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ヴァーチャルネットピアニストコンポーザーララモエラー18さい

のおうちに行ったら、顔がゆでだこのような腐女子が立っててこわかったせみころーんさんところーんさんです。


今日は、三人でララモエラーの家にいます。


「ようこそ。ここはヴァーチャルネットピアニストコンポーザーララモエラー18さいのおうちです。」

「ヴァーチャルネットピアニストコンポーザーとは、バーチャルアイドルとネットアイドルとピアニストと作曲家のあいの子です。今は既に古語になった感のあるVNIちゆフォーマットに敬意を表し、もう腐女子をやめようところーんさんと二人でヲタネタを卒業し、今は作曲とピアノの二刀流を志す見習い職人のようなポジションです。」

「普通のピアニストコンポーザーは、演奏会や個展で活動している三次元の人々です。でも、ララモエラーはバーチャルな世界にデジタルデータを送信することで活動を成立させます。ですから、(§ら^。^ら§)はイラストではなく写真です。」

「ヴァーチャルネットピアニストコンポーザーララモエラーには恋人もいませんし、同人誌を売りつける変態でもありません。実在の女の子以上に理想的な、新世紀のアイドルの形だと言えます。」


名前:ヴァーチャルネットピアニストコンポーザーララモエラー18さい

年齢:いつでもどこでも18さい

性別:麗しき乙女よっ

職業:ピアニストコンポーザー

趣味:羽衣ララがだーいすき!

恋人の有無:いません。いまは。

異性のタイプ:わたしのきょくを存分に演奏できるスタミナのある人

小説家になろうに来たきっかけ:ころーんさんからのお誘いで。

小説家になろう以外に利用するネット:いろんなところです。

よく見る小説とか:薬屋のひとりごとが面白い。

一言:もう腐女子は卒業したのっ!


今日は昨日の「こいつが一番下手」というころーんさんに、何か言いたいことがあるようです。今日のころーんさんはお菓子を何も食べていませんが、対面のララモエラーはケーキとベーグルが食べたいようです。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「ひっどおぉい!うわあぁあん!」

「いや、ひどいっていわれましても、事実やし」と冷静にころーんさんは指摘します。

「あんたたちが、おかしいの!ふつーのピアニストコンポーザーはふつーに大譜表を弾いて自作自演でええの!それ以外できるあんたらがおかしいの!あんたらは鬼神レヴェル!うちはノーマルレヴェル!ノーマルレヴェルの人のことを考えて!ノーマルレヴェルはね、セルゲイ・ラフマニノフの第2協奏曲をえっちらおっちらが関の山なの!あれね、今まだなんも言わんかったけんど、もう!日本人のあの演奏なんなんや!あんな弾き方やったらうちでもできるっつーの!あんなんでもピアニスト。だから!ノーマルレヴェルでええーーやんーーーー!うわぁあぁああん!」


断っておきますが、「日本人のあの演奏」は最近出てきた人じゃありません。もっちょい昔の人ね。ころーんさんは氏名を伏せることにしました。


ころーんさんは、「そういえばピアニストコンポーザーって、みんな、ピアノ以外のことってやってないよなあ」と考え込んでしまいました。


せみころーんさんは即時突っ込みます。「もともとピアノ弾き、はピアノで世界が完結している。そのためオーケストラを6段で組む基礎技術を知らないまま過ごす。普通作曲家は6段のフルスコアで12人程度のメンバーのためのオーケストラ曲を書かされる。この伝統は少なくとも250年以上続いている。」


「つまり、ピアノが水彩画なら、オーケストラは油彩画で、まるっきり最初っから違う。どっちもできる人も確かにいたが、19世紀になるとどっちかしかできなくなる。そのためにベートーヴェンが神格化された。」


ころーんさんはさらにこう付け加えます。


「大譜表で書いて、それをゴーストライターがオーケストラに直す、という商売も相当流行ったらしい」


「つまり、オーケストラだろうとピアノだろうと西洋音楽はたいして差はないという考え方に傾斜してしまったんです」


「それは確かに半分はあってても、半分は間違っている」


「その半分の違いが解決できないまま20世紀を迎えた」


そこへ、ララモエラーはこう付け加えていました。


「解決できないってのは誰のせいやったんや?!適当にメロディーが浮かんだらそれを上に張り付ける。こればっかやってきたからあかんねん。もう、世の中の音楽のほとんどがそれ、というか100%それになった時代もあった。現代音楽対象のコンクールですらこれ!どーゆーことやっーっつーねん!(笑いを堪え切れないせみころーんさん)もうね、こんなんがつづくんやったら、人類の文化ももうこれ以上伸びへんのと違う?」


「わたしが腐女子をやめたのも、これなんやな。もう袋小路。テニスの王子様でわーきゃー言ってた時期はいいですよ?でもね、作り手が飽きてるんよ。あとね、行政がゲイ文化に介入したのも痛かった。まだ介入する前はいろんな議論があってー、それなりに熱い時代やった。ところがパートナーシップ証明書とか、あんなんでてきてから腐女子同士で抗争が始まったんのよん」

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