魔法少女は世界を守っている
気が付いたら夜になっていた。買いだめしておいた食糧も底をついていた。
「う〜・・・こんなに食べて太ったりしないよね」
ミアンは支度を済ませると昨夜と同じように夜の繁華街を目指す。
電車に乗ることもなく、もちろん飛ぶことだってしない。歩いてのんびり行くことにする。
これだけ普通に過しているんだ。もう自分が魔法少女だってことを忘れてしまいそうになるくらい普段の生活に溶け込んでいると思っていた。
歩いてゆくのも紫苑と会った時のことを思い出して考えるためでもあった。
「・・・人は死んだら誰でも転生の環に行って再生の刻を待つってことだよね。確か」
あたしも死んでしまったら同じように次の人生が始まるまでその場所で待っているのだろうか。
この世界に心残りがあるとか恨みがあるとか、そういう強い想いがドリーチェを産むとも聞いている。その境目がよく分からない。
なら、紫苑のお兄さんは?礼苑だっけ?彼は完全なドリーチェじゃないのかもしれない。
ゲーム大会に出ることが未練なのかな?そんなことでドリーチェになるくらいならもっとたくさんというか全員ドリーチェになったっておかしくない・・・よね。
「はぁ・・・風が冷たい・・・またみんなで温泉行きたいな。冬の温泉。できれば雪に囲まれたところがいい。真っ白な景色に真っ白な湯けむり。う〜最高」
見上げると澄んだ空気の空にたくさんの星が瞬いている。
「到着。さて今夜も当然いるよね」
ミアンは昨夜と同じゲーセンを目指す。
相変わらず人で賑わっている。ここではもう星が見えない。街灯りが強過ぎるからだ。
人混みを縫ってミアンは歩く・・・が、今は空腹を埋める方が先決みたい。
「いらっしゃい・・・って昨日の?」
「こんばんは。今日はちゃんと食べてく。昨日と同じものをお願いします」
「そうか。まあ座れ座れ」
カウンターに座って待っていると
「・・・来た」
ミアンの身体に微かに反応がする。思った通り礼苑はやって来た。
だが慌てる必要はない。まだだ。まだ直接接触はしない。
ミアンはお茶を一口飲んで料理が来るのを待っていた。
「はい。お待ちどう」
「わ〜揚げたて最高。美味しそう・・・ん?なんか多くない?」
「カキフライも入れておいた。サービスだから気にするな」
「え?そうなの?でもなんで?」
「そりゃお嬢ちゃんが可愛いからだ」
「エッヘン、でしょ。あたしも自信あるんだ」
「正直で面白い。さ、遠慮はいらねえ」
「ありがとうおじさん。いただきます」
ミアンがウインクしてもいつものような銀色のエフェクトは出なかった。
意識して無意識に魔法を使わないようにしていた成果とでも言っておこう。
「毎度。また来てくれな」
ミアンは手を振って店を後にした。
さっきよりもさらに人の数が増しているのは明らかだった。
「さて。どれくらい連勝しているかな」
お腹は満たされたミアンはゲーセンに向け歩いて行った。
☆★☆★☆☆
「あれ?」
一瞬だがドリーチェの反応を感じたのに消えていた。
「ドリーチェじゃないのか・・・なんだったんだ?」
残業中に感じたがどうやら気のせいだったのかもしれない。
「さて。今日は残業か・・・それにしても」
視線は自然と立花さんのことを見ている。無意識のはずなのに気が付くと目で追っていた。
あれからどれくらいあの店にいてどれくらいのお酒を飲んだのだろう。皆目見当もつかないけれど宣言通りお酒の微塵も感じさせないくらい朝からいつもの普通の仕事モードだった。
昨夜のことは二人だけの秘密なんて大袈裟に言うほどのことじゃないのかもしれない。けれどお互いの平和のために秘密にしておく方が健全だと思っているから、お互い普段通り仕事をしていた。
お昼になっても特に声が掛かるわけでもなかったので僕はお昼はいつも通り自分のデスクで済ませることになった。
「そう言えばミアン・・・似ていたけど」
誰もいないからつい言葉になって出てくる。
ミアンに似た少女は本当に他人の空似だったのか。
でも同じ魔法少女として引っかかるものがあるのも確かなんだよな・・・
そして今。ドリーチェの誤反応?
