四万十川
四国を彼方此方と巡りましたが、第一印象は山と森林がとても多くて自然が豊かだが、人の住める平地が少ない、そして過疎化が随分と進行しているな~です。
人が住んでいない空き家が多かった、シャッターが閉まったままの営業していない店舗が多かった、あまり外を歩いている地元の方を見かけなかった、ですからね~
だからか、四万十市に泊まってみて、街にあまり活気が無いと感じてしまった。
東京関東圏に一極集中で、地方は人口減少が続き、大きな産業も大きな企業も少ないのだから、残念だが仕方がないのだと、少し諦め気分になりました。
これが過疎化が日々進む、地方の殆どの市町村の現状なのでしょう。
自分は都会ではないが、本当に恵まれた地方に住んでいるのだと、実感しましたよ。
過疎とならずに、今も徐々にですが人口が増えていますから・・・
香川県内の一部路線でしか、交通系ICカードのトイカも使えないのにも、驚きましたね。
県庁所在地のような一部の市を除き、人口も少ないし人口密度が低いから、走っている鉄道も運行本数が少なくなるし、当然乗車する人数も少ない。
だから、世間的には結構便利に使えると言われている、交通系ICカードの導入のため多額の投資をしても、費用回収が困難で不採算になるんだろうと思いましたね。
でも住んでいる住民が居るのだから、簡単に廃線にする訳にもいかないから、昔ながらの方法と無人駅での対応となってしまうのは、仕方ないことなんでしょう。
ドル箱路線が全く無くて不採算の路線ばかり、単独では確実に赤字になるであろう四国や北海道を、なぜ単独で分割させたのか、ちょっと理解が出来ない。
JRは7つに分割だが、NTTは東西2つに分割でしたよね~
分割の仕方に国のお役人の考えが、全く足りていなかったってことでしょうか?
朝食前に、宿で自転車をレンタルして、早朝の四万十川の風景、田園風景等を撮影してみました。
四万十川の鉄道橋を走っていたのは、土佐くろしお鉄道中村線、非電化の第三セクターの鉄道なので、1両だけのラッピングされた気動車でした。
朝7時前の早い時間帯のせいなのか、元々乗客が少ないのか、列車の窓から観える乗客は僅かでしたね。
四万十川の中では、漁師の方でしょうか、漁船で乗り付けて、網にかがった魚を獲っているらしい作業をされていましたよ。
川から引かれた灌漑用水路では、水車が回転して水田に水を補給しているらしい、なんとも写真映えする長閑な風景が広がっていました。
他の作品の宣伝です。
この『撮影旅行よもやま話集』以外にも、『日常生活よもやま話集』連載中や『 閃光 衝撃 轟音 の記憶 』完結済みが【小説家になろう】内に投稿してありますので、気が向いたら読んでみてね~
『みてみん』には、まだ『小説になろう』のエッセイに掲載していない風景写真もあったりします。




