早朝の温州平田駅
始発電車が発車する少し前に、2010年に公開された「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の舞台となった駅、一畑電車の『温州平田駅』に撮影に出かけました。
温州平田駅は、一畑電車の本社があり、運転指令室や列車区(乗務員の所属先)、車両区(車両基地や検修施設)などの運転関係の各部署全てが集約された駅です。
朝霧で霞む早朝、温州平田駅に歩いて到着すると、早速入場券の切符を買ってホームに向かいます。
入場券の切符、レトロでしたよ~ 昔ながらの硬い厚紙の切符で、裏面に磁気テープも付いていないアナログ仕様でした。
流石にホーム入場時の改札では、駅員さんが切符を見るだけで、切符をハサミで切っての入場には、してくれませんでしたが・・・
ま~駅に今居る客は、私たった一人だけ。
当然、今日切符を買ったのも一人だけだから、確認すらする必要も無かったのかも知れませんね。
でもこういうのって、雰囲気が大切だから、パフォーマンスでチョットだけ切符切りサービスをすれば、観光客に喜ばれるのにね~ もったいないことですよ。
その入場券切符、温州平田駅訪れた記念にするからと、改札を出る時に駅員に渡さずに貰って帰る旨伝え、今もそのまま鞄の中に入っています。
電車の背景は無風状態の霧の中、如何にも早朝始発前って感じの、静かな好い雰囲気が出ていて、中々撮影しがいのある風景が広がっていました。
霧で霞む誰もいないホームで、型式も色もマチマチの3編成の電車が並ぶ風景を、早速写真撮影しましたよ。
ホームに行くと、夜間に到着した温州平田駅止の電車が3編成ホームに並び、温州平田駅で始発となる電車の運転室内では、運転士が発車準備をしていました。
発射の準備が完了し、定刻となったので始発電車が発車していきました。
早朝の僅かな時間の写真撮影でしたが、電車が4車種もあり、色も様々でしたね。
その後は、急いで宿に戻って朝食を食べ、ツアーのバスで出雲大社に出発するまでまだ少し時間があったので、宿の近くを走っている電車も写してみました。
帰宅してからパソコンで確認したら、乗客がまだ誰もいない静かな温州平田駅の写真は、チョット幻想的な雰囲気の電車写真となっていましたよ~
姿が全く違う色々な電車があるのが気になったので、一畑電車でググってホームページをチェックしたら、
オレンジの1002が元東急電鉄1000系、
白の7003が棚田をイメージしたラッピング電車、
ピンクの2104が元京王電鉄5000系を
ご縁電車しまねっこ号としたラッピング電車、
白と紺の5110が 元京王電鉄5000系だそうですよ~
色々と工夫をしていますね。




