクスクス」


 こっ酷く痛めつけられたカリスクの惨状を見ればアランは黙っていないだろう、と俺は踏んだのだが、鬼たちが動きを見せたという情報はいまだ入っていなかった。

 アイツが臆したとは到底思えない。全てを喰らう者にも躊躇なく襲いかかるようなヤツだ。

 だが、やられっぱなしで黙っている、ということは何かあった証拠とも言えるだろうか? 推測の域は出ないが。


「ついたぞ~って……今日も休みか」


「ホントだ。オオクマさん、どこかに行ってるのかな?」


 俺たちが向かっていたのはクリーニング店『ぴかぴかりん』である。店主のオオクマさんとは親しいのでこの店を懇意にしているのだ。

 だが、ここ最近、ぴかぴかりんは店を開いておらず、店のシャッターには『暫く休業します』という紙が貼られているだけであった。


「仕方がない、別の店に頼むか」


「そうね、自分たちではきちんと汚れを落とせないものね」


 そのまま突っ立っていても状況は変わらないことを悟った俺たちは、もう一件のクリーニング店を目指して歩き始めたのだった。



 ◆ フィリミシア・モモガーディアンズベースキャンプ ◆



 それから暫し時は過ぎ八月になった頃……遂に鬼の軍団が動きを見せた、との情報が俺たちにもたらされた。

 フィーザントへと向かう鬼の船は三十隻を超えるという。遂に本格的な侵攻を開始したと見て間違いないだろう。


 対して俺たちは、なんとか兵を二千五百人程度集めることができた。だが……相手はこの数をはるかに上回るだろう。まともにぶつかっては勝機などないことは火を見るよりも明らかである。


 この状況を打破すべく、俺はテント内で白エルフの四賢者たちと意見を交わしていた。


「エルティナ、敵の兵力はおよそ一万五千です。更にドロバンス帝国より大型戦艦が三隻出撃したとの報告がきました」


 デュリーゼさんは相変わらず沈着冷静だ。淡々と報告する態度には頼もしさすら感じる。


「ふきゅん……正念場というやつか」


 フィーザントからは一万五千の鬼が、そしてドロバンス帝国から出撃した大型戦艦は海を越えてラングステン王国の西から上陸を目指していると聞く。

 つまり、俺たちは部隊を二つに分ける必要性に迫られているというわけだ。


「部隊を二手に分けるか……いや、それじゃあ、あっという間に大軍に飲み込まれちまう」


 俺がつるつるの脳ミソを「ふきゅん、ふきゅん」と鳴きながら高速回転させて対抗手段を模索しているとバッハトルテ爺様が意見を提示した。


「姫よ、一気に叩く必要はない。要は片方を足止めにとどめ、もう片方を叩いてから全軍を持って相対すればよい」


「むむ……でもそれでは、どちらかの港町を放棄しないといけなくなるぞぅ」


 そう、足止めでは鬼たちの侵攻上の港町を護ることはできなくなるのだ。帰る場所を失った住民はどうするというのだ。生きながらにして死んでいるのと同じ状態に陥ってしまう。


