41 過去に書いた活動報告が……オマケ
活動報告
2010年 04月23日(金) 21時37分 〔公開中〕 編集 削除
1000%のなぞ。
緊・急・告・知!!
特集ナショナル・アホ・グラフィック《俺の七不思議》第一弾!!
『新事実!? カルロス・ト●キのモノマネに引きずり寄せられるパラレルの扉……!?』
以下、企画内容
※西暦199×年。そう激動の二十世紀もそろそろ終わりを告げようとしていた頃の話である。
ある会合の席(合コン)での出来事にて、流れで私たちはカラオケに行った。男女各四五人ずつ、計十名足らずのこぢんまりした飲み会であったが、その場は大変盛り上がっていた。
そこで、私の高校時代からの友人、魔狩君(仮名)がカルロス・トシキ&オメガトライブのヒット曲『君は1000%』を、かなり“カルロス風”な感じで唄った。
その時、不覚にも私は魔狩君のくだらない……ではなく、かなり核心をついた“カルロス風”なモノマネに芸の真髄を見、私は腹をよじれさせるほど笑い転げたのだ。
だが――
しかし、どういうわけか知らないが、周りにいた連中は皆、完全に真顔状態。まるで彼の芸に厚い壁を作ってしまったようなのだ。
そう、あの芸は、私の笑い転げ人生の中でも五指に入るほどの素人芸なのだ。なのに、私は確実に他者との次元を違えていたことにも気づいたのだ。
「これはもしかすると、『多重次元構造』の壁なのか!?」
その後、私は緊急特別班を組み、すぐさま一週間後に合コンを設定した。
そして早くもその実験が開始された!
私たちはいつものように一次会を終え、二次会、そして盛り上がりを見せたところでカラオケに直行。今回は参加者の協力も得て《別行動》は控えてもらい、カラオケボックスへ強引に拉致。
そして今回もあの『多重次元構造』を実証するために、友人魔狩君(仮名)に協力してもらい、カルロス・トシキ&オメガトライブ(1986オメガトライブ)『君は1000%』を“カルロス風”に唄ってもらったのだ。すると、
驚くべき事に、やはり周りにいた連中は真顔。そして反応もないままポカーンと彼を見つめたままなのにもかかわらず、私は以前と同じように腹をよじれさせ、五臓六腑が引っくり返ったように笑い狂ってしまったのだ。
あまりにも、あまりにも絵に描いたような検証結果に、私も魔狩君も半ば唖然とし、
『多重次元構造』
の真髄を見てしまったのだが、同時に、当の魔狩君としては“ギャガー”としてのプライドを損ねてしまったらしく、その後、その歌のモノマネは封印せざるを得ない状態になってしまったのだ。
恐るべきカルロス・トシキ。恐るべしオメガトライブ。
よもや、この現象の裏には私たちには知る由もない、凄まじき極秘事項が隠されているのではあるまいか。
(⌒▽⌒ゞ てへっ♪
てれれーれ、てれれー♪
キシャシャシャシャシャシャ




