表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/103

未来学院

「…と、今日はカレーでもすっか…」


とある日の放課後。今日は3年の二人が欠席、その他のメンバーも軒並み欠席が多いため部活は休み、そんなこんなで俺は夕食の材料の買い出しに来ていた。…とりあえず、カレーだからスーパー寄らなきゃな…


「居ましたーーっ!!」


「のげふっ!?…あ、あんたはたしか…」


急に後ろから体当たりをされたので振り替えって見ると、そこには見覚えのある小さい女子が居た


「そうです!私です!!」


「俺の知り合いに私さんなんて居ないっす」


「あ、す、すいません!順序を間違えました!」


「何の順序っすか、…香織さん」


「名前知ってるならはじめっからそう言ってくださいよ!!」


香織さんは大層ご立腹の様子である。…覚えてたのに


「で、何の用っすか」


「あ、そ、そういえば用事があるんでした!」


「だからそれを聞いてるんすよ」


香織さんは呼吸を整え、俺に聞いてきた


「あの~、今日これから暇ですか?」


「え?あ、まぁこれから夕飯を作るくらいっすけど…」


「な、なら…私もお邪魔してもいいですかね?」


「へ?」


間抜けな声をあげてしまった。…なんで香織さんが俺の家に来るんだよ


「…えーと、俺はかまわないっすけど…何故??」


「えーと…とりあえずおまけ的な?」


…話が噛み合ってる気がしないんですが


「…まぁかまわないっすよ」


とりあえずまぁ、既に俺が名を口にすると、相手の女子…香織さんはにぱっと笑った。ただ、こんな時に何のようだ?


「何の用っすかね」


「あの、ちょっとうちの高校に来て欲しいんです!」


「…何で」


「来てほしいからです!」


「理由になってないっす」


「ち、ちょっと会ってほしい人が居るの!」


「初めからそう言ってくださいよ…」


全く分かりずらい…


とりあえず俺は香織さんの話を聞き入れ、未来学院に向かうことになった…



「…」


「こ、紅茶のおかわりいる?」


「…あぁ、いただきます」


…未来学院に着いて、かれこれ30分。いっこうに会わせたいと言っていた人物と会えないで居た。…帰りたい


「…香織さん、いつ来るんすかね?さすがにこれ以上待つのは…」


「も、もうちょっとだけお願い~!」


拝まれた。…まぁ、そうされると待たなきゃならない的な感じなので待つが…来るのか?


「まふまふ…遅くなったあ…まふまふ…」


そこに大福を頬張りながら来る一人の女子生徒が現れる。…頼む、この人じゃないと言ってくれ!


「もー、遅いですよかいちょー!」


この人かーっ!?俺は内心肩をがっくり落とす。…だって、相手の目を見たら今まで寝てたって感じばりばりなんだぜ?…はぁ…


「君が、希望高校の…まふまふ、河内君?」


「…はぁ…」


「わたしは…まふまふ、未来学院"遊戯同好会"会長の…まふまふ、立川(たつかわ) 千沙(ちさ)です…まふ」


「食うかしゃべるかどっちかにはならないんすかねぇ…?」


目の前に座る女の子…立川は、大福を頬張りながら無気力に


「無理まふ」


「若干語尾っぽくしないでもらえます!?」


…調子が狂う。とにかく…


「その同好会の会長さんが俺に何か用っすかね?」


その問いに立川は相変わらず大福を頬張りながら


「勝負…まふまふ」


「…勝負、すか?いまいち意味が理解出来ないんすけど」


「そっちにはショー部って部活があるって聞いて…まふまふ、いろんな事してるって聞いて…まふまふ、だったらそこと遊んでみたいって思った…まふまふ」


「…簡単に言えば、挑戦状っすか?」


「まふ」


…どうやら、これは一種の挑戦状らしい。…だが、なぜ俺に?香織さんは阿見津先輩と友人の筈じゃ…


「弓佳からは許可はもらってるよ?でも君からも許可をもらってって…」


何故


「まふまふ…」


「…とりあえず、阿見津先輩から許可をもらってるなら良いっす」


「…勝負は、わたしと河内くんでやるよ…まふまふ」


「…会長自らご指名っすか」


どうやらこの場でいきなり勝負らしい。さて、何で勝負を…


「今回は…これ」


そういい立川が取り出したのは…


「…携帯ゲーム機?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