「姫さん、これは戦争だぜ。多少の犠牲は覚悟してくれ。それに、俺たちが為すべきことは一般市民ができない鬼の退治だろう? 町の復興は一般市民でもできる」


「ラガルさん……」


「ラガルの言うとおりだ、建物が破壊され思い出が失われることは確かに辛い。だが、その思い出をもつ者の命が失われてしまえば本末転倒なのだ」


「筋肉あに……げふん、げふん。バージェスさん」


 確かに、彼らの言うとおりだ。鬼と戦えるのは俺たちしかいない、そして失われた命は取り戻すことが基本的に許されていない。

 以前、そのような無茶をできたのは桃先生のお陰だし、桃使いではない今の俺では、絶対に死者の蘇生などできやしないのだ。


「わかった、作戦はそれでいく。問題は住人の説得だ」


「問題ない、我ら四賢者で彼らを説得しておいた。鬼たちとの決戦は神桃の大樹があるフィリミシア周辺になるじゃろう」


バッハトルテ爺様が立派なあご髭を撫でながら、深くため息を吐く。住民の説得に相当な苦労を要した事は簡単に理解できた。


「やっぱり、そうなるか……長い戦いになりそうだ」


「えぇ、ですが、もともとこの戦いが長引くことを想定して事を進めてきました。全ては鬼に勝つために」


 デュリーゼさんを含む四人の大賢者たちの瞳にドス黒い炎が灯るのを感じた。やはり、鬼に祖国を亡ぼされた憎しみは大賢者であっても消しようがないのか。


「ふきゅん、決戦になる。王様と話をする必要があるな」


「はい、既に準備は整えてありますよ。早速ですがフィリミシア城に向かいましょう」


「はやい、はやすぐる。大賢者か」


「はい、大賢者デュリンクです」


 俺のネタに笑顔で合わせてくれるデュリーゼさんステキ。俺は後の事をバッハトルテ爺様たちに任せ、この脅威を打破すべくフィリミシア城へと赴いた。



 ◆ フィリミシア城・謁見の間 ◆



 謁見の間には王様、モンティスト財務大臣、ホウディック防衛大臣、そして聖女ゼアナとマーツァル副司祭といった、そうそうたる面子が集っている。もちろん、エドワードもにこにこしながら待っていた。

 俺が城にやってくるのは聖女をクビになって以来だ。エドワードはともかく、他の者は何事かと思い集まってきたのだろうか?


「ひさしいのう、エルティナよ」


「はい、陛下もお変わりないようで」


 玉座には相も変わらず老人マッチョな王様がどっしりと腰を下ろしていた。若干、顔に疲れが見て取れるものの、健康状態には問題がなさそうで一安心だ。


 俺は既にラングステンの聖女を辞しているので、王様と以前のようなやり取りをおこなうことができない。たまにその当時の癖が出そうになるが、それをグッと堪えるのはかなりの重労働だ。


「それで、話とは鬼のことか?」


「はい、ドロバンス帝国より大型戦艦三隻、ゼグラクトから三十三隻の船が出港したもようです」


「うむ、話は聞いておる。総兵力『七万八千』……いったい、どこからそのような数を集めたのか」


 フィーザントから来る一万五千は囮の可能性もある。だが、俺はこれこそが本命だと睨んでいた。なにせ、あそこにはアランがいるのだから。兵の数一万五千は飾りだ。

 アラン一人の力が既に七万八千の兵の力を凌駕していると見ていい。


 俺は早々に本題に切り出した。色々と余計なことを言うのは好きではない。それに、ここに来る途中でデュリーゼさんと予め打ち合わせをしておいたので、余計なことはするべきではないのだ。


「陛下、これは国家存亡の危機のみならず、世界の危機と言えましょう。ここに至り、我らモモガーディアンズは陛下に『全ての力』を捧げさせていただきます」


「む……なるほど、そういうことか」


 王様はチラリと俺の横で静かに頭を垂れているデュリーゼさんを見やった。そして、ニヤリと口角を上げると、隣に控えていたモンティスト財務大臣とホウディック防衛大臣に目配せをし、わざとらしく大声で語り始めた。


「あい分かった! こたびの戦、確かに国家存亡ならず世界の危機と言えよう! だが、周知のとおり我が国の騎士団は壊滅状態にあり、戦うこともままならぬ!」


 更に彼は玉座から立ち上がり、大袈裟な身振り手振りをもって熱弁を開始したではないか。いったい、どうなってるんだぁ?


