あーやっぱりー15さいだと無理かー。
さすがに、15歳に勝たせるわけにはいかんかーって、でもみてみたかったせみころーんさんですどーもーとととととて。今年は結構演奏と作曲の両面で優勝ラッシュなんですねえ。
ロン国際。私はべつに、、最終順位に何の疑問もありません。フジテレビも今回もしっかりスポンサーです(なんで衛星生中継がないのか?!?!?!?!!!スポンサーだよ!!!!!!!!!)でもねえ。面白かった点が一つだけあって。
ふつー国際コンクールの最終予選自由曲って言うと、難曲か大曲をもってくるように、ってので
かぶるんですよ。誰がやっても。
あの15歳のロシアのAlexandra STYCHKINAさんがですね、、
「バッハの二声のインヴェンション全曲」ってのを持ってきたんですよ。
この選択にララモエラーは狂喜してすっかりファンに、ころーんさんは「そんなことをやらせる教師は見たことも聞いたこともないが、もしそういう人が出てきたというのなら、ロシアのピアノ教育も様変わりしていると見たほうがいいのかも」と。
これは生で聞いて見たかったですね。個人的には面白いと思うんですよ。
1990年代、だれが何を弾いても全く同じなばかりか、ピアノもあまり今ほどには響かず、体格もほとんど同じで師匠も同じだと、
まっっっったく同じ音色のコンテスタントが並び、まっったく同じ曲が流れるというのは正直苦痛でした。
横のころーんさんが「んだんだ」っていってます。
ロシア人もさすがに何十回何百回と聞きまくってきておかしいなとか思ったんでしょうかね。
すらあっーしゅさんは、「俺ならMukawaのほうが優勝であのSTYCHKINAに2位ぷらす特別賞でいいんじゃねーの」っていってます。「15歳で乗り込んで5位でした、、これはなんか、、虐待の恐れがあるんじゃないん??」
そうだなあ、、
だいたい15歳で乗り込むってのは知ってますが、5位でして、ってのはあんま聞いたことないんですよ。逆効果だろうって。
12歳で優勝したリジコフさん、12歳で作曲部門で優勝したポッペさん、二人とも名が残りました。超スターだとか言われて。
でも15歳でこんな結末だと、その後禍根を残すかもしれません。
近未来は、もっと私が想像できないようなレパートリーで攻めるピアニストも出るんでしょうね。「シンデレラからの10の小品全曲」とかね。「ガーシュインアレンジメンツ」全曲とかね。
それだけ世の中が良くなったという証拠でしょう。それは裏をひっくり返せば、ピアノの世界は今よりも深く独裁社会だったということです。
ころーんさんのピアノのスタイルに深い影響を与えたジャン・マルク・ルイサダさんは、これを「ピアノ界のエリート主義」と呼んで非難してました。
今年偶然か必然か、ロン国際ピアノコンクールと日本音楽コンクールでサン=サーンスのピアノ協奏曲の第5番が選ばれ、ちゃんと、弾く人も出ました。
なろうの読者はこの曲どう思うでしょうか?特に中学生や高校生の方々。
「あ!こんなんやったら自分でもできそう!」
こういう人いるでしょ?
実際、この曲はすごく弾きやすいです。サン=サーンスのピアノ協奏曲はぶっちぎりで3番が難しく、その次が2でその次が4ですよ。
となると5は、その次なので、比較的取り組みやすい。
作曲者の老境の作品ですので、極限的なパッセージもありませんが、3楽章はちゃんとわかってないと右が苦しいか?でもまぁ程度の差です。
だと
これ、国際コンクールで差がつかないってことなんですよ。
サン=サーンスのピアノ協奏曲第5番は、かつては田中希代子さんや草間加壽子さんがレパートリーにするなど、大衆的な人気で知られました。和声的にも簡単なので、暗譜も楽と。指揮者も楽そうです。
それが、ここ30年の間で、コンクールでこれやると点が下がるということに気づいたのか、あっという間に流行らなくなりました。徐々に選択するピアニストは減り、優勝者がこれなんてのもほとんど見かけません。
大体「サン=サーンス国際ピアノコンクール」なんてのも最近はほとんど聞かない、、、あれだけピアノ曲あるのに。これは、ちょっと言いづらいことですが本人の性癖が影響し、大っぴらに彼の名前を使いにくくなったという説もあります。
この「あっという間にはやらなくなる協奏曲」ってのが周期的に顔を出し、あーめずらしーなーって意見が飛び交うのは珍しくありません。ほかにもルビンシテインの第4番もこれ、フランクの交響変奏曲もこれ。
ピアノ部門だけでしょこういうの。
ヴァイオリン部門に至っては、使う曲は絶対に限定されており、ピアノ業界よりも狭い。。。こういうの何とかならないもんでしょうか。そろそろべリオの「カーブで見出す点」「協奏曲II」、マルチヌーの第4番とかが課題曲でもいいんじゃないかって思うんですよねえ。
亡くなった作曲家からは出すようにしてほしいですよ。