本当に誤反応で決めてしまっていいのだろうか。ふとそんな不安も過る。
しばらくは様子見するしかなさそうだ。今は仕事中。途中で抜け出すのも具合が悪い。
だがもう一度同じ反応を感じたら有無も言わず出るしかないだろう。
僕の残業は始まったばかり。仕方ない。頑張るか・・・仕事。
☆★☆☆☆☆
昨日より人が集まっている。
ミアンはそんな人達の最後方から様子を窺う。けれどなかなか見ることができないので仕方なくかき分けて強引に入ってゆく。
「やっぱり・・・いた」
紫苑の姿を確認。だがゲーム機に座っているのは礼苑だろうと推測。紫苑はゲームをやらない。見ている方が好きだと言っていたことを思い出していた。
「次は俺がいく」
「え〜と8連勝中か」
「おい。誰かマスタークラスいねえのか」
なんて声があっちこっちから聞こえてくる。相当白熱していることが分かる。
「くっそ。ストレートで負けた」
「なんであそこでコンボが出るんだよ」
そんな負け惜しみにも似た言葉も聞こえてくる。
ゲームは進み、礼苑の連勝はますます摘み上がってゆく。
ミアンは静かに順番を待った。
「だ〜勝てねえ!」
ミアンの前の男はスティックを殴って席を離れた。その後を静かに座ってコインを入れる。
「女同士の戦いか」
「やれやれ」
「挑戦者も可愛いな」
声援なのか野次でもなんでもいい。今のミアンの耳にはそんな声はほとんど聞こえていない。
やっと対戦できる。もし無事終えることができたなら声を掛けてみよう。
礼苑と会話ができるなら、あたしの作戦は成功だよね。
あたしのこと魔法少女なんて思わないだろうから紫苑の中に隠れてしまうこともない・・・はず。
ミアンは自分のかけた魔法を信じてキャラを選択して決定した。
三回勝負が始まる。先に二勝した方が勝者。
画面に表示される『Fight』の文字。
いよいよミアンと礼苑の初対決が始まる。今日の今日までずっと特訓してきた。
マスタークラスにはなっていないがその手前まではランクを上げていた。
「さあ。お手並み拝見」
結果は2—1でミアンの負け。
好戦していたミアンだったが相手の方がランクが上なのか、最初に一勝してから残り二回はアッという間に負けってしまった。連続攻撃に防戦一方のミアンは少しずつ削られて最後にはコンボを喰らって負けた。
ミアンは席を立つと反対側の対戦者の方に歩いてゆく。
そして
「凄く強いね。完敗」
相手は席に座ったままミアンのことを見上げている。
「あたしミアン。結構腕を磨いたと思っていたけど全然敵わなかった。でも楽しかった。また一緒にやりたいな」
相手はゆっくり立ち上がると言葉はなく勝ち誇った顔でミアンのことを見てから
「・・・れ・・おん」
拙い言葉だったが自己紹介した。正直シャハト以外で喋るドリーチェは初めてだった。けれど驚いている暇はない。それよりも魔法少女だと認識されなかったことがミアンにとっては大きな成果だった。
「れおん、だね。よろしく」
右手を出すと相手も出す。握手が成立。
「まだ続けるの?」
質問に礼苑は首を振って答える。
「終わってもいいの?」
今度は首を縦に振る。
この時も周りの人達は何かを言って盛り上がっていたがそんな声はミアンには届いていない。もちろん礼苑にも。
むしろ礼苑の興味はゲームではなくミアンに舵が変わったみたいだった。
もしかして気にしている?あたしが魔法少女ってこと気付いた?