「このままではドロバンス帝国によって大切な土地、愛する民が蹂躙されてしまうことは明白である!」


 王様は大袈裟にモンティスト財務大臣に問うた。


「モンティスト財務大臣! 我が騎士団の再興にはいかほどの予算が必要か!?」


「はっ、皆目見当が尽きませぬ」


 モンティスト財務大臣は頭を垂れ、にやぁ……とほくそ笑んだ。彼の二重顎が誇らしげに『ぷるるん』と震える。


「ホウディック防衛大臣! 騎士団の再興にはどれほどの年月が必要か!?」


「はっ! 気の遠くなるような年月が必要かと」


 やはり、ホウディック防衛大臣も頭を垂れ、にやぁ……とほくそ笑んだ。その口からにょっきりと顔を出す牙が『ギュピーン』と輝く。

 

「聞いた通りだ! 情けない話だが、我が国の防衛能力は既に貴君のモモガーディアンズに頼らざるを得ない! エルティナ・ランフォーリ・エティルよ!」


「はっ!」


 俺は再び頭を垂れる、ザマスさんに礼儀作法を習ったことは無駄ではなかった。彼女には感謝しかない。


「そなたにラングステン王国に古から伝わる『救世騎士セイヴァー』の称号を与える! これはラングステン王国国王に代わり戦場に立つ者として、国王に準ずる権力を持つ!」


「へ……陛下っ!?」


 堪らず王様に進言してきたのはマーツァルだ。俺から権力を奪ってホクホクしていたのに、またしても権力を取り戻し、俺が再びこの場所に舞い戻ってきたからだろう。


「それは、いささか権力を与え過ぎでございます! もしこの者がよからぬことを企てれば、この国は滅亡の憂き目に遭いましょうぞ!」


「マーツァル副司祭、ことはラングステン王国のみで収まる状態ではないのだ。もはや、世界中の国が一致団結しドロバンス帝国に立ち向かわねば、全ての命の存続すら危うい」


「バカな……ドロバンス帝国は全ての者の命を奪うと!? そんなことをすれば、この世は……!」


 王様の目を見たマーツァル副司祭は迫力に圧されたのか、震える足で数歩ほど後ずさりをした。察したのだろう、王様が本気でそのように語ったことを。


 マーツァル副司祭は全面的に王様のことを信用しているそうだ。デルケット爺さんから聞いた情報なので間違いないと思われる。

 その彼に断言されてしまったのだ、動揺を隠せないのも無理はない。


「わ、我々は……何と戦っているのですか? 全ての者の命を奪う……それは人の所業ではございませぬ!」


 遂に立つ気力も奪われてしまったのかマーツァル副司祭はその場に崩れ落ちた。その彼を支えるのは聖女ゼアナだ。

 マーツァル副司祭を支える彼女は健気だが、見ようによっては老人を介護する介護士にも見える。マーツァル副司祭に失礼なので口には出さないが。


「そうだ、ワシたちが戦っている者は人ではない。人の皮をかぶった悪魔……その名も『鬼』じゃ。人である事を捨て去った外道どもに、もはや人としての道理を説いても無駄なのじゃ」


「オ、オニ……また、その言葉でございますか。それはドロバンス帝国の魔導兵器ではなかったのですか!?」


 どうやら、マーツァル副司祭は鬼のことを魔導兵器の一種だと思っていたようだ。そこで鬼についての詳しい説明を施すと、彼は更に顔を蒼白にして震え出した。


「なんということだ……これでは信仰による説得も通用しないではないか! なんという悪魔に魂を! 哀れ……なんという哀れ! おぉ、女神マイアスよ! どうか彼らを救いたまえ!」


 ここに事の重要さを理解したマーツァル副司祭は、女神マイアスに祈りを捧げることにより平静を取り戻していた。

 どういう理屈かは知らないが、彼はこれで心が落ち着くそうだ。俺には理解できん。


「……エルティナ・ランフォーリ・エティル殿を救世騎士に据えるのは反対いたしませぬ。ですが、期限を設けられてはどうでしょうか?」


「期限とな?」


「はっ、先ほど申し上げたとおり、権力を手に入れた者は欲望と常に向き合わなければなりませぬ。そのような重責を、か細き少女に長く課すことは酷でございましょう」


「ふむ、わかった。では……『この世の全ての鬼』を滅することができれば、救世騎士の任から解こう」


 え……それって無理じゃね? 鬼って、人の悪意がある限り無限湧きするんだから。この世の人、全員が聖人にでもならない限り無理だ。


「わたくしはその条件で構いませぬ。陛下の賢明な判断に称賛いたします」


 あ、納得した。ほら見ろ、王様たちが『によによ』してるぞぉ?


