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なかなか公平を期すってのも難しいよね。

昨日はいちにちじゅう「ビビビビ」とか緊急防災信号が鳴りっぱなしで、連絡に追われたララモエラーです。はーつかれた、、、、。


わたくしララモエラーを含めて、台風19号の被害にあった方はいらっしゃいません。ご安心ください。Xさんの住処がまずいんじゃないかとか言われてましたがルートがそれて無事でした。


きょうは第88回日本音楽コンクールピアノ部門最終予選の講評を述べてみたいと思いまーす。


そのですね、だれがどううまかったか、というのではなくてですね、、


全体的に若い人がどのような傾向が出てきたか。これについてふれることにしたいとおもいまーす。


はい。


今年から全面的に規約が見直された、参加者にのびのびひかせてみよう、地獄のような規約で縛るのではなくて、ふつーにフェスティバルに参加するのと同じ条件を課してみようと。


結構じゃないですか。


でもね


それってフェスティバルでやればいいことで、コンクールでやる必要は何にもないと思うんですよ。


もう日本音楽コンクールに、わたしのすっごく苦手な作曲家だった(今は克服しました)ジナステラ、顔も見たくないショスタコーヴィチ、どの審査員が弾けるのかわからないブーレーズといった課題は完全に姿を消し、プロコフィエフまでの作曲家で争うことになりました。


それだとですね、んぐんぐ。ぱく。(ベーグル食ってる)


「シューベルトとラヴェルを同一の基準で審査する」というなんとも、、、不可解なルールが発生してしまう前代未聞の事態になりました。


聴いてましてえ、シューベルトのソナタの21番とラヴェルの夜のギャスパールを、同じまな板に並べるというのは、、、


さすがにこれ、不正じゃないし八百長でもないですよ、、、でもね、、、これ不公平でしょ?


せみころーんさんは怒り狂ってて正気じゃないし、すらあっーしゅは「あ ほ く さ」って真正面から批判するし、ころーんさんは「50年前に戻った」と平気な顔ですが、、、、


いいことじゃないですよねこれ。


今日はラジカセで撮ってました。よいしょ、よいしょ、、、かちゃ。


しーーーー。


ララモエラーはいまだに120分のカセットテープを使っています。なんでかというと、データ消失の危険がないからです。


でえ、


カセットテープで確認いたしますと、全参加者は余計な博打をせず、堅実に弾いているのがはっきりわかりました。


そうするとですね、モーツァルトなりシューベルトなりを選ぶと、思いっきり不利になっちゃうんですよね。ベートーヴェンでも不利ですね。


結局リストやプロコフィエフ、シューベルトも規模の大きい21番ソナタを弾くと通るというのなら、それは規約がそもそも間違いで、やはり「オペラあるいはバレエトランスクリプションから任意の一曲を含めた45分」とやったほうが公平だったと思います。


オペラあるいはバレエトランスクリプションは別にリストだけじゃありません。パブストだって確かありましたし、タールベルクもある、ブゾーニもある、プロコフィエフもある(自作ですが)、バラキレフもある、結構見つかりますよね。あんなんでいいんですよ。


それだと、公平にすべての参加者が平等に音符をたたくので、理解度の順に採れる、なかなか名案でしょ?


シューベルトを弾かれた方が3名いらっしゃいましたが、これはうまい規約の抜け道を通ったな、という方もいらっしゃいました。でー、、、


そうやってルールの上で勝っちゃいますと、そのピアニストは成功するでしょうかね?


非常に問題があるんですよねえ。


規約で失敗した、と思われる日本とは異なり、イタリアのConcorso Pianistico Veronaは大変入念に考えられた規約でした。


毎年規約が変更されるのですが、2019年の規約は大変結構でした。


何と第一次予選では15分自由にひかせてしまいます。何をやっても可。第二次予選でベートーヴェンあるいはシューベルトの任意の一曲のソナタを含めて45分。本選はロマン派から一曲、近代から一曲で、現代曲は出題されません。


こうすると、絶対にずるできません。なかなかやるなと思いました。


その審査結果がどのようなものであったかは、Youtubeで検索してみてきいてください。 Verona International Piano Competitionで検索すればたどり着けます。


International Piano Competition "Cidade de Vigo"みたく「全部自由曲」と。すらあっーしゅさんが喜んで飛びつきそうな規約にするのもありだとおもいますがあ、、あのコンクールはめちゃくちゃに偏った人が優勝し、さすがのわたくしでもこれはひくわーってレヴェルです。


まぁいいか、あの人は面白かったからね。(そうです。お気づきでしょう?ことしのブゾーニの三位の人ですよ)


ただですね


第88回日本音楽コンクールピアノ部門全体の質の低下はやむを得ないと思いましたが、よい点もございました。


それは全最終予選参加者が、作曲家に思い入れをもって演奏されてたということです。


ちゃんと作曲家に沿ったタッチを選ぼうとしていたのは救いでした。ルール上やむを得ず落ちたという人が、徐々に増えてきたように思います。それはいい傾向じゃないでしょうか?

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