「少し歩く?あたしそろそろ家に帰らないとならないんだ」
ミアンが手を引くと素直に従う。
「じゃあ皆さん。あたし達帰ります。これ以上遅くなるとお母さんに怒られちゃうから」
二人はどう見ても小学生。立ち去る時後ろ手になぜか拍手を送られた。
ミアンが手を振って答えると礼苑も同じように手を振った。
二人は駅の方を目指して歩き始める。
ずっと手を握っていたことに気がついたのはずっと後になってからだった。
駅の手前にある広場は街に繰り出す人、家に帰る人がたくさん行き来していた。
まだ礼苑はいる。ここまで来てもミアンのことを気になりつつも魔法少女だとバレてはいないことを確信する。
「じゃああたしこっちだから。また明日会えるかな?」
礼苑は首を傾げて答える。
「会えると思うよ。だって明日は大会の予選だよ。あたしエントリーしてるんだ」
ミアンの言葉に大きく頷く。
これ以上長くいるのはキケンかも、と思ってミアンは手を振って姿が見えなくなる所まで行ってからあらためて気付かれないように元の場所に戻った。
再び見た時。そこにいるのは紫苑だった。
自分がなぜこんなところにいるのか理解できない感じでキョロキョロしていたからだ。
ゆっくりと近づいて
「こんばんは紫苑。偶然だね」
「あ、ミアン。ホントだね」
「買い物?」
「・・・えっと」
「なんか変だよ。ちょっと座らない?」
近くにある花壇のコンクリートに腰を掛けた。
「・・・昨日と同じ」
「昨日?」
「うん。昨日もここにいた。全然来たこと覚えていないんだ」
そっか。入れ替わるというか礼苑が出てくると紫苑の記憶には残らないんだ。
真相を知っているミアンは話そうか迷っていると
「なんか変なこと言ってごめんね。そろそろ帰らないと」
「じゃあ途中まで一緒だね」
「同じ路線なの?」
「そういうこと。でもその前に聞きたいことある」
「聞きたいこと?」
「うん。紫苑ってお兄さんと話ができるの?お墓にいた時喋っているみたいだったから」
紫苑は周りを見て
「こんなに騒がしいなら・・・ミアンは超能力って信じている?」
「超能力ってSFとかの?」
「そう」
「信じるっていうか、ちゃんとしたこと知らない。スプーン曲げくらいしか知らない」
「世間だと実際の超能力ってその程度の認識なんだよね」
紫苑はまた周りのことを見る。自分達の会話なんて誰も聞いていないことを確認してから
「実は私もお兄ちゃんも超能力があるの」
「え!そうなの?」
ミアンはワザと驚いた感じで答える。
「信じてくれるといいんだけど」
「信じるっていってもここにはスプーンがないよ」
「そんなの手品みたいなもの。本当はもっと凄いことできるんだ」
「あのさ、あたしに話してもいいものなの?」
紫苑はしばらく考えて
「・・・なんでだろ・・・本当は秘密なのに・・・なんでミアンには話せるのかな。っていうかなんで私はここにいるの?簡単にあそこから出て日本に来ることなんてできないのに」
まずい・・・記憶の混濁が始まっている。
魔法の力で・・・いくらなんでも力技が過ぎたか・・・
ミアンはそんなこと思って紫苑のことを見ていた。
「あのさ、紫苑が話してくれたらあたしの秘密も話すよ。これならおあいこでしょ」
「秘密?」
「うん。紫苑の能力ってなんなの?」
「ここだと人目があるから見せることはできない。でも信じて。私の能力は浮くこと。飛ぶまではできないけど地面から30センチくらいなら浮くことができる」
「ほんと?そんなの絶対見てみたい」
「でもホント浮くだけでそれ以外はできないの」
「それでも凄いよ。あたしは紫苑のこと信じるから・・・いつか見せてくれる?」
紫苑は少しだけ何かを考えて
「・・・向こうで会えたら、でいい?」
「向こう・・・オーストラリア?」
「うん。明日の夜には帰ることになってるの」
「じゃあ今度はあたし。あたしは紫苑よりも凄いかも。だって空を飛ぶことができるから」
「え?ほんと?」
「エッヘン。ホントだよ。凄いでしょ。だからあたしも向こうで会えたら見せてあげる」
「そんなに凄いのに研究所に見つかってないんだ」
「あたしのことは絶対に見つけられないから」
「絶対に?」
「そう。絶対に。だから向こうに戻ったらあたしから会いにいくね」
「ミアンって自信あるんだね。待ってるから絶対に会いに来て」