「計画どおり……」


 この瞬間、頭を垂れていたデュリーゼさんが渾身の悪顔でにやぁ……とほくそ笑んだ。

 この時、俺は全てを理解した。全ては彼の手の平の上でおこなわれていた茶番だったのだ!


 デュリーゼさん、恐ろしい子っ!!


「では、エルティナ・ランフォーリ・エティルよ、我が前へ!」


「は、ははっ!」


 俺は言われるがまま、王様の前へと進んだ。

 彼が立ち上がると、ホウディック防衛大臣が『すぃーっ』と流れるような動きで見事な装飾の剣を王様に手渡した。それを受け取った王様は仰々しい作法にのっとって、その剣を俺に授与したのである。


 というか、準備が良過ぎる。普通はいきなり決めて即座に授与とかないだろう。やはり全ては計画的な犯行だったのだ。


 ほら見ろ、エドワードなんか腹を手で抑えて爆笑寸前じゃないか。まったく王様たちったら。

 ぽかーん、と口を開けて間抜け面を晒しているマーツァル副司祭と聖女ゼアナに謝れ。


「その剣は初代救世騎士が携えていた剣じゃ。抜いてみよ」


「はっ」


 王様の指示に従い、俺は重そうな見た目に反して驚くほど軽い剣を鞘から抜いた。


 きゅぽんっ。


「ふきゅん!? 刀身がないっ!?」


 そう、その剣には肝心な部分が無かったのである。道理で軽いわけだ……というか、これはいったい、なんなんだ?

 あれか? 刀身などただの飾りです、エロい人にはそれが分からんのです! というヤツか?


「うむ、その剣は人を切ることができぬ。それは初代『救世騎士』が定めた誓いじゃ」


 違った、よくよく考えれば、そんなわけない。俺の深読みが過ぎたようである。反省。


「誓い……か」


 きっと、初代救世騎士も桃使いのような志をもって戦ったのだろう。そう思うと胸が「ふっきゅん、ふっきゅん」してきた。


 俺はその刀身が無い剣を天に掲げた、するとどうだ? どこかで聞いたことのある女性の声が聞こえ、剣の柄から光り輝く刀身が生れ出たではないか!


 ……ラ〇トセイ〇ーかな? フォクベルトとお揃いになったぞ。


「おぉ……! これは!?」


 これには王様たちも驚きであったようで目を丸くしていた。


「なんということだ……この者は女神マイアスに愛されているというのか!?」


 それは分からない。もしそうであれば、俺ではなくクラークを愛してやってほしかった。女神様なんだから、護ることくらいはできたはずじゃないかと思う。ふぁっきゅん。


 ヴォン、ヴォン、ヴヴヴヴヴヴ……。


 うん、まんまアレだ。動かすと独特の音が鳴って気持ちが高まる。


「うおぉ……これは良いものだぁ」


 見た目通り恐ろしく軽いので貧弱な俺でも楽々に扱えそうである。後で桃先輩に分析してもらい、正しい使用法を教えてもらうことにしよう。


 始まりの森を出発してから色々な出来事があった。掛け替えのない多くの仲間たちにであった、聖女になって、桃使いにもなった。そして、今、俺は念願であった『騎士』の座にいる。

 尊敬する『黄金の鉄の塊の騎士』と同じ位置に遂に辿り着いたのだ。こんなに嬉しいことはない。


「見事じゃ……そなたはやはり、この世界に愛された存在じゃ」


 そう言った後に王様はしわが深く刻まれた顔を緩め微笑んだ。


「おかえり、エルティナ」


「王様……ただいまなんだぜ」






 紆余曲折あったが、俺と王様は元の関係を取り戻すことができた。これも裏でごにょごにょしてくれたデュリーゼさんのお陰だろう。

 これで俺の憂いはあんまりない、心置きなく鬼退治に専念できるというものだ。


 強大な鬼の軍団に燃え盛る闘志をぶつけることを誓い、俺たちは戦いの場へと赴くのであった。

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