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魔導師を好きし者  作者: ヨベ キラセス
二章 急転の三月
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 あれからもう三ヶ月がたった。彼はその後二人が倒し、そのとき彼に加担した人たちを解放してくれと頼まれ、(苦やしながら)ユウマに洗脳されて彼らは動いた、言い放つ。

 納得のいかないギンキはユウマと話し、なぜか物分り良く牢をでた。そのときはルシファーも一緒だった。

 後日、彼は『この世界』から追放することにした。


 しかし、その日の前日、彼はギンキとルシファーに事前に別の説明をして加担させ、いなくなってしまった。


 その日、彼は牢屋に一冊の本を忘れていった。

 その本は、彼の魔法道具の一つ『魔道書』。彼の最強武器にして魔道師最強の道具だった。そして、わたしたちの初めての冒険の、最初の戦利品だった。


 次に会った時は渡そう。この本は、わたしたちを繋ぐ物の一部なのだから...





『うおぁ!さすがに『ゴッドスライム』は強いな』

『...これはさすがに無理よ』

『剣がべとべと~』

『魔法で攻撃だ!!』

『魔法きら~い!』

『はい発射!!』


『よっしゃあ!勝ったぜ!』

『ユウマ、さすがに超ド級のモンスターはきついよー』

『わたしの剣が...』

『わーったって!後でメンテしてやるからさ!』

『え、あたしを?』

『...ユウマの、エッチ』

『武器のだ!!......って、あれ?』

『どうしたの?』

『...オオオオ!これは魔道書じゃん!』


 彼が手に取ったもの、それは名のない本だった


『なんで魔道書って思えるの?』

『…中身何もないよ?』

『ふっふっふ〜、分からないかー。これはその人の技量で解放されるタイプの本だよ!こういうのはレア中のレアだ!』

『…分からない』

『意味なさそー』

『グウッ……まあいい。いつか思い知らせるからな!っと、これ何の書にしようかな?』

『愛の書』『恋の書』

『オメーラには聞かねー。そうだ!俺たちで倒したやつから見つけたから《絆の書》でいいかもな!』

『…じゃあ』


 そう言ってユウカは《セイケン》を出した


『…この剣の名前は《絆の聖剣》』

『じゃああたしは《絆の魔剣》ね〜!』


 マオもまた、マケンを出してユウカの剣に重ねた


『おー、いいな!』


 ユウマもまた、本を二本の剣につけた


『『『我ら三人、いかなる時も仲良し!!!』』』


 そうハモった時、彼らは暮れる空に笑いを吹かせた





『どこ行ってたのよー!』

『あ、まさか……認めんぞ!俺は同い年のお父さんなど!俺を倒したら話は別だが』

 ドア一枚の先に、二人の声が聞こえる。同時に何か鈍い音がした

『夢のような話だが、蹴り飛ばすぞノブ』

『って蹴ってるだろうが!』

 聞き間違えはしない。この声はユウマだ

『……そうなの。夜中に新しい住人が二人も来るらしいのよー』

 今度は、手続きの時にいた女の人の声が聞こえた。ノブとキキはシラを切る感じに聞き返している

 彼はどんな反応をするのだろうか?驚くかな?呆れるかな?怒るかな?

『あれ、ユウマさん?』

『ノリ悪いなー』

 彼には、責任を取ってもらう気はない。彼にはそんな罪はない。私たちはただ––––

『…俺の』

 ––––彼に幸せを贈るだけの存在

『幼馴染』


 彼の隣で、ずっと……

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