静かに笑う二人の会話を聞く人なんて誰もいない。
ミアンにはもう一つ聞きたいことがあったから聞いてみる。
「紫苑のお兄さんって同じ能力持ってたの?」
「お兄ちゃんは・・・テレパシーって言えば分かる?」
「それってさ、スマホがなくても会話ができるってことでしょ」
紫苑は小さく声を出して笑った。
「能力とスマホを一緒にしたのって初めて聞いた。確かにその通りだね」
クスクス笑う紫苑。
「でもお兄ちゃんの場合誰でもってわけじゃないの。私にだけなの」
「そうなんだ。その時って紫苑も会話できるの?」
「私には聞こえるだけ返すことはできないんだ」
一方通行の会話なんだ。
「今でも声って聞こえるの?お墓で・・・」
「聞こえるっていうか、感じるっていうか。生きていた時はすごくはっきり聞こえてた。でも今は心の中で響くみたいな感じなの」
ミアンは考えるけどこういうパターンって初めてだから確証はない。けれど礼苑の魂は紫苑の身体にあってドリーチェのような存在であって完全なドリーチェではないのかもしれない。
あ〜・・・よく分かんない。でも反応があるってことはやっぱりドリーチェで正解なんだろうな・・・どうやって紫苑の身体から出したらいいの?
でもでも。
もし紫苑の身体から出た瞬間完全なドリーチェに変わることだってあるかも。
だったら下手に刺激しない方がいいの?
「みんなだったら・・・なんて言うのかな?」
つい本音がポロリと出る。
「みんなって?」
「あ、聞こえてたよね」
「うん」
「え〜と、なんて言うのかな。信じてもらいたいからホントのこと言うね。あたしにはあと四人能力を持った仲間がいるんだ。今はすぐには会えないけどね」
紫苑は驚いた顔でミアンのことを見ている。
「いつか。紫苑に会わせてもいい」
「ミアンの仲間ってみんな見つかってないの?」
「そうだね」
「私・・・私達も見つからなければよかった」
俯く紫苑。
「あのさ。言い難いかもだけど・・・聞いてもいい?」
「・・・お兄ちゃんのこと?」
「うん。無理には聞かない。でも話せるなら聞きたい」
顔を上げずにずっと俯いたままの紫苑。
「ごめん・・・言いたくなんてないよね。もう帰ろうか」
肩に手を当てると紫苑はゆっくりと顔を上げる。思い出していたのだろう。目の周りが赤くなっていた。
そしてポツリポツリ言葉を溢してゆく。
「私の能力はあまり使い道がないって判断した研究所はお兄ちゃんの方の能力を発展させようとした。一方通行じゃない双方向で会話ができるように。それって私にも同じ能力が必要なの。双子なんだから絶対に可能だって・・・他のみんなと隔離されて実験が始まった」
紫苑の手が少し震えているように見える。
「実験を始めても何も成果がでなかった。だから私達・・・というか私を極限状態まで追い込めば能力が開花するって思ったみたい。食べ物もない、睡眠もロクに取れなかった。本当に自分では何も考えることもできなかった。いっそ死んでしまった方が楽なんじゃないかって」
次第に目に浮かぶ涙。
「お兄ちゃんがいつも声で励ましてくれた。ある時ついに力尽きて倒れちゃった。自分が生きているのか死んでいるのかすら分からなかった。そんな極限状態になっても聞くことしかできなかった。これで死んだら私は楽になる。そしたらお兄ちゃんだって楽になるって静かに目を閉じた」
握られたコブシに涙が落ちる。
「その時一瞬だけ光を見た。幻覚だったのかもしれない。光の中でお兄ちゃんの姿を見た。そしてこう言った。ごめんな、って。どういう意味か分からなかった」
ミアンはポケットからハンカチを出して渡す。
「・・・ありがとう。私が目を覚ましたのはベッドの上だった。点滴を受けていた。それで理解したんだ。実験は失敗して終わったんだって。でもね・・・それを終わらせたのはお兄ちゃんだったの・・・・・・なんで死ななきゃならなかったのか・・・どうして死んだのか・・・私はまだ知らない。分かっているのはお兄ちゃんが私のことを助けてくれたってことだけ」
黙っている紫苑の目から大きな涙が次から次へ流れてゆく。ミアンの渡したハンカチでは足りないくらいに。
「・・・紫苑、ありがとう話してくれて」
ミアンは怒っていた。本気で怒っていた、瞳の色が変わるくらいに。
あたしはなんでこんなに怒っているの?
理由は分かっている。
紫苑達に酷いことをした人間に対して怒っている。
なのに、あたしにはどうすることもできない。人間は討伐対象じゃない。
知ってしまった。実際にこんな酷いことがある世界なんだ。
口惜しいな・・・魔法少女は人間のための正義の味方なのに守りたくない人間も守っているってことに・・・ホント口惜しいな・・・
あたしに唯一できること。
それはお兄さんを礼苑をドリーチェとして向こうの世界に帰してあげること。
「紫苑。終わらせよう」
「え?」
「だから終わらせよう。いろんなこと。お兄さんは今でも紫苑を一人にしたことを心配している。紫苑。もっと自由に生きようよ。あたしが出してあげる。あんな所から」
「それはできないよ。逃げたら・・・」
紫苑は左腕の時計みたいなモノを見せる。
「私が逃げたことが分かったらすぐに追っ手が来る。下手したら始末されるって聞いた」
「大丈夫。あたしってすごいんだから」
「ミアン。これ」
紫苑はハンカチを返す。
「ミアンもすごく泣いてるから」
「あたしの涙の分も全部お返ししてやるんだから。明日、全て終わらせる。紫苑、明日は絶対に応援に来て。待ってるから」
「うん。約束したからね。明日」
「じゃあ・・・帰ろっか。なんか気合い入ったらお腹が空いてきた」
「ならお婆ちゃんのお店に行こうよ。これから晩ご飯食べるんだ。ミアンの分くらいあると思う」
「え!ほんと?本気にしちゃうよ」
「本気にしていいよ。ちょっと連絡するね」
紫苑が電話している間、ミアンはなんとなく通り過ぎる人達のことを見ていた。
こんな喧噪の中で誰も自分達の会話なんて聞いていない。
悩みもあれば楽しさもある、悲しみがあって喜びがある。これが人間の世界なんだ。
そして
この世界を守っている存在があって・・・それがあたし達魔法少女なんだ。
よく分からないけど・・・それでもやっぱり守る世界なんだ。
妙に冷静になっているミアンに
「大丈夫だって。今日のメニューはお好み焼きだって」
「お好み焼き!いいね。ソース味って向こうじゃ食べてなかったから」
「それ私も。急にお腹減ってきた。ミアンと一緒だね」
空腹だけどいつしか笑顔になっていた。
ミアンと紫苑は人混みの中に消えてゆく。
「ん?あれって」
ミアンが通り過ぎるのを仁は見ていた。
「やっぱりミアンなのか?」
でもすぐに見失ってしまう。
「はぁ・・・そんなはずないよな・・・疲れてるんだ僕は・・・帰ろう」
そして反対側に歩いてゆく仁だった。
今は8月という・・・時間って速いな。しみじみする私です。
読んでいただきありがとうございます。
最近アップが遅くて困ります。←自分のせいなのに
それでも自分の中の期日には間に合わせようと書いてます。
こんな時間でも読んでいただけることに感謝しております。
ホントはもっと楽しくしたかったのになんか暗いです。
それって私の性格のせいなのかと考える今日この頃。
次回は明るく・・・したいと思っています。
また来週。よろしくお願いします。




